事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 上市町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D1 |
| 行政区域内人口 | 18,550人 | 現在処理区域内人口 | 2,880人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,674人 | 現在処理区域面積 | 124ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,300m³/日 | 下水管布設延長 | 48km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本事業は、R6から法適用している。①経常収支比率は116.3%となり、類似団体とほぼ同等の値となった。神田浄化センターを中新川広域行政事務組合の処理場へ接続して処理しているため、経常費用が抑えられている。②純損失が無く、累積欠損金が生じなかった。③流動比率は22.43%と非常に低い。一般会計から繰入を受けて事業を運営しており、独立採算が非常に難しいことを示している。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比較すると非常に低い。地方債残高は前年比△114,886千円と減少している。⑤経費回収率は65.59%と類似団体と比較すると低い値となった。経費に対して収益が伸びないことが理由ではあるが、下水道料金を中新川広域行政事務組合下水道と同額としているため増加が望めない状態である。⑥汚水処理原価は約272.89円と、類似団体よりも高い。現在、石仏浄化センター公共の処理場への接続工事を行っているため、接続後には汚水処理費が抑えられる見込みである。⑦施設利用率は84%と高く施設の効率性が図られているといえる。⑧水洗化率は92.85%と高い。今後も水洗化率の向上に努めていく。
老朽化の状況について
①本年度から法的化したため昨年度比率の数字がないが、3.5%と非常に低い数値となっている。事業開始がH4からのため、施設の老朽化が喫緊ではないためだと思われる。②③管渠については、初期の管渠は布設後30年が経過し始めているため、今後、管渠の点検等が必要となってくる。標準耐用年数50年が経過するR24(2042年)以降に、事業費を平準化させて老朽化対策を実施する必要がある。
全体総括
本年度から公営企業会計を適用した。人口が減少しているため収益の上昇は見込まれない半面、施設備品の更新が必要となってくるため費用の増加が予想される。R1に料金改定を行っているが、以降の料金改定についても中新川広域行政事務組合下水道の改定タイミングに合わせて行う予定。同一町内の下水道は料金を同じとしており、独自での料金改定を行わないため、収支比率や経費回収率の改善は見込めない。現在、石仏浄化センターを中新川広域行政事務組合下水道に接続する工事を行っており、完了した後は経費の改善があると思われる。また、汚水管渠の面的整備事業は終了しているが、今後は近隣団体との広域連携や委託業務の共同発注等等、事業継続のため根本的な検討をする必要があると思われる。
経営状況
収支構造
総額2.8億円
総額2.5億円