高知県津野町の財政状況(最新・2024年度)
高知県津野町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度
概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
財政力指数は平成23年度から変わらず0.15で推移していたが、平成30年度以降0.16に微増している。津野町は大規模な事業所もなく、昭和35年に13,249人いた人口が令和2年度国勢調査では5,291人と半数以下となり、過疎化が進んでいる。平成17年2月1日に市町村合併し、退職者の不補充、公債費の繰上償還を行い、財政は健全な状態に転じた。一方、人口減少・移住促進、産業振興、観光推進など各種施策にも力を入れており、税収や地域経済の活性化への波及効果に期待しているが、歳入に占める町税の割合は6%ほどであり、依然として自主財源に乏しい状態が続いている。
経常収支比率の分析欄
市町村合併時の平成16年度は、経常収支比率90.5%と類似団体を上回っていたものの、合併後は退職者の不補充、公債費の繰上償還を行い、経常収支比率は改善され、健全な状態を維持している。令和6年度は、経常的な歳入において臨時財政対策債の発行可能額は減となっているものの、普通交付税が69,041千円の増、森林環境譲与税については18,759千円の増であった。経常的な歳出においては、給与改定等により人件費が146,878千円の増、物価高騰による委託料、光熱水費の増等により、物件費が165,209千円の増となり、経常収支比率は78.6%と前年度から5.4ポイント上昇している。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費は給与改定などによる給与の増、物件費については、物価高騰の影響による委託料、燃料費及び光熱水費が増額しており、1人あたりの人件費・物件費等決算額が増加している。また、昨今の物価高騰の長期化を見据え、今後、物件費が増加する見通しであることから、経費の節減、事業の転換や廃止、公共施設の長寿命化など、行政サービスを向上させつつ、財政状況の健全化に取り組んでいく必要がある。
ラスパイレス指数の分析欄
全国平均、類似団体平均よりも低い水準である。採用や退職、経験年数階層の変動により増減がある。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
平成28年度に策定した定員管理計画においては職員数の数値目標は達成できたが、高齢化や人口減少が進む中、今後の財政状況は厳しさを増していくことが予想され、さらなる業務の効率化に取り組む必要がある一方、職員の休暇取得の促進や健康管理への配慮も重要な課題となっており、業務量に応じた職員数の確保や質の高い行政サービスの提供、住民ニーズに対応できる組織づくりを進めていくために、令和5年度に新たに定員管理計画を策定した。また、会計年度任用職員の適正な配置も行いつつ、組織の機能低下を招くことのないよう、新たな数値目標の達成に向けて取り組んでいく必要がある。
実質公債費比率の分析欄
近年の多額の地方債発行により元利償還金が増となっているが、令和6年度は前年度と比較して、繰上償還額が減少していることから実質公債費比率は0.5ポイント減少している。今後も保健福祉センター里楽の大規模改修や精華地区集落活動拠点整備事業など大型事業の財源として地方債の発行を予定しており、公債費が大きく増加する見込みである。中長期財政計画により、計画的な繰上償還を行い、公債費負担が急激に増加し財政を負担させることがないよう、慎重な財政運営をしていく必要がある。
将来負担比率の分析欄
将来負担率は現状、定率であるものの、令和2年度以降のデジタル防災行政無線整備事業(R3完了)、天狗荘リニューアル事業(R3完了)、せいらんの里整備事業(R3完了)、新本庁舎建設事業(R6完了)など大型事業の集中により多額の地方債を発行している。また令和6年度以降も保健福祉センター里楽の大規模改修や精華地区集落活動拠点整備事業など大型事業が続くため、地方債現在高が大きく増加する見込みである。そのため、将来を見据えた中長期財政計画を更新し、繰上償還や基金の活用などを行い、財政が圧迫されないよう慎重な財政運営をしていく必要がある。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
令和2年度から会計年度任用職員制度が始まり、物件費(賃金)から人件費(報酬)に移行したため、そのタイミングで大幅に増加した。また、当町においては、以前より会計年度任用職員数が類似団体と比較して多い傾向にあったことから、人件費への移行により、類似団体と同水準になってきている。令和6年度については、給与改定により一般職給与等が増となったため、前年度から2.2ポイント増加している。しかしながら、現状は職員数が少ない状態にあることから、組織体制の見直しや人材育成など、効率的な稼働が求められている。
物件費の分析欄
令和2年度から会計年度任用職員制度が始まり、物件費(賃金)から人件費(報酬)に移行したため、そのタイミングで大幅に減少した。令和6年度は物価高騰による委託料、光熱水費の増などにより、前年度から0.6ポイント増加している。物価高騰の長期化を見据えると、今後も物件費が増加する可能性があることから、経費の節減、事業の転換や廃止、公共施設の長寿命化など、行政サービスを向上させつつ、財政状況の健全化に取り組んでいく必要がある。
扶助費の分析欄
小中高生医療助成、子育て応援金などの事業を実施しているが、類似団体より低い水準になっている。扶助費の性質上、今後も増加していくことが予想されるため、扶助費を伴う既存事業の拡充や新規事業は慎重に検討し、現代の課題解決に必要とされる事業を実施していく必要がある。
その他の分析欄
令和4年度から特別会計における地方債の元金償還が開始になったことなどにより繰出金が増加している。令和6年度においては津野山養護老人ホーム組合の負担金増により前年度から0.5ポイント増加しており、類似団体と比較して同水準となっている。ほか維持補修費については、公共施設等における軽微な修繕を行っているが、例年、大きな変動はない。
補助費等の分析欄
令和6年度においては、高幡東部清掃組合への負担金の増額や公営企業会計移行に伴う補助金が増額したため、前年度から4.2ポイント増加となった。現状は類似団体より低い水準となっているが、近年老人ホームの利用者数が減少傾向にあり、組合独自での運営維持が困難になりつつあることから、老人ホームの今後の在り方が検討課題となっている。
公債費の分析欄
財政健全化のために計画的な繰上償還を行っているが、近年の大型事業により、多額の地方債を発行したため、令和3年度には類似団体の水準を上回っている。しかしながら、中長期財政計画にもとづいた繰上償還により、大幅な公債費の増加を抑制していることから、財政の健全な状態を維持できている。令和6年度は繰上償還額の減及び経常償還の減により前年度から2.0ポイント減少している。また、今後も大型事業が続くため、公債費は増加していく見通しであることから、引き続き繰上償還による財政運営を行っていく必要がある。
公債費以外の分析欄
経常的な歳出について物価高騰による委託料及び光熱水費等が増加したため、令和6年度の経常収支比率は増加している。類似団体と比較して低い水準にあるものの、今後も物価高騰による影響があると考えられるため注視していく必要がある。現状については、財政の弾力性は高く、柔軟に行政需要への対応ができる状態にあるといえる。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
総務費は、新本庁舎建設事業により大幅に増加している。また、宅地分譲団地整備事業及びシルバー人材センター整備事業の皆減も要因のひとつである。総務費は、電算管理費、南海トラフ地震に備えた防災費、移住促進や集落活動支援など企画的な費用が大半を占めており、類似団体と比較しても高い水準にある。今後も電算機器の更新等を控えており、総務費が大きく増加する見込みである。民生費は、物価高騰による経済対策の一環として低所得世帯支援事業(調整給付、非課税、均等割、こども加算)の増額により、前年度から増加している。商工費は、地域応援商品券事業や広域観光促進事業などの事業が皆減となったため、令和6年度は大きく減少している。土木費は、経済対策により高い水準にあるが、今後は道路整備などの完了により、類似団体と同水準で推移していく見込みである。公債費は、多額の地方債発行により当面の間高い水準が続き、さらに近年の大型事業により増加する見込みであることから、中長期財政計画にもとづき、計画的な繰上償還を実施するなど、財政の健全化を維持していく必要がある。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
人件費は、これまで類似団体と比較して同水準または低い水準で推移していたが、令和2年度から会計年度任用職員制度が始まり、物件費(賃金)から人件費(報酬)に移行したため、そのタイミングで大幅に増加した。また、当町においては、以前より会計年度任用職員数が類似団体に比べ多い傾向にあったことから、物件費から人件費への移行が、より大きな影響を及ぼしている。令和6年度については、給与改定による給与増となったため、33,798円の増となっている。物件費は、物価高騰による各委託料及び光熱水費などが増加したため、前年度から35,915円増加している。扶助費は、物価高騰による経済対策の一環として低所得世帯支援事業(調整給付、非課税、均等割、こども加算等)により給付事業を実施したこと等により、前年度から2,297円増加となった。補助費等は、高幡東部清掃組合への負担金の増額や津野山用語老人ホーム組合への負担金が増額したため、前年度から16,976円の増加となった。普通建設事業費は、本庁舎建設事業により、増加している。公債費は、中長期財政計画により計画的な繰上償還を実施しており、類似団体と比較しても高い水準にある。令和6年度は繰上償還額及び経常償還が前年度より減少したため、公債費は149,455千円減となっている。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
実質収支額、実質単年度収支ともに黒字である。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
各会計において赤字は無いが、国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)への一般会計繰入金が増加傾向にあり、経営は厳しい状態にある。町内に直営診療所が2ヶ所あり、今後の診療所の在り方について検討を進めている。また、簡易水道事業特別会計と生活環境施設整備特別会計は令和6年度から公営企業会計への移行しており、独立採算性の原則のもと、適正な料金体系の見直しが求められている。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
財政健全化のため計画的に繰上償還を実施しており、その結果、算入公債費が元利償還金を上回っている。今後も大型事業が控えており、多額の地方債を発行することから経常的な公債費が増加する見込みであり、中長期財政計画にもとづき、今後も計画的に繰上償還を行い、健全な財政運営に努める。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
計画的な繰上償還により地方債現在高は一時的に減少したが、近年の大型事業による地方債の発行により、再び地方債現在高は増加する見通しである。また、令和6年度は地方債現在高が増加したが、充当可能基金が増加したため、将来負担比率は減となっている。今後も、総合保健福祉センター里楽の大規模改修や精華地区集落活動拠点整備事業など大型事業が続くため、公債費は大きく増加する見込みであり、施設整備や備品更新への基金活用、繰上償還を計画的に実施していく必要がある。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)減債基金は決算剰余金の積立により増加した。その他特目基金はソフト事業などの財源として取崩やまちづくり振興基金を新本庁舎財源として全額の取り崩しを行ったため減少した。(今後の方針)令和6年度以降も保健福祉センター里楽の大規模改修や精華地区集落活動拠点整備事業などのハード事業を予定しており、多額の地方債を発行する見込みである。公債費の増大を抑制するために計画的な繰上償還を実施し、その財源として基金を予定している。また、地方債を財源としない事業費については、施設等整備基金などの活用を予定しており、基金は大きく減少する見込みである。
財政調整基金
(増減理由)利息積立により増加。(今後の方針)公債費が増大する見込みであり、今後、収支調整のための取崩や繰上償還の財源などへ取崩す必要がある。
減債基金
(増減理由)決算剰余金の積立により増加した。(今後の方針)大型事業が続くため、多額の地方債発行により、公債費が増大する見込みである。公債費の抑制をするために、計画的に繰上償還を行っていく必要があり、財源として減債基金を活用する。
その他特定目的基金
(基金の使途)施設等整備基金は、総合保健福祉センター里楽の大規模改修、電算機器の更新などへ活用する。響働のまち振興基金は、基金運用益をイベント事業などへ活用する。地域支え合い活動基金は、過疎債の対象となるソフト事業へ活用する。(増減理由)全体としてはまちづくり振興基金の取り崩しにより減少している。(今後の方針)施設等整備基金は、今後の大型事業に活用していく予定であり、大きく減少する見通しである。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産原価償却率は類似団体より低い水準にある。毎年、計画的な町道の整備改良を実施しており、有形固定資産減価償却率は低下している。しかし津野町は山間地域で、集落が点在しているため、橋梁や集会施設が類似団体と比較して多くなっており、老朽化も進んでいる。また、旧村単位で公共施設があり、一人あたりの面積の数値が高い。公共施設個別管理計画に基づき、老朽化した施設の集約化・複合化や長寿命化により適切な維持管理に努めていく必要がある。
債務償還比率の分析欄
地方債の償還は計画的に繰上償還を行っており、繰上償還により将来負担額を抑制できている。繰上償還は基金を財源として行うなど、将来負担比率はマイナス値となっていることから、債務償還比率は類似団体と比較しても極めて低い水準となっている。しかし、今後は、庁舎の新築に続き、保健福祉センターの改修など大型のハード事業により将来負担額は大きく増加する想定であり、比例して将来負担比率も増加する見込みである。財政計画に基づき、繰上償還の実施など、計画的な資金繰りを行い、財政の健全化に努める。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
令和5年度決算でも将来負担比率、有形固定資産減価償却率ともに類似団体を下回っている。有形固定資産減価償却率については、中長期財政計画の中で老朽化に伴う公共施設の改修や施設整備を含めたうえで将来推計を算出しており、計画中で改修や整備にあたっては起債を発行し、後年度の公債費は基金を主な財源として繰上償還を行い、年度間で財政負担の平準化を図るよう調整をしていくこととしている。近年、有形固定資産減価償却率は減少傾向にあり、債務償還比率も低い水準を維持していることから、計画的な公共施設の改修・更新を行いつつ繰上償還や基金の充当などにより財政負担を抑制できていると考えられる。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率、実質公債費比率ともにマイナスとなっており財政状況は健全であるが、公共施設の更新・改修など大型のハード事業が予定されており、起債の多額発行により実質公債費比率は増加する見込みである。今後も中長期財政計画により計画的な繰上償還を実施して、将来負担額や実質公債費比率などの調整を行っていく。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
橋りょう・トンネルについては、津野町は山間地域で昔からの谷を渡る橋梁が多く、老朽化も進んでいるため、類似団体と比較すると有形固定資産減価償却率及び一人当たりの固定資産額は高くなっている。現在は長寿命化計画にもとづき橋梁改修を進めているところである。認定こども園・幼稚園・保育所については、一人当たり面積が類似団体と比較して高くなっている。公営住宅については、老朽化が進んでおり改修や除却を進めている。公民館については、集落が点在していることから集会施設が多く、老朽化も進んでいるが、現在複数集落の拠点として施設を整備し、老朽化した集会施設は除却しており、老朽化比率の減少と施設数の減少を見込んでいる。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
旧東津野村と旧葉山村が合併し、東津野村庁舎を西庁舎として位置付けているため、一人当たりの面積が類似団体と比較して高くなっている。今後においても適正な施設規模となるよう進めていく。一般廃棄物処理施設について、最終処分は一部事務組合としている。保健センター・保健所については、一人当たりの面積が類似団体と比べると大幅に高くなっているが、これは総合保健福祉センターの面積が約3,200㎡を占めているためである。当施設内にはトレーニングルーム、プール、会議室、多目的ホール等が併設しており、改修予定である。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
道路等のインフラ資産の増加を主な要因として、資産残高は増加傾向にある。当年度は庁舎新築に係る建設仮勘定の計上316百万円も加わり、一般会計等の資産残高は前年度より671百万円増加している。負債残高は前年度から一般会計等で363百万円減少している。地方債発行収入は前年度より増加しているが、合わせて繰上償還も同時に進めているため、地方債残高が減少していることが主な要因である。資産、負債共に一般会計等に属するものが最も多く、全体財務書類でも概ね同じ推移をしている。連結財務書類と全体財務書類の差分は、主に高陵特別養護老人ホーム組合、津野山養護老人ホーム組合、高幡東部清掃組合等の、比例連結割合の大きい一部事務組合の建物となっている
2.行政コストの状況
一般会計等の純行政コストは4,346百万円となった。高幡東部清掃組合への負担金が50百万円程度増加した一方、地域みらい財団からの助成金による収入も50万円増加し、純行政故周防は前年度からほぼ横ばいとなっている。国民健康保険事業特別会計の純行政コストは前年度から59百万円程度増加したこと等の影響で、全体の純行政コストは前年度から70百万円程度増加し、5,661百万円となった。連結ではこれに、後期高齢者医療広域連合の行政コストの増加や高幡東部清掃組合の比例連結割合の増加の影響が加わり、純行政コストの増加幅はさらに大きいものとなっている。当年度の連結の行政コストは前年度から329百万円増加し、7,356百万円となった。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、純行政コストが前年度から横ばいであった一方、新型コロナウイルス感染症対策事業に係る国県等補助金の減少等により財源が減少した。これにより本年度差額、本年度純資産変動額は前年度に比べて125百万円減少したものの、プラスの値は維持している。一般会計等を除く特別会計においては前年度から大きな変動はなく、全体における純資産変動の状況は一般会計等と同様のものとなっている。連結においても本年度差額は同様であるが、本年度純資産変動額は増加している。これは主に高幡東部清掃組合の負担金割合増加により、比例連結割合変更に伴う差額が326百万円生じたことで、本年度差額に含まれない本年度純資産変動額がプラスになっていること等によるもの。
4.資金収支の状況
一般会計等において、業務活動収支は前年度から横ばいであった一方、庁舎新築に係る建設仮勘定の計上316百万円があったこと等から、投資活動収支は前年度から△445百万円の△899百万円となった。引き続き繰上償還も行っているものの、上記に係る起債の増加もあったことから、財務活動収支は一般会計等を除く特別会計は前年度から大幅な変動はなく、一般会計等と同様の動きとなった。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
道路等インフラの整備に伴い資産額は増加傾向にあり、住民一人当たり資産額は昨年度の類似団体平均を上回っている。歳入額対資産比率は起債や補助金の繰入額が減少したことにより令和4年度に上昇したが、当年度も同水準を保っている。有形固定資産減価償却率は50%台半ばであり、類似団体平均よりやや低い状態となっている。当年度は庁舎新築に伴う建設仮勘定の新規計上があり、これが本勘定振替される際に当該指標がさらに下がることが予想される。
2.資産と負債の比率
資産額の増加と負債額の減少が同時に進んだことから、純資産比率は前年度から1.9ポイント上昇した。類似団体平均と概ね同程度の水準である。将来世代負担比率については低下傾向にあるが、依然として類似団体平均よりはやや高い水準となっている。
3.行政コストの状況
純行政コストは前年度と同程度だが、人口減少の影響があるため、住民一人当たり純行政コストは前年度から増加している。わずかながら類似団体平均よりも高い状態が続いている。
4.負債の状況
繰上償還を続けている影響もあり、住民一人当たり負債額は減少傾向にあるが、依然として類似団体平均よりは大きい状態が続いている。基礎的財政収支について、直近2年間はプラスの値を維持している。次年度以降、役場庁舎新築に係る支出の増加によって投資活動収支のマイナスが大きくなることが予想される。
5.受益者負担の状況
地域みらい財団からの助成金による収入があったことで、経常収益が前年度から30%近く増加し、結果として受益者負担比率も上昇したが、この影響を除くと4.9%となっている。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
高知県津野町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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