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年々減少を続け、前年度より0.01ポイント減の0.32となっている。これは類似団体平均を0.31ポイント、全国平均を0.17ポイント下回り、秋田県平均を0,03ポイント上回っている。本市の面積は、1,209.08平方キロメートルと類似団体の中でも上位に位置し、行政サービスの範囲が広い。また、1次産業の就業割合が平成22年国勢調査で11.8%と高く、自主財源比率が低いことから、類似団体の平均値を大きく下回っている。今後、歳入では産業振興と徴収率の向上による税収増加に努め、歳出を一層スリム化し財政基盤の強化を図っていく。
歳入における地方税、地方交付税の増、歳出における人件費、公債費の減等により、平成24年度決算の経常収支比率は89.5%となり、前年度を0.3ポイント下回っている。これは、類似団体平均を0.7ポイント、全国平均を1.2ポイント下回り、秋田県平均を1.4ポイント上回っている。今後、合併算定替の逓減による地方交付税の減が見込まれるため、市債の繰上償還や公共施設管理の合理化等による経常経費の一層の削減を図り、比率が悪化しないよう財政構造の改善に努める。
前年度より762円増加の174,952円となっている。これは類似団体平均を56,133円、全国平均を58,498円、秋田県平均を25,990円上回っている。面積が広大で豪雪地帯であるため、除雪の経費が大きいこともあり、類似団体平均を大きく上回っている。今後、事務事業の整理、統合、効率化を早期に進め、行政コストの軽減を図っていく。
前年度と同じ103.1となっている。これは、類似団体平均を2.9ポイント、全国市平均を3.5ポイント下回っている。合併前の各団体も低いラスパイレス指数で推移しており、合併後も類似団体平均を下回る値で推移している。今後も人事院勧告及び人事委員会勧告等を参考にして、地域の実情を考慮し、職員間の不均衡がないように調整を図りながら適正な水準を保つよう努める。
年々減少傾向にあり、前年度より0.29ポイント減の11.17人となっている。これは類似団体平均を3.92ポイント、全国平均を4.17ポイント、秋田県平均を1.99ポイント上回っている。1市7町と2消防事務組合が合併し、面積も広大であることから、行政サービスを確保するため支所・出張所を多く配置する必要があり、類似団体平均を上回っている。今後は、第二次行政改革大綱に沿った機構改革、施設の統廃合や事務の一層の効率化を図り、定員管理に努める。
前年度より1.5ポイント減の15.8%となっている。これは類似団体平均を5.5ポイント、全国平均を6.6ポイント、秋田県平均を2.3ポイント上回っている。平成18年度決算で18%を超え、平成20年度にピークの20.9%となっていたが、公債費負担適正化計画を策定し、計画に沿った財政運営、市債の繰上償還を積極的に行った結果、平成23年度決算で18%を下回ることができた。平成24年度決算においても比率は改善されているが、今後も市債発行を抑制し、更なる改善を図る。
前年度より19.4ポイント減の149.0%となっている。これは類似団体平均を90.8ポイント、全国平均を89.0ポイント、秋田県平均を52.6ポイント上回っている。1市7町の合併市である本市は、他団体と比較し、市債残高、職員数ともに高水準にあるため、将来負担比率は類似団体平均を大きく上回っている。しかしながら、市債の繰上償還、交付税算入率の高い地方債の活用、充当可能基金の増額等により年々改善されている。今後も、プライマリーバランスを確保しながら、実質公債費比率とともに減少に努める。
前年度より1.0ポイント減の24.0%となっている。これは類似団体平均を1.0ポイント、全国平均を0.8ポイント、秋田県平均を0.5ポイント下回っている。定員適正化計画に基づく新規採用者の抑制を行っているため人件費は減少傾向にある。今後も人件費については、定員の適正化を図り、比率の低下に努めていく。
前年度より0.2ポイント減の13.2%となっている。これは類似団体平均を0.3ポイント、全国平均を0.1ポイント下回り、秋田県平均を1.7ポイント上回っている。広大な面積に散在する公園、公民館、観光、農業の各施設の管理費が物件費の大きな割合を占めているため、今後、施設の統廃合等を検討し管理の効率化を図っていく。
前年度より0.1ポイント増の6.2%となっている。これは類似団体平均を3.3ポイント、全国平均を5.0ポイント、秋田県平均を1.9ポイント下回っている。介護・訓練等給付事業費、福祉医療費の増が増加の主な要因である。今後は、高齢化社会の進行や生活保護費の動向などに注視する必要がある。
前年度より2.3ポイント増の17.5%となっている。これは、類似団体平均を3.5ポイント、全国平均を5.0ポイント、秋田県平均を2.3ポイント上回っている。その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っている要因は、下水道事業等、特別会計への繰出金が他団体と比較して大きいことによる。今後、独立採算の原則に立ち返った上下水道料金の改定や下水道加入率の促進を図りながら、経費削減に努める。
前年度より0.5ポイント増の5.2%となっている。これは、類似団体平均を5.2ポイント、全国平均を4.9ポイント、秋田県平均を4.6ポイント下回っている。類似団体平均を下回っている主な要因は、1市7町の合併によって一部事務組合に対する負担金が他団体より少ないことである。今後も、行政改革大綱や集中改革プランに沿って、市単独補助金の終期設定、統廃合等の見直しを行い経費削減を図っていく。
前年度より2.0ポイント減の23.4%となっている。これは類似団体平均を5.6ポイント、全国平均を4.6ポイント、秋田県平均を4.4ポイント上回っている。市債の繰上償還、新規発行の抑制を行ってきたことにより、公債費に係る経常収支比率は年々改善傾向にある。今後も、負担の軽減を図るため繰上償還、新規発行の抑制を行っていく。
前年度より1.7ポイント増の66.1%となっている。これは類似団体平均を6.3ポイント、全国平均を5.8ポイント、秋田県平均を3.0ポイント下回っている。類似団体197団体中、扶助費が14番目、補助費等が30番目となっているが、物件費が91番目、その他が173番目と経常収支比率を押し上げる要因となっている。今後、施設管理の効率化、定員の適正化等を図り、経費削減に努める。
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