事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 柏崎市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bd1 |
| 行政区域内人口 | 75,627人 | 現在処理区域内人口 | 53,941人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 53,565人 | 現在処理区域面積 | 1,840ha |
| 晴天時現在処理能力 | 40,700m³/日 | 下水管布設延長 | 435km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を上回り、累積欠損金比率が0であるため、経営の健全性は保たれている。しかし、今後、更なる使用料収益及び一般会計からの繰入金の減少が見込まれ、また、施設の改築更新も計画されていることから、健全な経営維持を行う努力が必要である。流動比率は100%未満であり、令和6(2024)年度は前年度に続き、類似団体平均を大きく下回った。ただ、企業債の償還に充てる原資は、今後の使用料収入と繰入金から得る予定であり、支払能力不足にはなっていない。企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均より低い数値であるが、今後は支払能力不足とならないよう、資本費平準化債を含め、適切に企業債を借り入れる予定である。経費回収率は100%以上であり、経費を使用料で賄っていることを示しており、令和6(2024)年度は、汚水処理費が減少したため前年度と比較し増加した。汚水処理原価は、類似団体平均に比べ低く、有収水量1㎥当たりのコストが低いことが確認できる。水洗化率は類似団体平均より高い数値であり、面的整備が完了していることを示している。今後も接続率の向上に努めていく。今後も、人口減少などに伴う使用料収益の減少などを考慮し、経費の削減を始めとした経営努力を継続する。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、類似団体平均より高い数値となっている。昭和56(1981)年の供用開始から43年が経過する自然環境浄化センター等の改築更新を順次実施する計画となっている。管渠老朽化率は、新潟県中越沖地震に伴う災害復旧作業により管渠の更新が進んだため、耐用年数を超えた管渠は存在していない。今後も現況調査を継続的に実施し、更新、耐震性能の向上を図っていく。管渠改善については、今後も計画に基づいた汚水管の更新を行うとともに、長寿命化を検討しながら経費削減を図っていく。
全体総括
令和3(2021)年7月に使用料改定を行ったが、公共下水道事業等を含めた下水道事業全体の中で経営を維持している状態である。また、今後人口減少による使用料収益の減少、一般会計からの繰入金の減少及び物価高騰等の影響から、経常収支比率及び経費回収率の更なる減少が見込まれる。今後は令和7(2025)年度に新たに策定した「水ビジョン~経営戦略~」に基づき、適切な更新、修繕を行う中で、使用料の改定時期の検討や新たな財源の確保、経費節減等の経営改善に取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額33.5億円
総額30.4億円