事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 柏崎市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D1 |
| 行政区域内人口 | 75,627人 | 現在処理区域内人口 | 4,349人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,025人 | 現在処理区域面積 | 331ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,200m³/日 | 下水管布設延長 | 71km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を上回り、累積欠損金比率が0であるため、経営の健全性は保たれている。しかしながら、令和6(2024)年度の経常収支比率については、前年度と比べ、有収水量の減少に伴う使用料収益の減少及び一般会計からの繰入金の減少により悪化した。また、施設の改築更新も計画されていることから、更なる減少が見込まれる。流動比率は100%未満であるが、類似団体平均より高い数値になっている。また、企業債の償還に充てる原資は、今後の使用料収入と繰入金から得る予定であり、支払能力不足にはなっていない。企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均よりかなり低い数値であるが、今後は支払能力不足とならないよう、適切に企業債を借り入れる予定である。令和6(2024)年度の経費回収率は、使用料収入の減少が影響し、100%に満たず、経費を使用料で賄えていないことを示している。また、汚水処理原価は、令和3(2021)年度以降増加しており、令和6(2024)年度類似団体平均と同程度となった。水洗化率は類似団体平均より高い数値であり、面的整備が完了していることを示している。今後も接続率の向上に努めていく。今後も、人口減少などに伴う使用料収益の減少などを考慮し、経費の削減を始めとした経営努力を継続する。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、類似団体平均より高い数値となっている。平成11(1999)年の供用開始から25年が経過する石地アメニティライフセンターの改築更新を令和9(2027)年度から実施する予定となっている。管渠老朽化率は、新潟県中越沖地震に伴う災害復旧作業により管渠の更新が進んだため、耐用年数を超えた管渠は存在していない。今後も現況調査を継続的に実施し、更新、耐震性能の向上を図っていく。管渠改善については、今後も計画に基づいた汚水管、雨水管の更新を行うとともに、長寿命化を検討しながら経費削減を図っていく。
全体総括
令和6(2024)年度は有収水量の減少に伴う使用料収益の減少及び一般会計からの繰入金の減少に伴い、経常収支比率も悪化した。今後は人口減少による使用料収益の減少、一般会計からの繰入金の減少及び物価高騰等の影響から、経常収支比率及び経費回収率の更なる減少が見込まれる。今後は令和7(2025)年度に新たに策定した「水ビジョン~経営戦略~」に基づき、適切な更新、修繕を行う中で、使用料の改定時期の検討や新たな財源の確保、経費節減等の経営改善に取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額3.3億円
総額3.2億円