事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 上士幌町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 4,721人 | 現在処理区域内人口 | 3,500人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,303人 | 現在処理区域面積 | 205ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,130m³/日 | 下水管布設延長 | 39km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
令和6年度決算に係る①~⑧の表については、前年度との比較対象のグラフによる表となっています。表①の経常収支比率は、料金収入や一般会計からの繰出金等の総収益で、維持管理などの総費用に地方債償還金を加えた費用をどの程度賄えるかを表す指標となっています。令和6年度は、86.29%となっています。表②の累積欠損金比率は、193.18%で全国平均及び類似団体平均値より高い数値となっています。表③の流動比率は、全国平均及び類似団体平均値に比べて低い水準となっています。表④の起債残高規模を示す値については、全国平均及び類似団体平均値に比べて高い水準となっています。表⑤の経費回収率は、37.13%と使用料金収入で回収すべき経費を賄えていない状況にあり、全国平均及び類似団体平均値に比べて低い水準となっているため、不足分は一般会計からの繰出金で賄われているので、経費の削減や汚水処理費に見合った料金の確保を検討しなければなりません。表⑥の汚水処理原価は、全国平均及び類似団体平均値より高い数値となっています。表⑦の施設利用率は、全国平均及び類似団体平均値より高い数値となっています。表⑧の水洗化率は、94.37%となっており、全国平均及び類似団体平均値より高い数値となっています。
老朽化の状況について
上士幌町の公共下水道管渠は、平成5年から建設し、総延長39kmです。下水道管渠の耐用年数は50年と言われていることから、本町の下水道管渠が耐用年数を経過するのは、概ね20年先となります。下水道管理センターは、平成8年から供用開始をしており、25年以上が経過しているため機器の故障などによる機能停止を未然に防止するため、平成22年度及び平成26年度に長寿命化計画、令和6年度にストックマネジメント計画を策定し、計画的に設備機器の改築更新を行っています。
全体総括
今後の下水道事業は、処理施設における電気設備の老朽化による機器更新事業と耐震化事業を行っていかなければなないため、多大な事業費が必要となります。しかし、現在の下水道事業の経営状況は、汚水処理に係る経費を下水道使用料では賄いきれず、一般会計からの繰出金を受けている状況にあります。このような状況から、健全な下水道経営を運営するため、収入では、施設管理費に見合う使用料の確保、支出では適正な施設整備費への投入や施設維持管理費の削減等が必要となります。また、令和7年度で中長期的な経営の基本計画となる「上士幌町公共下水道事業経営戦略」も改定することとしています。
経営状況
収支構造
総額1.6億円
総額1.8億円