事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 上士幌町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 4,821人 | 現在処理区域内人口 | 3,558人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,510人 | 現在処理区域面積 | 205ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,130m³/日 | 下水管布設延長 | 39km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①のグラフは、料金収入や一般会計からの繰出金等の総収益で、維持管理などの総費用に地方債償還金を加えた費用をどの程度賄えるかを表す指標となっています。R4年度は、R5年度からの公営企業会計移行に伴い、R5年3月31日で打切決算としたため、料金収入等の総収益が減収となり、収益的収支比率が前年度より26.61ポイント下がった結果となっています。⑤のグラフは、使用料で回収すべき経費をどの程度賄えるかを表した指標です。本町は類似団体の平均値より大幅に下回っており、不足分は一般会計からの繰出金で賄われていることから、経費の削減や汚水処理費に見合った料金の確保を検討しなければなりません。⑥のグラフは、有収水量1㎥当たりの汚水処理に係る経費を表した指標です。本町は、類似団体の平均値より上回っているため、維持管理費の削減等の経営改善を図る必要があります。⑦のグラフは、下水道処理施設が一日に対応可能な処理能力に対する一日平均処理水量での利用状況を表した指標となっています。本町の下水道施設は、汚水処理に見合った施設規模となっています。⑧のグラフは、現在の処理区域内人口のうち、実際に水洗トイレを設置して汚水処理している人口の割合を表した指標となっています。R4年度は、処理区域内人口の減少と水洗化人口の増加により、水洗化率が増加しています。
老朽化の状況について
上士幌町の下水道管渠は、平成5年から建設し、総延長39kmです。下水道管渠の耐用年数は50年と言われていることから、本町の下水道管渠が耐用年数を経過するのは、概ね20年先となります。下水道管理センターは、平成8年から供用開始をしており、25年以上が経過しているため機器の故障などによる機能停止を未然に防止するため、平成22年度及び平成26年度に長寿命化計画、令和元年度にストックマネジメント計画を策定し、計画的に設備機器の改築更新を行っています。
全体総括
今後の下水道事業は、処理施設における電気設備の老朽化による機器更新事業と耐震化事業を行っていかなければなないため、多大な事業費が必要となります。しかし、現在の下水道事業の経営状況は、汚水処理に係る経費を下水道使用料では賄いきれず、一般会計からの繰出金を受けている状況にあります。このような状況から、健全な下水道経営を運営するため、収入では、施設管理費に見合う使用料の確保、支出では適正な施設整備費への投入や施設維持管理費の削減等が必要となります。また、中長期的な経営の基本計画となる「上士幌町公共下水道事業経営戦略」も策定しています。
経営状況
収支構造
総額1.0億円
総額8,266.8万円