事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 出雲崎町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 3,831人 | 現在処理区域内人口 | 1,917人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,880人 | 現在処理区域面積 | 117ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,200m³/日 | 下水管布設延長 | 41km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率:100%を上回り当年度の収支が黒字であることを示している。③流動比率:企業会計移行初年度であり内部留保がない状態のため平均値と比較しても低い水準である。流動負債の大半は企業債償還金であるが、短期債務の支払いに不足は生じていない。④企業債残高対事業規模比率:平均値と比較し低い水準であるが、人口減少による使用料収入減少及び施設老朽化による更新費用の増加による企業債残高の増加が懸念される。⑤経費回収率:平均値と比較し高い水準となっているが、人口減少による使用料収入の減少と汚水処理費の高騰により指標値である100%を下回っている。⑥汚水処理原価:平均値と比較し低い水準であるが、施設老朽化による更新費用の増加、人口減少による有収水量の減少が懸念される。⑦施設利用率:平均値と比較し低い水準であり、人口減少の影響により施設利用率の更なる低下が懸念される。なお、本指標は処理場の日平均処理水量を施設の最大処理能力で除した数値であり、処理能力は夏場の観光客・帰省客等を考慮しているため低めに算出される傾向にある。
老朽化の状況について
②管渠経年化率:法定耐用年数を超過した管渠はまだないため、0%である。管渠清掃、点検により耐用年数の延伸に努める。③管渠改善率:法定耐用年数を超過した管渠がなく更新工事を実施していないため、0%である。ただし、処理場については、電気機械設備の多くが耐用年数を迎え更新等が必用な状況である。H30年度からストックマネジメント計画を策定し、設備更新対策事業に取り組んでいる。
全体総括
令和6年度より法適用事業(公営企業会計)に移行したため、単年分の分析表となっている。現在の経営状況は平均値と比較し良好な指標の項目もあるものの、人口減少に伴う使用料収入の減少が見込まれること、老朽化施設・管渠の更新に係る費用は物価高騰等の影響により年々上昇している状況であることから、今後の経営状況は厳しくなることが予想される。料金は、類似団体に比べ高額と考えられ水洗化率も高いため大幅な収入増は見込めない状況。当初建設の起債償還は減少しながら令和12年度に終了するため、将来は農業集落排水の統合を視野に料金収入を現在より多く確保して基準外繰入の解消、人口減少による料金収入減に対応していく。設備更新、長寿命化については流入水量に見合った設備とし国県の情報提供、指導により補助事業を有効活用しながら経営改善に努める。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.9億円