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地方財政ダッシュボード

福島県西会津町の財政状況(最新・2024年度)

福島県西会津町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2024年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(51.1%)に加え、町内に中心となる産業もなく、大規模な事業所も少ないなど、税収を含めた自主財源の占める割合が低いため財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。さらには交付税算入率の高い地方債を多く活用しているため、分母値である基準財政需要額が高い傾向にあることも低くなる要因となっている。今後は事業の見直し、適正規模の事業執行に合わせて、町総合計画に基づく過疎・高齢化地域における活力を取り戻す取り組みを推進し、交流人口、定住人口の維持・増加に繋げていく必要がある。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率については、類似団体平均よりもやや高い数値となっている。令和6年度にやや減となった要因としては、分子となる一般財源において、国保診療施設勘定への操出金の増などにより、前年度比増となった。一方で分母となる経常的な一般財源額では、普通交付税の増により、分母総額が前年度比増となった。分子の増より分母の増が大きかった結果、経常収支比率が0.4%減少し90.1%となった。義務的経費となる公債費については、年度間の平準化に努めるとともに、各種事業の評価・検証を進め、限られる財源について、効率的に執行できるよう民間委託や指定管理者制度の活用など、更なる検討を進める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費・物件費ともに全国及び県、類似団体平均と比べ高くなっている。特に人件費では「定員管理の状況」で説明のとおり専門職を含めた職員数の多さや、職員の平均年齢の高さなどが主な要因となっている。また物件費では、本町特有の温泉施設やケーブルテレビ施設の運営委託料が計上されていることから高い傾向にある他、本町の人口規模や過疎・豪雪地帯で町の面積も広く点在しており、人口1人当たりで換算すると高い数値にならざるを得ない状況である。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均よりも高い傾向にあるが、本町は給料表や手当等については福島県に準拠している。今後も計画的な職員採用と定年延長を見据えた人事運営に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

全国及び県、類似団体平均と比べると高い傾向にあり、その要因は保健、福祉、医療の連携による取り組みを進める一環として配置している保健師、栄養士といった専門職が多いことが上げられる。他には、広域で人口密度が少ない行政エリアをカバーするための職員配置が影響していると考えられる。ここ数年の数値をみると徐々に増となっているが、職員数はほとんど変化していないため、人口減少が影響していると考えられる。

実質公債費比率の分析欄

全国及び県、類似団体平均と比べると高い傾向にあり、その要因は類似団体と比較して、規模の大きい地方債の発行を継続して行ってきたことと、水道事業、下水道事業を中心とした公営企業の地方債償還に対する繰出金が高い水準で推移していることが要因である。令和6年度に微減した要因は、元利償還が減少したことなどにより分子総額が前年度比減となり、更に普通交付税の増により分母総額が前年度比増となった結果、実質公債費比率が0.6%減少し、11.5%となった。今後は地方債依存型の事業実施を見直すなど、地方債発行の抑制を図り、比率の減少に努める。

将来負担比率の分析欄

全国及び県、類似団体平均と比べると高い傾向にあり、類似団体と比較して、規模の大きい地方債の発行を継続してきたことや、水道事業、下水道事業を中心とした公営企業の地方債償還に対する繰出金が高い水準で推移していることなどが要因となっている。令和6年度に前年度と比較し減少した要因は、地方債償還が進んだことにより地方債残高の大幅な減となったことや、充当可能財源等において寄附歳入に伴う基金の増などにより、分子の大きなマイナスとなった結果、65.4%となった。今後は地方債依存型の事業実施を見直すなど、地方債発行の抑制を図り、比率の減少に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費の分析欄

令和6年度は、全国及び福島県、類似団体平均と比べると低くなっているが、人件費の額自体は対前年度比で微増となっている。また国民健康保険や介護保険、上・下水道事業会計などの人件費に準ずる繰出金等を含めると、職員数や人件費はさらに高くなるため、今後は民間委託などの可能性を模索しながら、人件費の抑制に努める必要がある。

物件費の分析欄

令和3年度以降、燃料費や電気料金の高騰による指定管理委託料等の増額や、新規に小規模多機能型居宅介護施設の指定管理委託が開始となったことなどにより、増加傾向にある。令和6年度は前年に比べ微減となったものの、物件費単体では増額となっているため、引き続き使用料・手数料の見直し等による経常的な歳入の確保や、経常経費の節減に努め、物件費の抑制を図る。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は全国及び福島県、類似団体平均を下回っており、今後も適正な負担を行いながら、財政運営の健全化に努める。

その他の分析欄

令和2年度以降、ほとんど類似団体平均値と同値となっている。令和6年度は前年度比よりもやや高くなったが、災害救助法が適用されるほどの記録的な大雪による除雪費等の増が主な要因となっている。今後は、独立採算の原則に立ち返った事業の見直しや経費の節減など、普通会計の負担を減らすよう努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均と比較すると低い傾向であるが、全国及び福島県平均と比べると高い傾向にあり、今後も引き続き事業費補助の検証及び精査等による補助金の適正化に努めていく。

公債費の分析欄

近年大規模整備及び改修事業が集中したことで、地方債の元利償還金が増加し、公債費にかかる経常収支比率は、全国及び福島県、類似団体平均を上回っている。本町の財政構造上、自主財源が限られており大規模事業の実施には地方債発行に依存するため、高くなる傾向にある。公債費のピークは令和4年度になるが、令和7年度までは毎年やや減少するものの高止まりの状況が続く見込みであり、財政負担は非常に重いものとなることから、地方債発行の抑制に努め、事業計画の延伸等、中長期的な視点に立った財政運営の平準化を目指していく。

公債費以外の分析欄

令和6年度は全国及び福島県、類似団体平均を下回っているが、それは公債費に係る負担が大きいためである。「公債費」で説明の通り、高止まりの状況は続くものの令和4年度以降は公債費のピークを経過することや、今後の地方債の発行抑制に努めるなどの努力により、数値は変動する見込みである。今後も事業の評価・検証を進め、コスト意識を持ち、無駄を省く工夫をするなど、経費の節減に努め、更なる財政健全化を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金については、中長期的な見通しのもと、決算剰余金を中心に積み立てるとともに、最低水準の取り崩しに努めており、令和6年度は取り崩しよりも積み立てが多くなったため、数値が増となっている。一般会計の歳入歳出では、普通交付税やふるさと納税等の増により歳入総額が1.9%増したが、特別会計への繰出金や記録的大雪となった除雪費の増等により、歳出総額が2.9%増した結果、昨年度よりも実質収支額が少なくなり、また財政調整基金への積立額も少額であったことから、実質単年度収支がマイナスとなった。今後も、財政調整基金の取り崩しが積立金を上回ることのないよう、事業の見直しや統廃合など歳出の合理化等を推進し、健全な財政運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

令和6年度決算は、全ての会計において黒字で決算されている。介護、国保、後期高齢といった公営事業会計や、水道、下水道、工業団地、住宅団地といった公営企業会計ともに、黒字経営で健全な財政運営がなされており、実質収支額も適当な値で推移していることから、一般会計からの余剰な繰り入れ等を行わず、適正規模の財政収支が保たれている。引き続き、特別会計の原則独立採算の理念を念頭におき、均衡のとれた全体的な財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

過疎地域の振興として起債できる交付税算入の高い過疎債、辺地債の活用により、算入公債費等については、資本費平準化債の影響を除けば、ほぼ横ばいの推移となっている。しかし、依然として高水準にある地方債元利償還額に加え、水道事業会計、下水道事業会計を中心とした公営企業の地方債元利償還額に対する繰出金が高い水準で推移していることから、大幅な数値改善には至っていない。公営企業債等は償還年限も長く、しばらくはこの高水準の公債費負担が継続することから、全体の地方債償還予定を見ながら、事業全般の強弱をつけるとともに、資本費平準化債を活用し一般会計からの繰出額を抑え、中長期的に平準的な財政負担で推移できるような財政運営を図っていく。なお、令和3年度から「公営企業債の元利償還金に対する繰入金」及び「算入公債費等」で例年と比較し減額となっているが、これは下水道事業会計で資本費平準化債を借入れた影響によるものであり、借入額分の普通会計繰出金が減額になると同時に借入額の半額が算入公債費等から減額となるためである。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

「実質公債費比率(分子)の構造」と同様に、過疎地域の振興のための過疎債、辺地債の活用で、地方債残高に占める基準財政需要額算入見込額は高い値にある。しかし、地方債残高と同水準で推移しているため、ここ数年での将来負担比率も高止まり推移となっており、中長期的な財政見込みも硬直化が予想されることから、今後の投資的事業に対する地方債発行についても、更なる見極めが必要となってくる。財政の健全化、将来負担の低減にあっては、事業の強弱を効果的に使い、将来負担の均衡性を確保していく必要がある。なお、令和6年度は寄附歳入等に伴う特定目的金の増により、充当可能基金は増となったが、一方で本町では交付税算入の高い過疎対策事業債等を活用しているため、地方債残高の減に伴い基準財政需要額算入見込額も減となっている。将来負担比率(分子)では、一般会計等に係る地方債の現在高が大きく減少したため、前年度と比べ減少する結果となった。

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金全体

(増減理由)令和6年度末の基金残高は、約1,200百万円となっており、前年度から約137百万円の増となっている。主な要因は、その他特定目的基金の増である。(今後の方針)令和6年度は寄附歳入等による特定目的金の増に伴い基金残高が大きく増となったが、今後とも不測の事態への備えるため、引き続き事務事業の見直しや、使用料・手数料の見直し、事務効率の改善などの行財政改革を実施し、取り崩し額が積立額を上回ることのないよう、健全な財政運営に努めていくとともに、社会情勢の変化に伴う新たな財政需要にも即応できるよう、財政調整基金残高の確保に努める。

財政調整基金

(増減理由)令和6年度末の基金残高は、約895百万円となっており、前年度から約22百万円の増となっている。一般会計において、歳入・歳出ともに大きな変動はないため、残余分を積み立てたことによる増である。(今後の方針)大規模災害の発生など不測の事態に備えるため、特殊要因を除き、今後も財政調整基金の取崩しが積立金を上回ることのないよう、事業の見直しや統廃合など歳出の合理化を推進し、健全な財政運営に努める。

減債基金

(増減理由)令和6年度に約17百万円を積立てたが、これは普通交付税の再算定により、令和7・8年度分の臨時財政対策債の算入分が前払いで交付となったため、その分を積み立てしたものである。また令和6年度算入分として積み立てていた約7百万円を取り崩している。(今後の方針)令和5・6年度に積立てた分は、該当年度に対象算入分を取り崩すこととしている。

その他特定目的基金

(基金の使途)・みんなで創る未来基金:本町の将来を担う人材の育成、子育て支援、地方創生等未来に向けての積極的な事業を推進するため・公共施設整備等基金:公共施設の整備及び維持修繕に要する資金のため・小・中学校交流基金:町外の児童生徒との交流を推進し、児童生徒の心身の健全育成を図るため・生きがい福祉基金:長寿社会に備え、高齢者等の在宅福祉の向上及び健康の保全、生きがいづくりに資する事業に充てるため・新田正夫教育振興基金:名誉町民である新田正夫氏からの寄附金を西会津中学校図書館の図書購入などに充てるため・森林環境譲与税基金:森林の整備及びその促進に資する事業の充てるため・中小企業融資制度資金利子補給基金:新型コロナウイルス感染症による影響等の資金繰りを支援するため・新田興助地域振興基金:新田興助氏からの寄附金を本町の地域振興(教育振興、デジタル戦略の推進等)に充てるため・東日本大震災復興基金:住民生活の安定や地域経済の振興に充てるため(増減理由)既存のその他特目基金における前年度比増の要因は、寄附歳入に伴う新田興助地域振興基金の増や、将来の公共施設の維持修繕費の増に備えるため、公共施設整備等基金を積立てたことなどにより合計で約106百万円の増となった。(今後の方針)基金の設置目的や原資などを勘案し、関連事業を円滑に実施するための財源として計画的な基金運用を図る。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本町の有形固定資産減価償却率は、類似団体平均とほぼ同水準であるが、福島県平均をやや上回っている。本町の場合、取得価格総額の約6割を占める「道路・橋梁・トンネル等」のインフラ施設の減価償却率が約69%であり、全体の高さに起因している。また、公営住宅、体育館・プール、消防施設では減価償却率が7割以上であり、更には公民館・保健センターは9割以上となっていることから、西会津町公共施設個別施設計画を基に集約化や除却、修繕等を計画的に進める必要がある。

債務償還比率の分析欄

本町の債務償還比率は、全国平均よりもやや高い水準であり、福島県平均や類似団体平均を大きく上回っている。本町の場合、平成30年度に役場新庁舎移転事業により大規模に基金を取り崩したため、数値は大きく悪化したが、地方債の繰上償還や起債の抑制等により債務の削減を行った結果、数値は一時改善傾向となっていたものの、現在では高止まりの状況が続いている。本町では、財政力指数が低く大規模事業の実施には、地方債に依存せざるをえず、将来負担額が高くなる傾向にあることから、この状況は今後も続くと予想されるが、引き続き自主財源の確保に努めつつ、過度な数値にならないよう財政とのバランスをとっていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

本町の有形固定資産減価償却率は、類似団体平均とほぼ同水準であるが、将来負担比率は類似団体平均を大きく上回っている。将来負担比率は、基金の増加等(債務償還比率の記載内容)に伴い改善する傾向にある。令和5年度は、令和4年度発生豪雨災害事業のため基金から大きく取り崩し繰越事業として実施した分がほぼ完了したため、余剰分等を基金に戻すことが出来たことから、やや改善することとなった。将来負担比率と有形固定資産減価償却率の関係では、施設の大規模改修又は整備を実施すれば、有形固定資産減価償却率が低くなり、将来負担比率が上昇する逆の関係であるため、今後は西会津町公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づいた施設の適正管理を推進していくとともに、地方債の過度な発行を抑制するなど将来負担の軽減に取り組み、両数値の改善又は維持に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

本町の将来負担比率及び実質公債費比率は、類似団体平均を大きく上回っている。将来負担比率及び実質公債費比率の関係は相互関係にあり、増減の大きな要因の1つは地方債残高となっている。本町の財政状況では、公共事業の実施には地方債の発行が必要不可欠であることから、ある程度の数値の高さはやむを得ないと考えている。本町では引き続き、町独自のシミュレーションを計画・策定し、地方債の過度な発行にならないよう努めることとしている。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福島県西会津町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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