愛媛県上島町の財政状況(最新・2024年度)
愛媛県上島町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
上島町
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収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
人口減少や少子高齢化に加え、歳入総額に占める自主財源割合は2割ほどで、財政基盤も弱いため、全国平均や類似団体平均を大きく下回っている。今後も人口減少対策の取り組みを進めながら、主要産業の育成、新たな雇用の創出など自主財源の確保に努める。
経常収支比率の分析欄
前年度比で0.4ポイント低下し、94.5%となった。主な要因は歳入面で地方交付税や地方特例交付金等が増加したことによるものである。義務的経費の経常収支比率も高止まりしており、59.9%と前年度比で1.2ポイント上昇している。中でも人件費は32.0%ともっとも高い数値となっており、今後も引き続き定員管理計画に基づいた適正な定員管理及び事務事業の見直しによる事業の集約化・効率化を行うことで、人件費の抑制に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
1人当たり439,997円と前年度から37,041円の増加となっており、類似団体平均を大きく上回っている。これは、離島同士の合併による行政サービスの低下を招かないよう総合支所・分庁併用方式を採用しているため、職員数が多くなっていることによるものである。また、その他の要因としては、離島間における地域格差の無いよう類似施設を複数有することから、維持管理費等による物件費が嵩んでいるため、今後は、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の統廃合や集約化を進めることで施設の適正化を図る。
ラスパイレス指数の分析欄
前年度から数値は0.7ポイント低下し、類似団体平均値を大きく下回る状況が続いている。今後は、職員の削減に努めるとともに、人事評価制度の適切な運用により、給与水準の適正化に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
離島同士の合併による行政サービスの低下を招かないよう総合支所・分庁併用方式を採用しているため、人口1,000人当たり職員数は類似団体に比べ大きく上回っている。令和3年度の岩城橋開通により、町内4つの有人島が陸続きとなったことから、組織体系の見直し及び業務の簡素化・効率化、民間委託の活用など事務事業の見直しや施設の統廃合・集約化により、定員管理の適正化に努める。
実質公債費比率の分析欄
元利償還金の額は令和元年度に実施した最終処分場や令和2年度に実施した長崎桟橋改修工事の償還開始に伴い増加し、単年度実質公債費比率は前年度より0.42ポイント上昇し、3か年平均は14.4%と0.7ポイント上昇している。合併後に実施した情報通信基盤整備事業等の大型普通建設事業の償還を徐々に終えていることもあり、令和元年度をピークに元利償還金等は減少傾向にある。
将来負担比率の分析欄
令和6年度は、地方債の償還費の減少に伴う基準財政需要額算入見込額が減少したことと給与改定に伴う人件費の増額などによる財源不足の補填として基金の取り崩しを行ったことに伴う充当可能基金の減少により将来負担比率は36.5%となり、前年度比0.8ポイントの上昇となった。今後は中長期財政計画に基づき、大型事業の計画的な実施による普通建設事業費の平準化や交付税措置の有利な起債の借入をするなど財政規模に応じた健全な財政運営に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
令和6年度は、給与改定等の影響により前年度比1.4ポイントの上昇となった。例年類似団体平均を上回る状況が続いているが、これは離島同士の合併であることから、職員数の削減が進まず、定員が多くなっているためである。今後は、定員管理計画に基づき、定員の適正化に努める。
物件費の分析欄
業務委託等に係る人件費及び物価高騰の影響により前年度比0.2ポイントの上昇となった。今後は、公共施設の統廃合による維持管理経費の削減、委託業務の一元化などコスト削減を図りつつ、行政サービス水準の維持に努める。
扶助費の分析欄
扶助費は、類似団体と比較して大幅に下回っている。主な要因は、少子化により子ども等に係る経費が少ないことが挙げられ、今後も同程度の数値で推移していく見込みである。
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率は前年度比4.6ポイントの低下となった。これは下水道事業等が法適用の企業会計に移行したことから特別会計への繰出金が少なくなったことが要因である。しかし、依然として維持管理経費が嵩み特別会計への繰出金が多額となっている。
補助費等の分析欄
令和6年度から下水道事業等が法適用の企業会計に移行したことから前年度比2.8ポイントの上昇となったが、類似団体平均を下回っている状況にある。
公債費の分析欄
公債費は、依然として類似団体平均を大幅に上回っている。これは合併直後にごみ処理施設整備事業や公営住宅建設事業等の大型整備事業が集中したことによる地方債発行の増大が影響しており、ここ数年は地方債発行額を元利償還金額より抑える方針のもと、公債費の圧縮に努めている。今後も、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の統廃合、施設の経年劣化状況等を比較・分析しながら、中長期的な視点から施設整備を行うことで、町債発行を抑制し、公債費の縮減に努める。
公債費以外の分析欄
公債費以外に係る経常収支比率は、類似団体平均を下回っている状況である。しかしながら、依然として人件費が増加傾向にあることから、適正な人員管理による人件費の抑制を図るとともに、事務事業の見直しによる集約化・効率化や施設の統廃合・集約化を行うことで、経常的経費の削減に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
令和6年度は、魚島新造船定期検査に伴う繰出金の増により諸支出金が増加している。一方、学生寮整備事業の完了に伴う教育費などの減により、歳出全体は前年度から減少している。多くの費目で類似団体平均値より高い数値となっているが、これは離島という地理的要因や人口減少によることが主な要因である。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
令和6年度は、給与改定による人件費、物価高騰等による物件費の増加があったものの、学生寮整備事業の完了等による普通建設事業費の減に伴い歳出全体では前年度より減少している。補助費等や投資及び出資金の増加は、令和6年度より下水道事業等が企業会計へ移行したことにより繰出金から組替したことによるものである。類似団体平均値との比較では、人件費、繰出金、物件費、普通建設事業費、公債費が大きく上回っている。人件費が類似団体平均を大きく上回っているのは、離島という地理的特性により、職員数が他団体よりも多くなっているためである。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
令和6年度の実質収支比率は前年度から変動がなかったものの、財政調整基金の取崩しにより実質単年度収支は昨年度に引き続き赤字となった。依然として人件費・公債費・繰出金の負担割合が大きく、一般財源の不足が見込まれるため、今後も事務事業の見直しや施設の統廃合など歳出の抑制を進めることで健全な財政運営に努めていく。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
全ての会計において実質収支が黒字となっており、赤字比率はない。公共下水道事業会計及び浄化槽事業会計については、令和6年度に地方公営企業法を適用した企業会計へ移行したことにより前年度と比べて比率が大きく変動している。船舶事業会計については人件費及び修繕費の増加により前年度と比べて比率が低下している。なお、特別会計の多くが一般会計からの繰入金によって収支均衡が保たれているため、独立採算の原則のもと、適切な原価計算に基づいた使用料の改定やストック情報の的確な把握に基づく経営の効率化など将来にわたって持続可能な経営の確保に努めるとともに、一般会計への依存体質脱却に向けた経営改善に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
元利償還金の額は令和元年度に実施した最終処分場や令和2年度に実施した長崎桟橋改修工事の償還開始に伴い増加し、単年度実質公債費比率は前年度より0.42ポイント上昇し、3か年平均は14.4%と0.7ポイント上昇している。合併後に実施した情報通信基盤整備事業等の大型普通建設事業の償還を徐々に終えていることもあり、令和元年度をピークに元利償還金等は減少傾向にある。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
地方債の現在高は減少傾向にあるが、財政調整基金や減債基金の取崩しを行ったことによる充当可能基金の減少等により将来負担比率は36.5%で、前年度比0.8ポイントの上昇となった。令和6年度は、給与改定に伴う人件費や物件費の増額などの影響により基金の取り崩しを行った。今後も人件費・公債費・繰出金の負担割合が大きいことから基金の取崩しが懸念されるため、人件費の抑制や公共施設の統廃合を推進することで、数値の上昇抑制に努める。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)財政調整基金や減債基金の取崩し等により、基金全体としては312百万円の減少となった。(今後の方針)財政調整基金と減債基金を合わせると約10億1,100万円で、適正範囲(標準財政規模の15%)で基金残高を確保しているが、公共施設の更新等による大型事業や大規模災害などの不測の事態に備えて、今後も一定の金額の確保に努める。
財政調整基金
(増減理由)人件費、公債費、物件費等の増加に伴う財源不足補填のため、170百万円の取崩しを行った。(今後の方針)景気の変動等による税収の減少や自然災害など不測の事態に備えるため、組織改革や業務改善による人件費の抑制、公共施設等の統廃合による物件費・公債費の縮減に努め、標準財政規模の10%を下回らないように努める。
減債基金
(増減理由)臨時財政対策債償還基金費分と預金利息を積み立てたものの償還のため取崩しを行ったことにより79百万円の減少となった。(今後の方針)公債費については、ピークが過ぎたため徐々に減少していく見込みであるが、一般会計歳出総額に占める負担割合は高い傾向にあるため標準財政規模の5%を下回らないように努める。
その他特定目的基金
(基金の使途)地域振興基金・・・・・・町民の連帯の強化又は地域振興に要する経費の財源に充てることを目的としている。ふるさと整備基金・・・・ふるさとの振興を円滑かつ効果的に行う経費の財源に充てることを目的としている。ふるさと振興基金・・・・行政の広域化の要請に対処し、効率化と均衡のある発展を促進するため今治地区広域市町村圏の振興に関する施策の推進を図る経費の財源に充てることを目的としている。水と土保全基金・・・・・土地改良施設の公益的機能を有効に発揮し、集落住民の共同活動を促進する経費の財源に充てることを目的としている。森林環境譲与税基金・・・森林の整備及びその促進に関する施策の支援等を図る経費の財源に充てることを目的としている(増減理由)ふるさと整備基金は、寄付金35百万円を積み立てたが、ふるさと振興に係る事業の推進に充てるため110百万円を取崩したことにより、75百万円の減少となった。地域振興基金は町民の連帯の強化又は地域振興に係る事業に23百万円を取崩したが、寄付金35百万円を積み立てたことにより12百万円の増加となった。森林環境譲与税基金は、森林環境整備等に係る事業の推進により1.4百万円取り崩したが、配分額1.9百万円を積み立てたことにより、0.5百万円の増加となった。(今後の方針)ふるさと整備基金は、ふるさと振興事業を推進するため、引き続き財源として活用する。地域振興基金は、毎年度計画的に地域振興事業の財源に充てる予定。森林環境譲与税基金は、森林環境整備等に係る事業を推進するため、引き続き財源として活用する。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は全国平均よりも低いが、今後建物の老朽化は進むことから、保育所・学校施設等については、園児・児童・生徒数の減少に係る見通しを改めて検証し、施設の老朽化状況や今後の更新時期を踏まえて、統廃合の方針について検討を行っているところである。令和4年3月に改訂した公共施設等総合管理計画に基づき、さらなる公共施設の適正管理に努める。
債務償還比率の分析欄
普通会計での公債費の構成比は高い状況が続いているが、償還は進んでいるため、地方債残高は年々減少している。将来的な負担は軽減されているが、依然として類似団体平均を上回っているため、今後も地方債の借入額と残高のバランスを見ながら、公債費の抑制に努める。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は類似団体と比べると高い状況にある。有形固定資産減価償却率は類似団体よりも低く、公共施設の大規模改修等がすぐに必要な状況にはない。今後は、岩城橋開通により弓削島・佐島・生名島・岩城島の4つの有人島が陸続きとなったことから、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の集約化及び予防保全による施設の長寿命化や公共施設等の適正化に努め、施設更新・管理費用の抑制をするなど将来にわたって、町の持続的な発展のために必要な財源の確保を図る。また、老朽化対策による地方債の発行等により、将来負担比率の悪化が懸念されるため、交付税措置のある地方債の優先活用など、将来負担比率への影響にも配慮しながら、健全な財政運営に努める。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
令和5年度の将来負担比率は、地方債現在高が減少しているものの、基金残高が減少したことで、前年度と比べて6.0ポイント増加している。実質公債費比率は元利償還金の額や事業費補正により基準財政需要額に算入された公債費の減少により、3ヵ年平均では0.4ポイント増加したことと、類似団体に比べ高い水準で推移していることから、計画的な財政運営が求められる。今後は、人口減少等により税収や普通交付税、臨時財政対策債などの一般財源が不足していくことが予想され、厳しい財政状況が見込まれることから、将来負担に配慮した計画的な地方債発行や交付税措置のある地方債の優先活用など、一般財源における公債費を抑制しつつ、事務事業の見直しによる財政規模に応じた財政運営に努める。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
各種公共施設の大規模改修等が必要な状況ではないが、人口一人当たりの面積が全国平均よりも大きい公共施設(保育所・学校施設等)については、園児・児童・生徒数の減少に係る見通しを改めて検証し、施設の老朽化状況や今後の更新時期を踏まえて、統廃合の方針について検討を行っており、令和4年3月に改訂した公共施設等総合管理計画に基づき、施設の更新及び統廃合を進める必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
各種公共施設「体育館・プール」、「保健センター」、「庁舎」については、人口一人当たりの面積が全国平均よりも高くなっている。離島同士の合併による地理的条件から人口規模より公共施設の数や面積が大きくなることは避けられない状況ではあったが、令和3年度に岩城橋が開通し、4つの島が陸続きになったことから公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、施設の適正化(統廃合)を図る。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産合計は37,129百万円で、対前年度から503百万円減少した。主な要因は、基金の取崩し170百万円と事業用資産の建物の減価償却により有形固定資産130百万円の減によるものである。また、今後、一般財源の不足による基金の取り崩しが続く見通しであることから、老朽化した公共施設等の統廃合の検討と併せ、組織再編による人員配置の適正化を図り、経費の抑制に努める。負債合計は9,135百万円で、対前年度から309百万円減少した。主な要因は、地方債(地方債と1年内償還予定地方債)残高減少による地方債300百万円の減、退職手当引当金が28百万円の減少、賞与等引当金が12百万円が増加したことなどによる。全体会計では、資産合計は41,304百万円で、基金の取崩しや減価償却による有形固定資産の減等により、対前年度から485百万円減少した。負債合計は11,501百万円で、地方債の減等により対前年度から600百万円減少した。第三セクターや一部事務組合を加えた連結会計では、資産総額は42,331百万円、負債総額は12,322百万円であった。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常収益261百万円(△116百万円)、経常費用6,149百万円(+16百万円)、純経常行政コストは5,888百万円と対前年度から133百万円増加している。主な要因は、業務費用の人件費の増加(+35百万円)等があげられる。これは、本町が離島で構成されている地理的条件から類似施設を島単位で管理しているなど維持管理経費が増嵩しやすい傾向であり、人事院勧告に伴う給与改定等による人件費増に繋がった。全体では、一般会計等に比べて、特別養護老人ホーム(268百万円)、生名船舶(266百万円)、上水道等(172百万円)の収益を計上しているが、経常収益は840百万円増加している。国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用も834百万円増加し、純経常行政コストは1,446百万円多くなっている。また、純行政コストにおいても7,351百万円で1,431百万円の増加となった。連結では、一般会計等に比べて、経常収益は997百万円多くなっているが、経常費用も3,785百万円多くなっているため、純経常行政コストは2,788百万円多くなっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等おいては、財源の税収等4,629百万円、国県等補助金1,131百万円が、純行政コスト5,920百万円を下回ったことによる本年度差額が△160百万円となり、無償所管換等その他純資産変動も含め、純資産額残高は195百万円の減少となった。全体では、国民健康保険の国民健康保険料等、介護保険の介護保険料等が計上されているため、一般会計等に比べ、税収等が633百万円、国県補助金1,072百万円多くなっており、純資産残高は114百万円の増加となった。連結では、愛媛県後期高齢者医療広域連合が含まれることから、一般会計等に比べて、税収等が1,280百万円、国県補助金が1,753百万円多くなっており、純資産残高は100百万円の増加となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は714百万円であったが、投資活動収支は大規模な公共施設の整備(弓削高等学校学生寮整備工事等)を行ったことから△474百万円、財務活動収支は地方債償還支出が地方債発行収入を上回ったことから△300百万円となっており、本年度資金残高は86百万円となった。全体では、国民健康保険税や介護保険税の税収等が業務収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計等よりも468百万円多く、1,182百万円となった。投資活動収支は、公共施設の整備により△544百万円、財務活動収支は、地方債償還支出が地方債発行収入を上回ったことから△542百万円となった。連結では、愛媛県後期高齢者医療広域連合への国県等補助金が含まれることから、業務活動収支は一般会計等よりも458百万円多く、1,172百万円となった。投資活動収支は△547百万円、財務活動収支は、地方債償還支出が地方債発行収入を上回ったことから△542百万円となった。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額及び歳入額対資産比率は、離島同士の合併により類似施設を複数管理していることから、資産保有量が多いため、類似団体平均を上回っている。資産合計が減少しているにも関わらず、住民一人当たりの資産額は人口減の影響により増加傾向にあるため、今後も、人口の変化や地域の実情を考慮しながら、施設の統廃合や長寿命化を検討し、公共施設等の適正管理に努めなければならない。有形固定資産減価償却率は、前年度よりも1.0ポイント増加しているが、類似団体平均に比べ、依然として低い数値を保っている。これは、合併以降に整備した公共施設等が多いためであるが、今後も公共施設等総合管理計画に基づき、施設の経年状況等を比較・分析しながら、中長期的視点から施設の更新を行っていく。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均よりやや下回っており、負債の地方債残高や公債費は年々減少しているため、今後も減少していくことが想定され、比率は上昇傾向にある。将来世代負担比率は、前年度と同様に類似団体平均を上回っている。今後も、発行額を元利償還金額範囲内に留めて、地方債残高を圧縮させ、さらには交付税措置の有利な起債を充てるなどさらなる比率改善に努める。
3.行政コストの状況
住民一人当たりの行政コストは、離島という地理的条件から物件費等・人件費割合が高くなり、依然として類似団体平均値を上回っている。令和3年度に町内4島の有人島が架橋により陸続きとなっており、類似公共施設等の統廃合による維持管理経費の抑制、人員配置の適正化による純行政コストの削減に努める。また、下水道事業会計等への繰出金の負担も大きいため、料金改定に着手しなければならない。
4.負債の状況
5.受益者負担の状況
受益者負担率は、類似団体平均を下回っているが、これは、類似団体に比べ、人件費や物件費等の割合が高く、人口減少などの影響により公共施設の利用が減少し、使用料・手数料が減少しているためである。今後は、公共施設等の統廃合や長寿命化によって経常費用を抑制するとともに、公共施設の使用料の見直しを図る。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
愛媛県上島町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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