12:千葉県
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長生村:特定環境保全公共下水道
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について本村の下水道事業は整備の未だ途中で、過去に面整備を推進するために短期間に多額の事業費をかけたため企業債残高が高い状況にあり企業債償還金が経営を圧迫する大きな要因となっています。集計方法をH28年度に下水道事業を公共下水道事業と特定環境保全公共下水道に分けたため数値は各々の按分数値となっています。①収益的収支比率事業計画に沿って管渠建設工事等を実施中であり、地方債償還金の支出を使用料等の収入で賄えてないため低水準になっています。④企業債残高対事業規模比率事業計画に沿って区域拡大をしており管渠建設工事を実施していることから、新たな企業債が増加しているため類似団体に比べ高い値を示しています。⑤経費回収率汚水処理費が増加しており、使用料で賄うべき費用が賄えておらず、類似団体と比して低い値となっています。⑥汚水処理原価有収水量は増加しているが、修繕料など維持管理等の汚水処理費が増加しているため類似団体に比べ高い値となっています。⑦施設利用率施設利用率は水洗化率の向上に伴い増加傾向にありますが、最大水量に対応できるよう整備されていることから6割程度で推移しています。⑧水洗化率近年は増加傾向であり、今後も加入促進を図り引き続き水洗化率向上の取組を進めます。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について終末処理場(長生浄化センター)は、平成9年の供用開始より22年が経過し、機械設備等の老朽化と地域特性の塩害による腐食が発生しています。このため村では長寿命化計画を策定し、施設の重要度別に修繕計画を策定し平成27年度から平成31年度までの5ヵ年をかけて改築・更新工事を実施しています。また、令和2年度よりストックマネジメント計画を策定し、引き続き機械設備等、老朽化した設備の修繕を計画的に進めていきます。なお、管渠についてはマンホールポンプ場の水中ポンプが絶縁不良を起こし機能低下を招く事象が頻発しているところから順次交換工事を実施していき、今後老朽化する管渠について計画的な整備を進めていきます。 |
全体総括使用水量については、人口減少、節水型社会への移行等により減少傾向にあり、今後もその傾向が続くものと想定されます。また、費用については、施設の修繕や機械設備の交換、企業債償還金についても令和5年度まで高水準で続く見込みとなっておりますが、最近頻発している機械設備の故障または今後想定される管渠等の老朽化対策が図れるよう企業会計への移行、使用料見直し検討に取り組み改善を目指すが、依然として一般会計からの繰入金(基準外繰入)に頼らざるをえない状況にあります。他には施設整備の選択と集中、工事コストの縮減、事業規模の縮小や事業内容の精査を行い、関連施設等の適切な維持管理に努めるほか、更新等については状況に応じて時期の延伸やダウンサイジングなど、トータルコストの縮減に努めて行政サービス水準の低下を招かないように事業の安定的な運営に努めていきます。 |
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日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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