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2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2023年度)
財政力
財政力指数の分析欄
類似団体平均と比較し、0.02ポイント増の0.37となっている。基準財政収入額は前年度と比較し、42,370千円増の1,096,254千円、基準財政需要額は60,827千円増の2,911,677千円となったため、単年度では0.38となり、5年度を含む過去3ヵ年の平均値で算出される財政力指数は、前年度の0.36から0.01の増となっている。今後も社会保障費をはじめ、公共施設の長寿命化対策や更新費用の増加が見込まれるため、スクラップアンドビルドの原則に基づき、歳出の見直しを図るとともに企業版ふるさと納税の導入や、徴収等の強化により自主財源の確保に努める。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
類似団体平均と比較して0.4%増の87.7であり、前年度と比較すると3.2%増となっている。これは前年度に比べて、主に人件費や補助費等といった経常一般財源等の増加により、分子の増となったためである。公共施設の老朽化に伴う長寿命化対策や更新費用の増加が見込まれることから、事務事業の見直し・点検の実施を通して、経常経費の抑制に努める。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体平均と比較し、107,865円減の195,260円となっている。人件費・物件費等とも前年度に比べ増加傾向であるが、定住促進対策や子育て世帯支援制度の効果による年少人口等の増加もあり、相対的に減少している。今後も行政サービスを維持しながら、事務事業の見直しや、指定管理者制度等によるアウトソーシングを推進することでコスト削減に努める。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体平均と比較し、1.7ポイント増の97.9%となっている。これは職員全体に占める管理職の割合が多いこと、また中堅職員の昇格昇給に伴いラスパイレス指数は高めの水準を推移している。国の人事院及び福島県人事委員会の勧告に準拠し、給与体系の見直しや各種手当の改正等により、引き続き給与の適正化に努める。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
類似団体平均と比較し、2.86人減の11.16人となっている。行政事務の多様化や世代間の職員数是正により職員採用を行っているが、定員適正化計画に基づき退職者不補充を原則としつつ、計画的な採用に努め、引き続き必要最小限の人員体制にて事業執行に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
類似団体平均と比較し、0.9%減の7.3%となっている。これは分母となる標準税収入額の増(前年度比52,018千円、4.0%増)及び分子の元利償還金の減(前年度比37,091千円、8.1%減)により、単年度比率が7.1%となったため、3ヵ年平均では前年度と同率となっている。今後の見通しとしては、(仮称)子育て支援センター建設事業など大型事業に係る元利償還金の増加が見込まれるため、比率の悪化が想定される。できる限り地方債の発行を抑制しつつ、長期的な視点による財政運営に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
類似団体平均と同率の0.0%となっている。これは元金償還額が地方債発行額を上回ったことによる地方債現在高の減(前年度比309,416千円、8.0%減)と、財政調整基金等の積立てによる充当可能基金の増(前年度比222,494千円、8.7%増)により、前年度と同様にマイナスとなっている。今後の起債借入については、(仮称)子育て支援センター建設事業など大型事業を予定しているため、投資的事業の優先順位や取捨選択を行うことで、将来世代との均衡を図り、財政の健全化に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)
人件費
人件費の分析欄
類似団体平均と比較し、6.2%増の31.0%となっている。これは中堅職員の昇格昇給に伴う職員給の増、また会計年度任用職員の増員により高い傾向が続いている。退職者不補充の原則に基づいた必要最小限の職員採用にとどめ、管理職職員の適正化を図るとともに、効率的な組織編成や人員配置、事務事業の見直し等により人件費の抑制に努める。
物件費
物件費の分析欄
類似団体平均と比較して3.2%減の11.0%であるが、前年度と比較すると0.3%増となっている。これは基幹システムをはじめとした各種システムの保守料・リース料等の増によるものである。今後も物価高騰による各種システム関係経費や公共施設の維持管理経費等の増加が見込まれるため、委託内容の精査や全体的な事務事業の見直しにより物件費の抑制に努める。
扶助費
扶助費の分析欄
類似団体平均と比較して0.6%減の3.4%であるが、前年度と比較すると0.3%増となっている。これは障がい福祉サービス等給付事業費の事業量の増によるものである。今後も高齢化率の上昇や子育て支援策等に伴い、社会保障費の増加が見込まれることから、生活指導・各種健診等の推進や事業の見直し、効果の検証などにより適正なサービスを維持しながら引き続き財政健全化に努める。
その他
その他の分析欄
類似団体平均と比較して1.8%減の10.6%であるが、前年度と比較して0.8%増となっている。これは村民プール変電設備修繕をはじめとした公共施設の維持補修費の増によるものである。なお、特別会計への繰出金は、少子高齢化の影響による国民健康保険特別会計繰出金、介護保険特別会計繰出金、後期高齢者医療特別会計繰出金の増加が危惧される。公営企業会計についても、独立採算制の原則に基づいた料金の見直しを行うなど、一般会計の負担とならないよう節度ある財政運営に努める。
補助費等
補助費等の分析欄
類似団体平均と比較し、2.7%増の18.9%となっている。これは安達地方広域行政組合(一部事務組合)負担金及び本宮方部学校給食センター負担金の増によるものである。今後は、補助金の目的や内容の再確認のほか、妥当性の検証や見直しを行い、整理や合理化による補助費等の抑制に努める。
公債費
公債費の分析欄
類似団体平均と比較して2.9%減の12.8%となっている。これは平成15年度に発行した臨時財政対策債、臨時地方道整備事業債等の償還終了によるものである。今後は(仮称)子育て支援センター建設事業などの大型事業を予定しているため、起債借入による公債費の増加が見込まれるが、計画的な償還を図るとともに、交付税措置が見込める起債の活用や事業の取捨選択により、将来負担の軽減に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
類似団体平均と比較し、3.3%増の74.9%となっている。今後ともスクラップアンドビルドの原則に基づいた事務事業の見直しを行うことで、経常経費の削減に努め、経常収支比率の抑制に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
目的別歳出の分析欄
類似団体平均及び前年度比較による増減幅の大きい項目については、農林水産業費、商工費、災害復旧費である。これら3項目のうち、まず農林水産業費は、住民一人当たり53,339円と、前年度63,165円を9,826円下回っている。これは堆肥センターの指定管理制度移行による会計年度任用職員及び地方創生臨時交付金による水稲次期作支援交付金等の皆減によるものである。商工費は、住民一人当たり16,822円と、前年度20,024円を3,202円下回っている。これはアットホームおおたま指定管理料の減及び地方創生臨時交付金による村内温泉施設日帰り入浴助成金等の事業量の減によるものである。災害復旧費は、住民一人当たり555円と、前年度35,849円を35,294円下回っている。これは令和4年8月の豪雨災害による公共土木施設、農業施設、林業施設、社会教育施設災害復旧事業の皆減によるものである。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり560,703円であり、全ての項目で類似団体平均を下回っている。なお、類似団体平均を下回っているものの、前年度に比べて大きな増減のあった項目は普通建設事業費(うち新規整備)と災害普及事業費の2項目であり、普通建設事業費(うち新規整備)については、普通建設事業費の大部分を普通建設事業費(うち更新整備)が占めたための減によるもの。災害復旧事業費については、令和4年8月の豪雨災害による公共土木施設、農業施設、林業施設、社会教育施設災害復旧事業の皆減によるものである。
実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)
分析欄
令和5年度決算については、標準財政規模に対する財政調整基金残高が35.69%と昨年度に比べ2.31%上昇した。標準財政規模で比較すると高めの数値で推移しているものの、当初予算をはじめ、予算編成時には財政調整基金の取り崩しによる予算措置が必要となるため、決算剰余金を中心に積立を行い、年度末現在高が当初を上回るような財政運営に努める。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)
分析欄
令和5年度を含む過去5年間は各会計とも黒字となっているが、水道事業については令和8年度まで石綿セメント管更新事業が続くことを踏まえ、単独事業の抑制や更なる経常経費の削減を図っていく。また農業集落排水事業特別会計については、一般会計からの繰入を行っている現状を十分把握し、新築家屋等への加入(接続)や滞納金の徴収を強力に推進するとともに、令和6年度からの地方公営企業法適用化に向け、取組の推進を図る必要がある。今後とも一般会計、特別会計、公営企業会計の全体のバランスを念頭に置きながら健全な財政運営を図っていく。
実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄
元金償還金については、平成14年度借入の臨時財政対策債、大山・松沢線道路改良事業及び平成23年度借入の大玉中学校・大山小学校体育館耐震改修事業等の償還終了に伴い大幅な減少となっている。公営企業債の元利償還金に対する繰入金については、高資本対策に要する経費に係る繰出基準額の減によるものである。組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等については、平成25年度借入の消防緊急デジタル無線整備事業及び平成30年度借入の化学消防自動車購入事業の償還終了に伴う減である。債務負担行為に基づく支出額については、本宮方部学校給食センターの設備改修が予定されており、今後支出額が増加する見込みである。公債費のピークを念頭に置き、地方債の発行を抑制しつつ、長期的な視点を持って財政運営を図っていく。
分析欄:減債基金
将来負担比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄
一般会計等における地方債の現在高については、元金償還額が新規発行額を上回っているため減少が続いている。債務負担行為に基づく支出予定額については、本宮方部学校給食センターの設備改修により増加が続く見込みである。公営企業債繰入見込額については、補償金免除繰上償還を実施した影響で年々減少傾向にある。組合等負担等見込額については、緊急防災・減災事業債の借入による交付税措置で、公債費残高より将来の交付税算入見込額が多くなるため負担見込額がマイナスとなっている。退職手当負担見込額については、特別職の支給予定額及び職員の昇格・昇給に伴い増加している。充当可能基金については、決算剰余金が生じた際に財政調整基金を中心に積立しているため増加している。充当可能特定歳入については、公営住宅使用料の平均充当率の増である。基準財政需要額算入見込額については、その他の下水道事業に係る地方債年度末現在高の減及び公債費の算入見込額の減である。令和5年度においても償還額が起債発行額を上回ったため地方債現在高は減少したが、今後は(仮称)子育て支援センター建設事業等の大型事業が控えているため、引き続き地方債の発行を抑制しつつ、現在高だけでなく将来にわたる負担額を念頭に置いた財政運営を図っていく。
基金残高に係る経年分析(2023年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)令和5年度末の基金残高は、一般会計で約25.0億円となっており、前年度から1.6億円増加している。これは、財政調整基金0.9億円、その他特定目的基金0.7億円の積立が増加したことによる。(今後の方針)今後とも不測の事態に備えるとともに、公共施設の老朽化に伴う長寿命化対策や施設の更新費用などをはじめ、将来的な財政需要の増大にも対応していけるよう決算剰余金を中心に積立を行っていく。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)令和5年度末の基金残高は、約11.4億円となっており、前年度から約0.9億円増加している。これは、村税収入や各種交付金の増により積立が取崩しを上回ったため、約0.9億円の積立を行ったことによる。(今後の方針)不測の事態に備えるとともに、毎年2億円程度の取崩しを行い当初予算の編成を行っているため、決算剰余金により微増であっても積立を行っていく。
減債基金
減債基金
(増減理由)令和5年度末の基金残高は、約1.5億円となっており、前年度から約0.1億円増加している。これは、国の補正予算(第1号)により交付税が臨時財政対策債償還基金費として増額算定されたことに伴い、約0.1億円の積立を行ったことによる。(今後の方針)金利変動等の公債費の償還リスクに備えるため、決算剰余金により微増であっても積立を行っていく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)公共施設整備基金:公共施設の維持補修、整備等に要する資金。地域福祉基金:地域福祉の向上に関する事業に要する資金。ふるさと応援基金:地域資源を活用し、将来へ自信を持って引き継げる環境に配慮した元気なむらづくりを進めていく経費の財源。村営住宅等管理基金:公営住宅及び付帯施設等の維持修繕、整備等に要する経費の財源。災害対策基金:大規模災害に備え、避難及び支援活動を円滑に実施するための非常時用食料や資機材の備蓄等の購入資金。(増減理由)ふるさと応援基金:ふるさと納税者の寄付額増加により、約0.1億円の積立を行ったことによる増。村営住宅等管理基金:公営住宅の維持修繕費等の増加に備え、約0.4億円の積立を行ったことによる増。災害対策基金:近年多発化する大規模災害に備え、約0.1億円の積立を行ったことによる増。(今後の方針)公共施設の整備や大規模災害等への対応など、将来的に経費の増大が予想される特定の財政支出に備えるため、計画的に積立を行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
類似団体内平均値と比較し、2.2%増の69.3%となっている。公共施設の中には、昭和40年代に建設された施設もあり、一部老朽化が進んでいる状況にある。公共施設総合管理計画及び個別施設計画に基づき、施設の長寿命化、最適化を図る必要がある。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
類似団体内平均値と比較し、181.1%減の152.2%となっている。今後とも将来負担比率の上昇を抑制しつつ、物件費等の業務支出の一層の削減を図る。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は、地方債現在高の減と充当可能基金の増により、前年度と同様に算定されなかった。健全な財政状況を維持していると言えるが、今後は、「(仮称)子育て支援センター建設事業」などの大型事業によるハード面が見込まれるため、事業の取捨選択と引き続き地方債発行の抑制により、公債費の平準化に努め、将来にわたる負担額を念頭に置いて財政運営を図る必要がある。一方で有形固定資産減価償却率は、類似団体内平均値と比較して2.2%増の69.3%となった。公共施設等総合管理計画及び個別施設管理計画に基づき、施設の長寿命化、最適化を図る必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率は、類似団体内平均値と比較して1.0%減の7.3%である。公債費のピークを念頭に置き、可能な限り地方債の発行を抑制し、長期的な実施計画に沿った事業選別を行う。その結果として適正比率を維持する財政運営を行う。
施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率が類似団体内平均値を上回るのは、道路(2.2%増)、学校施設(30.5%増)、公民館(25.6%増)である。特に類似団体内順位が最下位である学校施設については、昭和40年代から50年代にかけて建設されたものであり、個別施設管理計画の策定にあたり施設の長寿命化や最適化を図る必要がある。一方で、橋りょう・トンネル、公営住宅、幼稚園・保育所については、類似団体内平均値を下回っている。これは、道路橋ストック総点検による長寿命化や災害公営住宅の整備、幼稚園の改修及び保育所の増築を行っていることが要因である。
施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率が類似団体内平均値を上回るのは、体育館・プール(0.6%増)、保健センター(17.0%増)、市民会館(19.0%増)、庁舎(42.4%増)である。特に庁舎については、築50年以上を経過しており、建替えを含めた検討を行う必要がある。体育館・プール、保健センターなどについても、施設の長寿命化や最適化を考慮する必要がある。一方で、一般廃棄物処理施設、福祉施設、消防施設については、類似団体内平均値を下回っている。消防施設については、更新計画に基づく消防屯所の建替え等を行っていることが要因である。
財務書類に関する情報①(2021年度)
資産合計
負債合計
1.資産・負債の状況
一般会計等において、資産総額が前年度末から50百万円の増加(+0.4%)となった。これは建物等事業用資産及び道路等インフラ資産の減価償却による減の反面、本年度末資金残高及び基金の積立によるものである。なお、資産総額における有形固定資産の割合は75%となっており、これらの資産は維持管理等の支出を伴うものであることから、公共施設総合管理計画に基づき適正管理に努める。負債総額は前年度末から185百万円の減少(4.3%)となった。これは地方債現在高の減によるものである。
純経常行政コスト
純行政コスト
2.行政コストの状況
一般会計等において、経常費用が4,769百万円となり、前年度比245百万円の減(4.9%)となった。主な要因として、移転費用である補助金等が特別定額給付金事業終了等により1,274百万円となり、前年度比513百万円の減(▲28.7%)になったことが影響している。経常収益から経常費用を差し引いた純経常行政コストは、4,633百万円となり、前年度比10百万円の減(▲0.2%)となった。また、令和3年2月福島県沖地震による災害等廃棄物処理事業により臨時損失が23百万円、前年度比11百万円の増(+91.7%)となっている。臨時損益を加えた純行政コストは、4,656百万円となり、前年度比4百万円の増(+0.09%)になった。
本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額
3.純資産変動の状況
一般会計等において、税収等の財源(4,891百万円)が純行政コスト(4,656百万円)を上回ったことから、本年度差額は235百万円(前年度比300百万円)となり、本年度末純資産残高は235百万円の増加となった。前年度より本年度差額が減少した要因は、事業終了に伴う福島再生加速化交付金(道路等側溝堆積物撤去・処理支援)や公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の皆減等により、国県等補助金が1,500百万円、前年度比517百万円の減(25.6%)となったことである。税収等については、3,391百万円、前年度比220百万円の増(+6.9%)のため、引き続き地方税の徴収業務の強化等により、自主財源等の確保に努める。
業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支
4.資金収支の状況
一般会計等において、業務活動収支は396百万円の増となったが、投資活動収支は農業サポートセンター設置事業等を実施したことから20百万円の減となった。今後も施設の維持更新等で投資的経費が増加することが想定されるため、公共施設等総合管理計画に基づき、適切な時期に施設の改修、更新を実施することで財政負担の平準化を図る。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったため194百万円の減となった。したがって、本年度末資金残高は前年度から182百万円増の555百万円となった。地方債の償還は進んでおり、経常的な活動に係る経費は税収等の収入で賄えている状況である。
財務書類に関する情報②(2021年度)
①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)
1.資産の状況
【住民一人当たり資産額】類似団体平均値を大きく下回っているが、当団体では道路や敷地など取得価額が不明であるものが多く、備忘価額1円で評価しているためである。【歳入額対資産比率】類似団体平均値を下回る結果となった。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、将来の公共施設の修繕や更新等に係る財政負担の軽減と平準化を図る。【有形固定資産減価償却率】類似団体平均値より高い水準にあり、前年度と比較して1.4%増加したが、農業サポートセンター設置事業等を実施したことにより、類似団体との差は小さくなった。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設について計画的に長寿命化や更新を図る。2.資産と負債の比率【純資産比率】類似団体平均値を下回っているが、前年度と比較し1.7%増加した。今後も各種事業の見直し等により行政コストの削減に努める。【将来世代負担比率】類似団体平均値より高い水準にあるが、前年度と比較し1.5%減少した。今後も新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、高利率の地方債の借換を行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担減少に努める。3.行政コストの状況【住民一人当たり行政コスト】類似団体平均値を下回る53.3万円であるが、人件費や維持補修費等が増加傾向にあるため、引き続き行政改革への取り組みを通じて経費の削減に努める必要がある。4.負債の状況【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回り、前年度と比較し1.9万円減の47.5万円となった。地方債償還額が発行額を上回ったことによるものであり、今後も地方債の適正管理を図る必要がある。【基礎的財政収支】基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支の赤字分を業務活動収支の黒字分が上回ったため、343百万円となった。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の老朽化対策、改修等の平準化に努める。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回り、前年度と比較して4.5%減の2.9%となっている。そのため、行政サービス提供に対する直接的な負担割合は低くなっている平均的数値(2%~8%)の範囲内となっているが、引き続き受益負担の関係を明確にし、受益者負担比率の適正化に努める。
④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)
2.資産と負債の比率
【純資産比率】類似団体平均値を下回っているが、前年度と比較し1.7%増加した。今後も各種事業の見直し等により行政コストの削減に努める。【将来世代負担比率】類似団体平均値より高い水準にあるが、前年度と比較し1.5%減少した。今後も新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、高利率の地方債の借換を行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担減少に努める。3.行政コストの状況【住民一人当たり行政コスト】類似団体平均値を下回る53.3万円であるが、人件費や維持補修費等が増加傾向にあるため、引き続き行政改革への取り組みを通じて経費の削減に努める必要がある。4.負債の状況【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回り、前年度と比較し1.9万円減の47.5万円となった。地方債償還額が発行額を上回ったことによるものであり、今後も地方債の適正管理を図る必要がある。【基礎的財政収支】基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支の赤字分を業務活動収支の黒字分が上回ったため、343百万円となった。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の老朽化対策、改修等の平準化に努める。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回り、前年度と比較して4.5%減の2.9%となっている。そのため、行政サービス提供に対する直接的な負担割合は低くなっている平均的数値(2%~8%)の範囲内となっているが、引き続き受益負担の関係を明確にし、受益者負担比率の適正化に努める。
⑥住民一人当たり行政コスト(万円)
3.行政コストの状況
【住民一人当たり行政コスト】類似団体平均値を下回る53.3万円であるが、人件費や維持補修費等が増加傾向にあるため、引き続き行政改革への取り組みを通じて経費の削減に努める必要がある。4.負債の状況【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回り、前年度と比較し1.9万円減の47.5万円となった。地方債償還額が発行額を上回ったことによるものであり、今後も地方債の適正管理を図る必要がある。【基礎的財政収支】基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支の赤字分を業務活動収支の黒字分が上回ったため、343百万円となった。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の老朽化対策、改修等の平準化に努める。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回り、前年度と比較して4.5%減の2.9%となっている。そのため、行政サービス提供に対する直接的な負担割合は低くなっている平均的数値(2%~8%)の範囲内となっているが、引き続き受益負担の関係を明確にし、受益者負担比率の適正化に努める。
⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
4.負債の状況
【住民一人当たり負債額】類似団体平均値を下回り、前年度と比較し1.9万円減の47.5万円となった。地方債償還額が発行額を上回ったことによるものであり、今後も地方債の適正管理を図る必要がある。【基礎的財政収支】基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支の赤字分を業務活動収支の黒字分が上回ったため、343百万円となった。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の老朽化対策、改修等の平準化に努める。5.受益者負担の状況【受益者負担比率】類似団体平均値を下回り、前年度と比較して4.5%減の2.9%となっている。そのため、行政サービス提供に対する直接的な負担割合は低くなっている平均的数値(2%~8%)の範囲内となっているが、引き続き受益負担の関係を明確にし、受益者負担比率の適正化に努める。
⑨受益者負担比率(%)
5.受益者負担の状況
【受益者負担比率】類似団体平均値を下回り、前年度と比較して4.5%減の2.9%となっている。そのため、行政サービス提供に対する直接的な負担割合は低くなっている平均的数値(2%~8%)の範囲内となっているが、引き続き受益負担の関係を明確にし、受益者負担比率の適正化に努める。
類似団体【073229_01_0_001】