地方財政ダッシュボード

京都府京丹後市の財政状況(最新・2024年度)

収録データの年度

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主要図表 Excel版

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京丹後市の主要財政図表を、Excelブックとしてまとめています。

対象年度2024年度

出典: 総務省「財政状況資料集」,「統一的な基準による財務書類に関する情報」,
作成:澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」.

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出

総額424億円

性質別歳出

総額424億円

歳入の内訳

総額439億円

財政比較分析表(2024年度)

財政力

令和6年度は前年度と同じ0.29となり、類似団体平均を下回っている。前年度と比べ、国の補正予算に伴い、新たに創設された「給与改定費」の再算定などにより基準財政需要額が増加し、地方消費税交付金の増加により基準財政収入額も増加した。今後も社会保障関連経費や市有施設の老朽化に伴う維持経費など様々な増加要素が想定される中、引き続き自主財源である市税の徴収率の向上に努めるとともに、事務事業の最適化や、公共施設の見直しと効率的な維持管理など行財政改革に取り組み、歳入確保と歳出削減を図っていく。

財政力指数

財政構造の弾力性

令和6年度の歳入の経常一般財源額は、臨時財政対策債が大きく減少した一方で、歳出の経常一般財源額は、人件費や物件費等が増加し、経常収支比率は前年度と比べ1.2ポイント上昇の96.4%となり、類似団体平均を上回った。今後も市税収入の大きな増収は見込めないことから、引き続き行財政改革を推進し、経常経費の抑制に努めていく。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

令和6年度は、ふるさと応援寄附金推進事業に伴う物件費の増加や人事院勧告の給与改訂に伴う人件費の増加等から、数値が前年度を上回った。類似団体平均と差があることから、今後も事務事業や公共施設の見直しなど行財政改革に取り組み、人件費及び物件費等の節減に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

京丹後市行財政改革推進計画に基づく職員人件費の抑制により、類似団体の中では低い水準にある。今後も人事院勧告に準拠した職員給与等の適正化に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

本市においては、合併後、定員適正化計画に基づき職員数の削減に取り組んでいたが、分庁舎方式や6市民局等の設置、複数の同種施設の存続等、本市の組織体制や施策により、職員数が類似団体の職員数を大きく上回っている。人口が減少傾向にある中で、様々な行政需要を勘案しながら、引き続き行財政改革とあわせて定員管理計画の遂行に努めていく。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

令和6年度は、公債費にかかる普通交付税算入額が減少したため、前年度から0.1ポイント上昇の13.1%となり、類似団体平均を大きく上回った。今後も大型の普通建設事業が予定されている中で、地方債発行事業については優先度の高いものから計画的に実施するなど、引き続き公債費の適正化に取り組み、財政の健全化に努めていく。

実質公債費比率

将来負担の状況

前年度と比べ、地方債現在高や公営企業等繰入見込額等の増加による将来負担額の増加により、前年度から12.7ポイント上昇の126.1%となり、類似団体平均を大きく上回った。今後も普通交付税算入のある過疎対策事業債など有利な地方債を活用するとともに、行財政改革による歳出抑制に取り組み、将来負担の軽減を図る。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費

令和6年度は、25.7%であり、人事院勧告の給与改定等により数値が上昇し、類似団体平均を上回った。今後も定員管理計画に基づき適正な定員管理に努めるとともに、アウトソーシングの推進やICTを活用した業務効率化、事務事業の最適化などに取り組み、人件費抑制に努めていく。

経常収支比率(人件費)

物件費

令和6年度は、ふるさと応援寄附金推進事業や小中学校給食調理業務等が増加したことから数値が上昇したが、類似団体平均を下回った。今後も行財政改革により施設の統廃合や移譲を進めるとともに、事務事業の最適化や効率化に取り組み、物件費の抑制に努めていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

令和6年度は、定額減税調整給付金の増加等により数値が上昇し、類似団体平均は下回ったが、少子高齢化等に伴い、社会保障関係経費の増加が見込まれることから、既存の単独事業の見直しなどによる歳出抑制に取り組む必要がある。

経常収支比率(扶助費)

その他

令和6年度は、下水道事業会計への出資金等が減少したことから数値が下降し、類似団体平均を下回った。公営企業会計等においては、独立採算の原則に基づき、事務事業の見直し、事業施設の合理化や効率化、料金見直し等により財政健全化を図り、普通会計からの繰出金・出資金の抑制に努めていく。

経常収支比率(その他)

補助費等

令和6年度は、自治体情報システム標準化移行負担金や下水道事業会計繰出金の増加により数値が上昇し、類似団体平均値を上回った。今後も市単独補助事業を中心に、各種団体への補助金等の見直しを行うなど、補助費等の抑制に努めていく。

経常収支比率(補助費等)

公債費

令和6年度は、峰山途中ヶ丘公園陸上競技場整備事業などの元金償還が始まったものの、元金償還を終了した額が上回ったことから数値は下降したが、類似団体平均を上回った。今後も公共施設等の更新などによる大型の普通建設事業が予定されていることから、新たな地方債発行事業については優先度の高いものから計画的に実施するなど、引き続き公債費の適正管理に努めていく。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

歳出の経常一般財源では、補助費や物件費等が増加し、歳入では、地方消費税交付金等が増加した。公債費を除いた経常収支比率は前年度より1.6ポイント上昇し、75.5%と類似団体平均を下回った。今後も引き続き行財政改革を推進し、歳入確保と歳出削減を図っていく。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

目的別歳出の分析欄

住民一人当たりコストについては、本市の人口が減少傾向にあることから、数値が高くなる傾向にある。類似団体平均と比べて特に差が見られるのは、総務費、衛生費、教育費、公債費である。総務費については、ふるさと応援寄附金推進事業や庁舎整備事業等の事業費が増加していることが主な要因である。衛生費については、施設整備に備えた基金への積立てや最終処分場整備事業等による事業費の増加が挙げられる。教育費については、網野学校給食センター施設整備等による事業費の増加が挙げられる。公債費については、大型普通建設事業の市債償還が始まっていることもあり、類似団体平均に比べ高い水準で推移している。引き続き、公共施設の合理化、公債費の適正管理及び事務事業の最適化など、歳出抑制に取り組み、持続可能な行財政運営に努めていく。

議会費

類似団体内順位12位/ 46団体

労働費

類似団体内順位36位/ 46団体

消防費

類似団体内順位14位/ 46団体

諸支出金

類似団体内順位7位/ 46団体

総務費

類似団体内順位4位/ 46団体

農林水産業費

類似団体内順位19位/ 46団体

教育費

類似団体内順位5位/ 46団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 46団体

民生費

類似団体内順位14位/ 46団体

商工費

類似団体内順位15位/ 46団体

災害復旧費

類似団体内順位23位/ 46団体

衛生費

類似団体内順位3位/ 46団体

土木費

類似団体内順位13位/ 46団体

公債費

類似団体内順位6位/ 46団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出の分析欄

住民一人当たりコストについては、本市の人口が減少傾向にあることから、数値が高くなる傾向にある。類似団体平均と比べて特に差が見られるのは、人件費、物件費、普通建設事業費、公債費、投資及び出資金である。人件費については、合併後、定員適正化計画に基づき職員数の削減に取り組んでいるが、分庁舎方式や6市民局等の設置、複数の同種施設の存続等、本市の組織体制や施策により、職員数が類似団体の職員数を大きく上回っている状況であり、類似団体平均を上回っている。物件費については、合併により保有する公共施設が多いことなどから、類似団体平均と比べ高止まりしている。普通建設事業費については、網野学校給食センター施設整備事業、庁舎整備事業などの大型事業の増加により類似団体平均に比べて高い水準となっている。公債費については、合併以前に借入れた市債の償還が終了してきてはいるが、合併後の大型普通建設事業の市債償還が始まっていることもあり、類似団体平均に比べ高い水準で推移している。投資及び出資金については、公営企業会計等への出資金が増加していることから、類似団体平均を大きく上回っている。引き続き、職員管理計画の遂行、公共施設の見直し、公債費の適正管理及び事務事業の合理化など、歳出抑制に取り組み、持続可能な行財政運営に努めていく。

人件費

類似団体内順位3位/ 46団体

補助費等

類似団体内順位10位/ 46団体

災害復旧事業費

類似団体内順位23位/ 46団体

投資及び出資金

類似団体内順位1位/ 46団体

物件費

類似団体内順位6位/ 46団体

普通建設事業費

類似団体内順位4位/ 46団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 46団体

貸付金

類似団体内順位35位/ 46団体

維持補修費

類似団体内順位9位/ 46団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位6位/ 46団体

公債費

類似団体内順位6位/ 46団体

繰出金

類似団体内順位8位/ 46団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位6位/ 46団体

積立金

類似団体内順位16位/ 46団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 46団体

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金残高の標準財政規模比は、令和6年度に7億5,000万を取り崩した結果、前年度に比べ3.65ポイント減少した。実質収支額は、庁舎整備事業や物価高騰対策を実施する中での事業実施及び財源の確保などの結果、約8億6千万円となり、実質収支比率は前年度に比べ0.26ポイント減少した。また、実質単年度収支は、約8億円の赤字となり、標準財政規模比は2.59ポイント減少した。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

連結実質赤字比率は、令和6年度においても黒字となり、病院事業会計の実質収支額(剰余額)が赤字となった。前年度と比べ、一般会計、病院事業会計等で実質収支額(剰余額)が減少しているが、水道事業会計では増加しており、連結実質赤字比率は-10.75%となった。なお、令和2年度より、集落排水事業、公共下水道事業及び浄化槽整備事業の3特別会計を統合し、下水道事業会計へ移行している。下水道事業会計においては、整備途上のためハード整備により今後も一般会計からの多額の繰入金が必要となることが懸念されていることから、料金見直しも視野に入れた持続可能な財政運営に努めていく必要がある。病院事業会計においては、諸物価・人件費の上昇及び入院・外来収益の減少等の影響により実質収支の赤字が発生している。今後も引き続き全会計が黒字となるように、歳入確保と歳出抑制に努め、健全な行財政運営を維持していく必要がある。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

実質公債費比率の分子を構成する元利償還金は、前年度と比べ、償還が終了したものが多くあり減少した。下水道事業等が市債を財源としたハード整備の途上にあり、公営企業会計における一般会計からの繰入金は今後も増加する見込みであり、料金見直しも検討しながら、持続可能な会計運営が行える規模での事業執行に努めていく必要がある。また、一般会計等の元利償還金は、今後も大型普通建設事業などの市債償還が始まってくるが、合併特例債等の交付税算入率の高い市債を活用しており、実質公債費比率の分子は概ね横ばいで推移していくものと見込まれる。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

満期一括償還地方債償還の財源としての減債基金への積立は行っていないが、減債基金については残高の状況に応じて適宜積立を行い、また財政調整基金についても一定の残高を維持している。今後も償還財源の計画的な確保に努める必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担比率の分子を構成する将来負担額は、概ね横ばいで推移しているが、大型普通建設事業等の償還が始まってきており、市債現在高は大きく減少していない。また、下水道事業が整備途上のため、市債を財源としたハード整備を行っており、公営企業債繰入見込額は、今後も増加するものと見込まれ、持続可能な財政運営に努めていく必要がある。充当可能財源等については、基準財政需要算入見込額が増加しており、一般廃棄物処理施設整備基金、都市拠点等整備まちづくり基金等の充当可能基金が増加し、概ね横ばいで推移している。基準財政需要額算入見込額に反映される過疎対策事業債等の有利な市債を活用しながら、引き続き公債費の適正管理を行い、将来負担比率の減少に努めていく。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金残高合計

(増減理由)・令和6年度末の基金残高は、一般会計で約86億円となっており、前年度から約10億4千万円の減少となっている。・都市拠点等整備まちづくり推進基金を約1億円、一般廃棄物処理基金を約1億円、減債基金を約1億800万円を積立てた一方で、合併特例措置逓減対策準備基金を5億円、地域振興基金を2億円取り崩したこと等から、基金全体としては、前年度から約10億4千万円の減少となった。(今後の方針)将来の財源を確保、また、急な災害等が発生した場合の財源も一定確保しておく必要があることから、今後も歳入状況や執行における歳出削減等により、各種基金残高を増やす調整を行っていく。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)令和6年度中に約7億5,000万円の取り崩しをしたため、前年度と比べて残高が減少となっている。(今後の方針)急な災害等が発生した場合の財政需要への対応や先の収入減少に備え、毎年度積立てを行い、一定の残高を確保していく。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)普通交付税において、臨時財政対策債償還基金費の交付等があり、5,000万円取り崩したものの、約1億800万円の積立てを行ったため、前年度と比べ残高が増加した。(今後の方針)今後も大型の普通建設事業等による市債償還が始まり、市債償還額は高い水準で推移する見込みであることから、積立てを行う努力をし、一定の残高を確保していく。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさと応援基金については、ふるさと応援寄附金を積み立て、寄附者及び市民の一体的な参画による活力あるまちづくりを推進する事業に充当するもの。・過疎地域振興基金については、市の過疎地域における集落の維持及び活性化の実現を図る事業を促進するもの。・合併特例措置逓減対策準備基金については、普通交付税合併特例措置の逓減及び終了に対応するため、必要な財源を準備するもの。・韓哲・まちづくり夢基金については、韓昌祐(ハンチャンウ)氏から受けた寄附金を積み立て、本市の教育、文化、芸術又はスポーツの振興、地域経済活性化や、まちづくりにつながる人材育成に資する事業に充当するもの。・都市拠点等整備まちづくり推進基金については、新たな都市拠点施設の整備に備えて、必要な財源を準備するもの。(増減理由)・合併特例措置逓減対策準備基金を5億円、地域振興基金を2億円取り崩したことにより7億円の減少となっている。・ふるさと応援基金は約10億3千万円取り崩したが、約11億4千万円を積立てたことや基金の統合を行ったこと等により、約2億1千万円の増加となっている。・都市拠点等整備まちづくり基金及び一般廃棄物処理施設整備基金へそれぞれ約1億円積立てたことにより、約2億円増加となっている。(今後の方針)・合併特例措置逓減対策準備基金及び地域振興基金については、令和7年度に全額を取り崩す予定。・過疎地域振興基金については、令和7年度以降、計画的に取り崩す予定。・どの基金も目的に沿って有効に活用していくとともに、可能なものは積立てを行い、一定の残高を確保していく。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率

公共施設等総合管理計画に基づき、既存施設の廃止、統合、譲渡などを視野に入れた公共施設の整理を計画的に進めるとともに、その効率的・効果的な管理・運営に努めているが、有形固定資産減価償却率は類似団体平均より高く、上昇傾向にある。引き続き、効率的・効果的な公共施設のマネジメントに努めていく。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位45位/ 45団体

(参考)債務償還比率

債務償還比率は類似団体平均を上回っており、主な要因としては公営企業債等繰入見込額が増加傾向にあること、類似団体と比較して職員数が多く人件費が高い水準にあることから、経常経費充当財源が膨らんでいることなどが考えられる。今後も定員管理計画に基づく職員数の適正管理や計画的な地方債発行に努めることにより、指標値の低下を図っていく。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位40位/ 46団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率及び有形固定資産減価償却率は、どちらも類似団体と比較して高い水準にある。将来負担比率については、地方債の現在高の減少、充当可能基金の増加、普通交付税の増による標準財政規模の増加により、近年は減少傾向にある。また、有形固定資産減価償却率についても上昇傾向にあるが、引き続き公共施設等総合管理計画に基づき、効率的・効果的な公共施設のマネジメントに努めていく。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率は、類似団体と比較して高い水準にある。将来負担比率は増加傾向であったが、地方債現在高の減少、充当可能基金の増加、普通交付税増による標準財政規模の増加により減少した。また、実質公債費比率は増加傾向であり、「公営企業に要する経費の財源とする地方債の償還の財源に充てたと認められる繰入金」の増加等により増加した。今後、インフラ整備や公共施設整備などに伴う大型の普通建設事業が予定されていることから、引き続き公債費の適正化などに取り組み、財政の健全化に努めていく必要がある。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設情報の分析欄

令和5年度では、14施設類型のうち9類型において、類似団体平均値を上回っている。特に、道路、橋りょう・トンネル、港湾・漁港の有形固定資産減価償却率において類似団体平均を上回っているが、これは合併に伴う面積の広域化及び有形固定資産の増加が施設の更新サイクル等に影響しているものと考えられ、今後も効率的かつ効果的な改修及び維持管理による施設の長寿命化や施設保有量の最適化に取り組んでいく必要がある。また、類似団体平均値より低い認定こども園の有形固定資産減価償却率は、児童減少、施設統廃合などを背景に整備した認定こども園によるものである。今後、認定こども園は年数経過等で生じた損耗箇所等の修繕等を施工することとなるが、開始減価と比べ支出する修繕費等は小さいことが想定されるため、有形固定資産減価償却率は高くなる。

道路

類似団体内順位45位/ 45団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位45位/ 45団体

公営住宅

類似団体内順位30位/ 45団体

港湾・漁港

類似団体内順位12位/ 14団体

認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位10位/ 41団体

学校施設

類似団体内順位41位/ 45団体

児童館
公民館

類似団体内順位17位/ 36団体

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

施設情報の分析欄

令和5年度に該当数値のある16施設類型のうち12類型において、類似団体平均値を上回っている。特に、福祉施設の有形固定資産減価償却率については、該当施設数が少ないこともあり、耐用年数を経過したため、100%で推移している。今後も利用状況、維持管理経費、老朽化の度合いなどを総合的に判断し、施設の長寿命化や除却等の検討を進める必要がある。その他のほとんどの類型数値において、類似団体平均値を上回っているが、引き続き効率的・効果的な公共施設のマネジメントに努めていく。

図書館

類似団体内順位18位/ 44団体

体育館・プール

類似団体内順位27位/ 45団体

福祉施設

類似団体内順位42位/ 42団体

市民会館

類似団体内順位39位/ 40団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位34位/ 42団体

保健センター・保健所

類似団体内順位23位/ 42団体

消防施設

類似団体内順位41位/ 43団体

庁舎

類似団体内順位31位/ 45団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2024年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等において、令和6年度の資産は79,416百万円となり、前年度から2,448百万円増加した。また、負債は37,686百万円となり、前年度から1,820百万円増加した一方、純資産は41,730百万円となり、前年度から628百万円増加した。令和2年度と比較すると、資産は308百万円の増加にとどまる一方、負債は2,100百万円減少し、純資産は2,408百万円増加していることから、これまでの財政運営においては、負債の縮減を進めながら純資産を確保してきた。一方、令和6年度の住民一人当たり資産額は158.7万円と類似団体平均232.2万円を下回っている。また、有形固定資産減価償却率は77.2%と類似団体平均65.5%を上回っており、本市が保有する公共施設等については、資産規模が比較的小さい中でも老朽化が進行している状況にある。さらに、純資産比率は52.5%と類似団体平均72.6%を下回り、将来世代負担比率は44.1%と類似団体平均21.1%を大きく上回っていることから、公共施設等の整備に当たっては、将来世代の負担を十分に考慮した財政運営が必要となっている。令和6年度については、庁舎増築棟や網野学校給食センターなどの整備事業を実施したことに伴い、市債の発行額が増加し、資産と負債がともに増加した。これらの事業は市民サービスの維持・向上や施設機能の確保に必要なものである一方、今後の公債費負担や施設の維持管理・更新費用につながることから、投資事業の実施に当たっては、中長期的な財政負担を踏まえて判断していく必要がある。今後も老朽化した公共施設等の更新需要が見込まれることから、本市としては、単に既存施設を更新するのではなく、施設ごとの必要性や利用状況、将来の維持管理・更新費用等を踏まえ、施設の統廃合や複合化、長寿命化などによる適正配置を進める。また、限られた財源を有効に活用するため、各事業の必要性や緊急性を精査し、投資の優先順位を明確にするとともに、国府の財源や有利な地方債を適切に活用することで、資産形成と将来負担の均衡を図り、持続可能な財政運営に努める。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等の令和6年度の純行政コストは32,232百万円となり、前年度から847百万円、2.7%増加した。令和2年度の34,605百万円と比較すると2,373百万円減少しているものの、令和3年度以降は増加傾向にあり、行政サービスの提供に必要となるコストが再び増加している。特に、令和6年度の住民一人当たり行政コストは64.4万円となり、前年度から2.9万円増加するとともに、類似団体平均55.0万円を9.4万円上回っている。本市は人口約5万人に対して市域が501.44kmと広く、道路、上下水道、公共施設等の社会資本を広範囲に維持管理する必要があることから、人口規模によるスケールメリットを得にくく、住民一人当たりの行政コストが高くなりやすい行政構造となっている。このため、単純に行政サービスを削減するのではなく、広大な市域や人口規模等の本市の特性を踏まえながら、限られた経営資源をより効果的・効率的に配分していくことが重要である。また、令和6年度は物価高騰や人件費の上昇等の影響もあり、行政サービスの提供に要する経常的な経費が増加している。経常費用についても、令和5年度の32,433百万円から令和6年度は33,448百万円へ増加しており、今後も人件費や物件費等の上昇に加え、老朽化した公共施設等の維持管理・更新に係る経費の増加が見込まれることから、行政コストの抑制は本市の財政運営上の重要な課題となっている。一方、受益者負担比率は4.1%と、類似団体平均3.3%を上回っており、行政サービスに要する経常費用の一部について、使用料・手数料等による財源確保が図られている。令和5年度の3.9%からも0.2ポイント上昇していることから、受益と負担の関係を踏まえた財源確保については一定の取組が進んでいる。今後、本市としては、各行政サービスについて必要性や効果、利用実態等を検証し、事業の選択と集中を進めるとともに、デジタル化や業務の効率化、民間活力の活用等により、行政サービスの質を維持しながら経常的な行政コストの抑制を図る。また、公共施設等についても、利用状況や維持管理費等を踏まえて適正配置や長寿命化を進める。さらに、使用料・手数料等については、サービスに要するコストや利用者の負担の公平性を踏まえ、必要に応じて適正な負担水準を検討し、安定的な財源確保につなげていく。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等において、令和6年度の本年度差額は323百万円のプラス、本年度純資産変動額は625百万円のプラスとなり、純資産残高は41,730百万円と前年度から628百万円増加した。本年度差額については令和2年度以降継続してプラスを確保しており、これまでの財政運営において、当年度の行政コストに対して税収や地方交付税等の財源を一定程度確保し、行政サービスの提供に要するコストを賄いながら、純資産を維持・増加させてきた。一方で、本年度差額は令和3年度の819百万円をピークとして縮小傾向にあり、令和6年度は323百万円にとどまっている。これは、財源が行政コストを上回る余力が縮小していることを示しており、今後、人口減少等による歳入の減少や、人件費、物価高騰、公共施設等の維持管理・更新費用の増加が進んだ場合には、純資産を安定的に確保することが難しくなる可能性がある。また、全体では本年度差額が△325百万円、本年度純資産変動額が△23百万円となり、令和5年度に続いて純資産が減少している。公営企業等を含めた市全体の財政状況を見ると、一般会計等と比較して収支面で厳しい状況にあることから、一般会計だけでなく、各公営企業等の経営状況を含めて市全体の財政基盤を捉え、将来負担を見据えた経営改善を進める必要がある。令和6年度は、庁舎増築棟や網野学校給食センターなどの大型整備事業を実施したことにより、資産形成が進む一方、市債発行額も増加している。これらの事業による市民サービスの向上を確保しつつ、今後発生する公債費や施設の維持管理費等を含めた長期的な財政負担を適切に管理していくことが重要である。今後、本市としては、行政サービスの見直しや事業の重点化、経常経費の抑制等を進めることで、本年度差額を安定的に確保し、純資産の維持・増加につながる財政運営を行う。また、公営企業等についても、各会計の収支や経営状況を的確に把握し、料金水準や事業規模、施設の更新計画等を含めた経営改善を進めることで、市全体として将来にわたり安定した財政基盤を確保していく。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等において、令和6年度の業務活動収支は3,227百万円のプラスとなり、経常的な行政活動から一定の資金を確保した。一方、投資活動収支は△4,605百万円となり、業務活動収支を上回る資金流出が生じたことから、業務・投資活動収支は△1,378百万円となり、前年度の1,016百万円のプラスから大きく悪化した。また、財務活動収支は1,756百万円のプラスとなっており、投資活動に伴う資金需要の一部を地方債の発行等によって賄った。さらに、指標上の業務・投資活動収支についても、令和5年度の753百万円のプラスから令和6年度は△2,315百万円へ大きく悪化し、類似団体平均794.8百万円を大きく下回っている。これは、令和6年度に庁舎増築棟や網野学校給食センターなどの公共施設等の整備を進めたことにより、投資活動に伴う資金流出が一時的に大きくなったことが主な要因である。このため、令和6年度の資金収支の悪化については、経常的な行政活動から資金を生み出す力が大きく低下したものではなく、大型の投資事業が集中したことによる影響が大きいと捉えている。一方で、業務活動収支だけでは投資活動に必要な資金を十分に賄えていない状況であることから、今後の大型投資事業については、事業実施年度だけでなく、その後の公債費や維持管理費を含めた中長期的な資金収支を見通した上で判断する必要がある。今後、本市では、新たな最終処分場整備をはじめとする大型事業が予定されていることから、投資活動に伴う資金流出が引き続き発生することが見込まれる。そのため、経常的な行政活動から生み出される資金を安定的に確保するとともに、公共施設等の整備・更新について、必要性、緊急性、事業効果及び将来の維持管理負担等を総合的に検証し、事業の優先順位を明確にしていく。また、地方債の活用に当たっては、合併特例事業債や過疎対策事業債等の交付税措置のある有利な地方債や、国府の補助制度等を適切に活用し、市の実質的な財政負担の軽減を図る。一方で、有利な地方債であっても将来的な公債費負担が発生することを踏まえ、市債残高や公債費、将来負担への影響を中長期的に見通し、地方債に過度に依存することのない資金調達を行うことで、安定的な資金繰りと将来負担の抑制を両立していく。なお、受益者負担比率は4.1%となり、前年度の3.9%から0.2ポイント上昇するとともに、類似団体平均3.3%を上回っている。行政サービスの提供に要する経常費用の一部を使用料・手数料等の経常収益で賄っている割合は比較的高いものの、経常費用は令和5年度の32,433百万円から令和6年度は33,448百万円へ増加している。今後も人件費や物件費の上昇、物価高騰等により行政サービスに係るコストの増加が見込まれることから、受益者負担については、サービスの必要性や利用実態、提供に要するコスト等を踏まえ、負担の公平性に配慮しながら適正な水準を検討する。あわせて、行政サービスのデジタル化や業務効率化、公共施設等の適正配置・長寿命化等を進めることで、経常的な経費の抑制を図り、業務活動収支の安定的な確保につなげる。これにより、今後予定する投資事業についても、将来世代に過度な負担を残すことなく、必要な市民サービスと財政の持続可能性を両立していく。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2024年度)

1.資産の状況

一般会計等の令和6年度の資産合計は794億1,600万円となり、前年度から24億4,800万円増加した。住民一人当たり資産額は158.7万円で、類似団体平均232.2万円を下回っている一方、有形固定資産減価償却率は77.2%と類似団体平均65.5%を上回っており、本市が保有する公共施設等の老朽化が進んでいる状況にある。また、歳入額対資産比率は1.81年で、類似団体平均3.46年を下回っている。令和6年度は、庁舎増築棟や網野学校給食センターなどの建設事業を実施したことから、資産及び市債残高がともに増加している。今後も老朽化した公共施設等の更新需要が見込まれる中、すべての施設を従来どおり維持・更新していくことは、将来の財政負担の増加につながることから、本市としては、公共施設等総合管理計画等に基づき、施設の適正配置や長寿命化を進めるとともに、施設ごとの必要性や利用状況、更新後の維持管理経費等を踏まえ、投資の優先順位を明確にしていく必要がある。また、資産額を単に増加させることを目的とするのではなく、将来にわたり市民サービスを維持するために必要な資産を適切に保有するという観点から、更新・統廃合・複合化等を含めた保有資産の適正化に取り組み、資産形成と将来負担の均衡を図っていく必要がある。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は52.5%で、前年度から0.9ポイント低下し、類似団体平均72.6%を下回っている。一方、将来世代負担比率は44.1%と、前年度の40.7%から3.4ポイント上昇し、類似団体平均21.1%を大きく上回っている。このことから、本市では保有する資産に対する将来世代の負担が、類似団体と比較して大きい状況にある。令和6年度は、庁舎増築棟や網野学校給食センターなどの建設事業に伴い市債の発行額が増加したことから、地方債残高が増加し、将来世代負担比率の上昇につながっている。また、財政調整基金についても7億5,000万円を取り崩しており、必要な財源を基金により補完している状況にある。本市としては、必要な公共施設等の整備を着実に進める一方、地方債の発行や基金の取崩しに過度に依存することのないよう、事業の必要性・緊急性及び財政負担を十分に精査していく必要がある。特に、今後予定される大型事業については、事業費だけでなく、地方債の償還、公債費、維持管理経費等を含めた中長期的な財政への影響を見通しながら、実施時期や事業規模を検討していくことが重要である。その上で、合併特例事業債や過疎対策事業債等の有利な地方債や国府の財源を適切に活用しながら、純資産の確保と将来世代の負担抑制を両立させ、持続可能な財政運営に努めていく。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは64.4万円となり、前年度の61.5万円から2.9万円増加し、類似団体平均55.0万円を9.4万円上回っている。純行政コストについても、令和6年度は322億3,200万円となり、前年度から8億4,700万円、2.7%増加した。令和2年度の346億500万円と比較すると23億7,300万円減少しているものの、令和3年度以降は増加傾向にあり、近年は行政サービスの提供に要するコストが増加している。本市は人口約5万人に対して市域面積が501.44kmと広く、道路や公共施設等の維持管理をはじめ、市民に行政サービスを提供するための経費について、人口規模によるスケールメリットを得にくいという構造的な課題を抱えている。このため、人口減少が進む中で、現在の行政サービスや公共施設等をそのまま維持していくことは、将来的に一人当たりの財政負担をさらに高める可能性がある。本市としては、行政サービスの水準を維持することを基本としつつ、事業ごとの必要性や効果を検証し、限られた財源を真に必要な施策へ重点的に配分していく必要がある。また、業務のデジタル化・効率化、事務事業の見直し、公共施設等の適正配置・長寿命化等を進めることで、行政サービスの質を確保しながら行政コストの抑制を図っていく。さらに、物価・人件費等の上昇による経常的な経費の増加も踏まえ、単年度のコスト削減だけではなく、中長期的な視点から行政サービスの提供方法そのものを見直し、持続可能な行政運営につなげていく必要がある。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は75.3万円となり、前年度の70.3万円から5.0万円増加し、類似団体平均63.7万円を上回っている。負債合計についても、令和6年度は376億8,600万円となり、前年度から18億2,000万円増加した。また、一般会計の市債現在高は359億1,905万9千円となり、前年度から5.1%増加している。令和6年度は、庁舎増築棟や網野学校給食センターなどの建設事業に伴う市債の発行額が増加したことが、負債増加の主な要因となっている。一方、本市では合併特例事業債や過疎対策事業債等の有利な地方債を活用しており、令和6年度末の市債現在高に対する交付税算入率は76.3%となっていることから、地方債の活用に当たっては、将来の実質的な財政負担を抑えるための財源確保にも努めている。しかしながら、住民一人当たり負債額及び将来世代負担比率が類似団体平均を上回っていることを踏まえると、地方債の活用に当たっては、交付税措置の有無だけでなく、実際の償還額や公債費負担、今後予定される事業への影響を含めて判断する必要がある。本市としては、必要な投資については有利な地方債や国府の財源を最大限活用しつつ、事業の優先順位や実施時期を精査し、市債残高の適正な管理に取り組んでいく。また、将来の公債費負担を見通しながら、投資と財政健全化のバランスを確保し、将来世代に過度な負担を残さない財政運営を進めていく。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は4.1%となり、前年度の3.9%から0.2ポイント上昇するとともに、類似団体平均3.3%を上回っている。これは、行政サービスの提供に要する経常費用のうち、使用料・手数料等の経常収益によって賄われている割合が、類似団体と比較して高いことを示している。一方、経常費用は令和5年度の324億3,300万円から令和6年度には334億4,800万円となり、10億1,500万円増加している。物価・人件費等の上昇や公共施設等の維持管理に係る経費の増加が続く中、今後も行政サービスの提供に必要な経費が増加することが見込まれる。本市としては、行政サービスに係るコストを適切に把握した上で、サービスの利用実態や維持管理経費、近隣自治体・類似施設との水準等を踏まえ、使用料・手数料等の受益者負担について、負担の公平性にも配慮しながら適正な水準を検討していく必要がある。ただし、受益者負担の見直しだけで行政コストの増加に対応するのではなく、事業そのものの必要性や提供方法を見直し、業務の効率化や公共施設等の適正配置を進めることにより、経常費用の抑制にも取り組んでいく。市民に必要な行政サービスを持続的に提供していくため、行政サービスの「質」と「負担」の双方を意識した財政運営を進めていく。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

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京都府京丹後市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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