事業・施設概要
| 都道府県 | 栃木県 | 経営主体 | 下野市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 59,381人 | 現在処理区域内人口 | 5,287人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,958人 | 現在処理区域面積 | 184ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 78km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
1)経常収支比率(左表1-①)100%以上であることから収支は黒字であり、類似団体平均値と比較しても高い水準である。しかし、未だに繰入金に依存した収入構造となっているため、更なる収入の確保と経費削減に努める必要がある。2)流動比率(左表1-③)100%以上であることから、短期的な債務に対する支払い能力は確保されている。3)企業債残高対事業規模比率(左表1-④)前年度より減少となり、類似団体平均値と比較しても低い水準となっている。今後も経営戦略に基づき適切な企業債借入を実施し、更なる経営健全を図る。4)経費回収率(左表1-⑤)類似団体平均値と比較して高い水準であるが100%未満であり、使用料収入により汚水処理費用が賄えていない状態にあるため、今後は、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減に努める必要がある。5)汚水処理原価(左表1-⑥)類似団体平均値と比較しても下回っており、有収水量1㎥あたりの費用を比較的低く抑えられている。6)水洗化率(左表1-⑧)前年度より増加しているが、類似団体平均値と比較して若干下回っている。管渠整備は進んでいるが、改築に合わせ接続を予定している世帯が多く、更なる接続に向けた普及啓発が必要である。
老朽化の状況について
1)有形固定資産減価償却率(左表2-①)類似団体平均値と比較して低い数値であるが、年々老朽化が進行しているため、計画的な施設の更新を行う必要がある。2)管渠老朽化率(左表2-②)H10年度から供用を開始しており、現在までのところ法定耐用年数に達した管渠はない。将来の更新需要に備え、現在の経営状況の改善を図り、計画的な施設更新を行う必要がある。3)管渠改善率(左表2-③)上記管渠老朽化率の記載のとおり法定耐用年数に達した管渠はない。将来の更新需要に備え、現在の経営状況の改善を図り、計画的な施設更新を行う必要がある。
全体総括
経常収支比率及び経費回収率ともに類似団体より比較的高い水準となっており、類似団体に比べて汚水処理原価も廉価となっているが、現状、使用料収入で汚水処理費用を賄えていない状態にある。一方、近年の人件費・物価高騰や、将来的な人口減少による使用料収入の減少の影響等により、今後は経常収支比率や経費回収率が悪化していくことが予想される。また、今後は施設の老朽化に伴う更新費用が増大することも見込まれる。現状では財源不足分を繰入金で補てんしており、総収益に占める繰入金の割合は依然として大きいため今後、適正な使用料収入の確保や汚水処理費の削減が必要である。
経営状況
収支構造
総額2.7億円
総額2.2億円