宮城県色麻町の財政状況(最新・2024年度)
宮城県色麻町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
色麻町
末端給水事業
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
個別排水処理
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
前年度から0.01増の0.28となっている。全国平均(0.49)、宮城県平均(0.53)、類似団体平均(0.35)と比較するといずれも下回っていることから、財政力基盤が低いことがうかがえる。財政力基盤が低水準にある主要因としては、歳入総額に占める自主財源比率が低いことが挙げられる。平成29年度開始の工業団地整備事業による企業誘致活動や移住・定住化促進事業等を推進し、新たな自主財源の創出並びに徴収強化による税収の確保に努め、財政基盤の強化を図る。
経常収支比率の分析欄
前年度から0.6ポイント減の84.3%となり、全国平均(93.8%)、宮城県平均(97.9%)、類似団体平均(88.0%)と比較するといずれも下回っている。主な減少要因としては、人件費(112,832千円減)が挙げられる。今後は、社会保障関係経費といった義務的経費の増加が見込まれるため、引き続き事業の見直し及び精査を行うことで経常経費を削減し、経常収支比率の上昇を抑え、財政の硬直化を未然に防ぐ財政運営に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
前年度から21,454円減の283,164円となり、全国平均(169,281円)、宮城県平均(194,112円)と比較すると大きく上回っているが、類似団体平均(332,031円)と比較すると下回っている。減少要因として、人件費(136,803千円減)、一時保管牧草農地還元委託料(21,352千円減)、幼稚園費(20,535千円皆減)等の物件費の減少が挙げられる。今後も経常経費の削減等の行財政改革等を進め、類似団体平均を下回る水準となるよう努める。
ラスパイレス指数の分析欄
前年度から0.4減の96.0となった。全国市平均(98.6)、全国町村平均(96.4)と比較すると下回っているが、類似団体平均(96.0)と比較すると同程度の水準となっている。今後も人事院勧告に基づいた運用に努め、適切な給与水準を保つことを目標とする。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
前年度から0.92人減の13.76人となった。全国平均(8.41人)、宮城県平均(10.37人)と比較すると上回っているが、類似団体平均(14.28人)と比較すると下回っている。要因としては、人口が年々減少していることに加え、定員管理人数が10人減(120人→110人)となったことが挙げられる。人口1,000人当たり職員数は同水準で推移しており、事務の効率化等を行い、適切な定員管理に努める。
実質公債費比率の分析欄
前年度から0.5ポイント増の10.8%となった。全国平均(5.6%)、宮城県平均(5.6%)、類似団体平均(8.7%)と比較して高い水準となっている。平成25年度に起債した小中一貫校施設整備事業債の元金償還が平成29年度から始まったことから令和4年度に償還ピークを迎えたが、令和元年度以降は元利償還金額を超えない範囲での起債にとどめているため、令和5年度に償還額は減少に転じ、令和8年度までは減少傾向で推移する見込みである。また、次回の償還ピークは、令和5年度に起債した認定こども園整備事業債の元金償還が本格化する令和11年度になる見込みである。今後も、事業の精査等を行うことで地方債の発行抑制に努め、公債費負担の軽減を図る。
将来負担比率の分析欄
前年度と同値の72.6%となった。地方債残高の減が減少要因に挙げられるが依然として加美郡保健医療福祉行政事務組合をはじめとした一部事務組合負担金等や公営企業債繰入金等が大きな割合を占めている。そのため、今後も引き続き新規地方債の発行を必要最小限に留める等、将来負担額の減少に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
前年度から3.1ポイント減の23.9%となった。全国平均(26.6%)、宮城県平均(30.1%)、類似団体平均(25.7%)と比較するといずれも下回っている。要因としては、令和6年4月の認定こども園開園に伴い、保育所及び幼稚園を廃止し、同時に機構改革を実施したことが挙げられる。その結果、会計年度任用職員が前年度と比較して半分程度になっている。今後も事務事業の見直しによる効率化や適切な定員管理を図り、人件費の抑制に努めていく。
物件費の分析欄
前年度から0.9ポイント減の17.3%となった。全国平均(15.6%)宮城県平均(16.2%)、類似団体平均(14.4%)と比較するといずれも上回っている。保育所費(25,001千円皆減)、幼稚園費(20,535千円皆減)を主要因として前年度から36,946千円減少したが、物価高騰の影響による光熱水費、燃料費の上昇分等の影響を引き続き受けている状況である。今後も世界情勢に影響して高い水準で推移する可能性がある。
扶助費の分析欄
前年度から0.5ポイント減の2.5%となった。全国平均(13.4%)、宮城県平均(11.3%)、類似団体平均(4.1%)と比較するといずれも下回っている。要因としては、令和6年4月の認定こども園開園に伴う保育所及び幼稚園を廃止したことによる保育所費(16,892千円皆減)が挙げられる。人口は減少しているものの、子育て支援や高齢者福祉に係る経費が今後も同程度で推移するものと見込まれるため、今後も適正な事業運営に努める必要がある。
その他の分析欄
前年度から1.2ポイント増の11.6%となった。全国平均(12.5%)、宮城県平均(12.8%)と比較すると下回っているが、類似団体平均(10.9%)と比較すると上回っている。要因としては、維持補修費における除雪経費(14,318千円増)、町道補修等工事(2,403千円増)が挙げられる。また、公共施設の老朽化による修繕等に伴い、今後、維持補修費が増加するものと見込んでいる。そのため、公共施設等総合管理計画並びに個別計画に基づく適正な維持補修に取り組み、財政を圧迫させない計画的な財政運営に努める。
補助費等の分析欄
前年度から2.6ポイント増の19.5%となった。全国平均(10.7%)、宮城県平均(11.5%)、類似団体平均(17.5%)と比較するといずれも上回っている。要因としては、令和6年4月の認定こども園開園に伴う施設型給付費負担金(39,970千円皆増)、地域子ども・子育て支援事業補助金等(36,546千円増)が挙げられる。その他、一部事務組合(加美郡保健医療福祉行政事務組合、大崎地域広域行政事務組合)への負担金は依然として高い水準にある。また、各種団体への負担金・補助金も大きな割合を占めていることから、事業の明確化・見直しを図り、水準の適正化に努める。
公債費の分析欄
前年度から0.1ポイント増の9.5%となった。全国平均(15.0%)、宮城県平均(16.0%)、類似団体平均(15.4%)と比較するといずれも下回っている。増加した要因として平成24年度に起債した地場産業振興施設建設事業債の繰上償還が挙げられる。平成25年度に起債した小中一貫校施設整備事業債の元金償還が平成29年度から始まったことから令和4年度に償還ピークを迎えたが、令和元年度以降は元利償還金額を超えない範囲での起債にとどめているため、令和5年度に償還額は減少に転じ、令和8年度までは減少傾向で推移する見込みである。また、次回の償還ピークは、令和5年度に起債した認定こども園整備事業債の元金償還が本格化する令和11年度になる見込みである。そのため、事業内容の見直しや精査を行うことで新規地方債の発行を抑制し、起債に極力依存しない財政運営を心がけていく。
公債費以外の分析欄
前年度から0.7ポイント減の74.8%となった。全国平均(78.8%)、宮城県平均(81.9%)と比較すると下回っているが、類似団体平均(72.6%)と比較すると上回っている。主な要因としては、補助費等の大部分を占める一部事務組合(加美郡保健医療福祉行政事務組合、大崎地域広域行政事務組合)への負担金が高い水準で推移しているため、早急な改善は難しい状況である。そのため、長期的に経常経費の削減に努め、類似団体内平均以下の水準まで公債費以外の経常収支比率を引き下げるよう財政運営に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
住民一人当たりのコストが最も高い費目は203,626円の民生費である。保育所費(162,936千円皆減)の影響により前年度から22,719円減となっているが、民生業務を担当する一部事務組合への負担金が高い水準で推移しており,それに伴い民生費は高い水準で推移していくものと見込まれるため、今後も一部事務組合へは経営改善や事業経費の見直しにより負担金の軽減を図るよう取り組みを促す。次いで155,479円の総務費となっている。機構改革実施に伴う人件費(72,646千円増)の影響により前年度から32,743円増となっている。上記2費目以外に着目すると、議会費、衛生費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費、公債費が前年度から増加した。衛生費においては、保健福祉センター冷暖房設備改修工事費(116,674千円皆増)の影響により前年度から22,964円増となっている。一方、減少した費目は教育費であり、幼稚園費(109,021千円皆減)の影響により前年度から14,272円減となっている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は住民一人当たり850,109円となっている。義務的経費である人件費、扶助費及び公債費の合計は265,202円となっており、31.2%を占めている。また、補助費等が前年度から87,860円増の245,654円となっており、28.9%を占めている。増となった要因としては、令和6年4月の認定こども園開園に伴う施設型給付費負担金(171,580千円皆増)、下水道事業会計の法適用企業への移行に伴う下水道事業負担金(264,065千円皆増)が挙げられる。各費目の推移を見てみると、扶助費において73,604円(15,476円増)となっている。これは電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金給付事業(47,136千円増)が主な要因として挙げられる。一方、人件費においては136,001円(18,320円減)となっている。これは令和6年4月の認定こども園開園に伴い、保育所及び幼稚園を廃止し、同時に機構改革を実施したことが挙げられる。その結果、会計年度任用職員が前年度と比較して半分程度になっている。この他、除雪経費の影響で維持補修費が23,435円(2,206円増)となっている。また、公共施設の老朽化による修繕等に伴い、今後も高水準での推移が見込まれる。そのため、公共施設等総合管理計画並びに個別計画に基づき、財政を圧迫させない計画的な財政運営に努める必要がある。公債費については、平成25年度に起債した小中一貫校施設整備事業債の元金償還が平成29年度から始まったことから令和4年度に償還ピークを迎えたが、令和元年度以降は元利償還金額を超えない範囲での起債にとどめているため、令和5年度に償還額は減少に転じ、令和8年度までは減少傾向で推移する見込みである。また、次回の償還ピークは、令和5年度に起債した認定こども園整備事業債の元金償還が本格化する令和11年度になる見込みである。引き続き財政力を考慮し計画的な公債費の軽減に努める。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
実質収支比率は3~4%程度で推移しており、令和6年度の実質収支額は104,209千円で前年度から27,015千円減(20.6%減)となり、標準財政規模比は3.35%となった。実質単年度収支については、積立額を超える財政調整基金251,000千円の取り崩しを行ったため、赤字となっている。人口減を主要因として、住民税、法人税及び固定資産税をはじめとした自主財源が減少していく見込みである一方で、公共施設の老朽化等に伴う維持修繕経費が増加していくことが見込まれる。その対応のため財政調整基金を取り崩す財政運営が続く見通しである。財政を圧迫させないよう、大規模な投資的経費の抑制を図るとともに、事業の見直しや精査を行い適切な行財政運営に努める。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
水道事業会計においては、標準財政規模比が令和2年度以降5~6%程度で推移していたが、令和6年度は前年度から1.05ポイント増の7.09%となった。増加の主要因として、配水設備改良に係る水道施設整備工事費の減が挙げられる。下水道事業会計は、令和6年度から法適用企業へ移行し、1.64%となった。特環マンホールポンプ改修工事の増が主要因で、法適用企業移行前と比較して標準財政規模比が0.60ポイント増となっている。一般会計においては、前年度と比較すると標準財政規模比が0.83ポイント減の3.28%となっている。上記3会計含め全ての会計で黒字となっている。今後も現在の水準を維持し、継続して適切な財政運営に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
元利償還金は平成25年度に起債した小中一貫校施設整備事業債の元金償還が平成29年度から始まったことから令和4年度に償還ピークを迎えたが、令和元年度以降は元利償還金額を超えない範囲での起債にとどめているため、令和5年度に償還額は減少に転じ、令和8年度までは減少傾向で推移する見込みである。また、次回の償還ピークは、令和5年度に起債した認定こども園整備事業債の元金償還が本格化する令和11年度になる見込みである。公営企業債の元利償還金に対する繰入金は下水道事業債の元利償還金が該当するが、起債を活用した下水道処理施設の改修工事等を計画的に実施していることから、今後も横ばいで推移していくものと見込んでいる。今後も事業の見直しや精査等を行い、投資的事業への地方債の発行抑制や公営企業の健全化及び現在の水準の向上に努める。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
将来負担額(A)は全ての項目で減少傾向にある。充当可能財源等(B)においても、基準財政需要額算入見込額の前年度比205百万円減少をはじめ全ての項目で減少した。その結果としては、(A)全体が前年度から278百万円減少した一方で、(B)全体としては前年度から246百万円の減少にとどまり、将来負担比率の分子は前年度から1.5%減の2,006百万円となっている。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)令和6年度末の残高は1,163百万円で令和5年度末から1.1%減の13百万円減となった。町税等の増収により財政調整基金に2百万円積み立てた他、その他特定目的基金においては、ふるさとまちづくり基金で3百万円積み立てたことを主要因として6百万円の増となった。一方で、減債基金において、平成24年度に起債した地場産業振興施設建設事業債の繰上償還のために25百万円取り崩したことを主要因として、財政調整基金及びその他特定目的基金の増加額を上回る21百万円減となったため、基金全体として13百万円の減となった。(今後の方針)公共施設の老朽化の顕著化等から、その対応や災害等に備え、計画的な基金の増加に努める。
財政調整基金
(増減理由)一部事務組合(加美郡保健医療福祉行政事務組合、大崎地域広域行政事務組合)への負担金等の財源への充当を主要因として251百万円取り崩したが、町税等の増収による183百万円、令和5年度歳計剰余金処分による70百万円の計253百万円を積み立てたため、前年度から2百万円増となった。(今後の方針)予期せぬ自然災害や公共施設の維持修繕等に加え、人口減を主要因とした税収減が想定されるので標準財政規模の20%程度を目標に基金残高を確保する。
減債基金
(増減理由)平成24年度に起債した地場産業振興施設建設事業債の繰上償還のために25百万円取り崩したことを主要因として、前年度から21百万円減となった。(今後の方針)平成25年度に起債した小中一貫校施設整備事業債の元金償還が平成29年度から始まったことから令和4年度に償還ピークを迎えたが、令和元年度以降は元利償還金額を超えない範囲での起債にとどめているため、令和5年度に償還額は減少に転じ、令和8年度までは減少傾向で推移する見込みである。また、次回の償還ピークは、令和5年度に起債した認定こども園整備事業債の元金償還が本格化する令和11年度になる見込みである。引き続き財政力を考慮し、基金からの繰入を行い計画的な公債費の軽減に努める。
その他特定目的基金
(基金の使途)①奨学資金貸付基金:奨学資金の貸与を目的とした基金②ふるさとまちづくり基金:色麻町の住みよい豊かなまちづくりを推進したいという思いのもと寄せられた寄附金の適切な管理運用を目的とした基金③児童医療費の助成基金:児童に係る医療費のうち自己負担分を助成し子育て家庭の経済的負担の軽減を目的とした基金④長寿社会対策基金:高齢化社会に対応した施策の展開及び地域振興や福祉向上を目的とした基金⑤21世紀の田園文化創造基金:緑豊かで活力ある色麻の田園形成に係る地域活動の強化・支援を目的とした基金(増減理由)特定目的基金全体としては前年度比6百万円増となった。ふるさとまちづくり基金で3百万円積み立てたことが主な要因となっている。(今後の方針)令和4年度に造成した児童医療費の助成基金は令和5年度から取り崩しを行っており、今後も計画的に取り崩しを行うため減少傾向となる見込みである。また、ふるさとまちづくり基金において、令和元年度までは取り崩し金額が5~10百万円程度で推移していたが、令和2年度から本基金を充当する特定事業を増加させる方針を採用した。今後もこの方針は継続していく予定である。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は70.6%となっており、全国平均(64.8%)、宮城県平均(59.9%)、類似団体平均(67.0%)と比較すると、いずれも上回っている状況である。公共施設等総合管理計画に基づき各施設の維持修繕を行っているが、年々施設の老朽化は顕著化しているとともに、人件費や物価の高騰により維持修繕費は増加していくものと考えられる。今後も公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、集約化や除却も含めた施設の維持管理に努めていく。
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は426.5%となっており、全国平均(509.7%)、宮城県平均(747.1%)と比較すると下回っているが、類似団体平均(315.4%)と比較すると上回っている状況である。財政健全化の一環として、大型地方債の発行抑制を図っており、将来負担額は減少傾向にある。今後も引き続き地方債の発行抑制を図るとともに、基金残高の増加に寄与するような適正な財政運営に努める。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は72.6%と前年度から△3.7ポイントとなったものの、依然として類似団体平均と比較して大きく乖離している。これは、将来負担額のうち組合等負担見込額が高い水準で推移していることが一因として考えられる。一方で、有形固定資産減価償却率は70.6%となっており、類似団体平均(67.0%)と比較すると3.6ポイント上回っている状況である。今後も公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、集約化や除却も含めた施設の維持管理に努めていく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
前年度と比較すると将来負担比率は△3.7ポイントの72.6%となっており、類似団体平均と比較すると大きく乖離している状況である。将来負担額のうち組合等負担見込額が高い水準で推移していることが一因として考えられる。実質公債費比率においては、算定から外れる令和2年度と比較して普通交付税額が増加したものの、組合等地方債額も増加し、算出式中の分子の伸び率が分母の伸び率を上回ったことで前年度から0.4ポイント増の10.3%となっている。地方債元金償還は令和4年度にピークを迎えており、以降は減少傾向となる見込みである。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率は、「橋りょう・トンネル」「公営住宅」「認定こども園・幼稚園・保育所」「学校施設」「公民館」において類似団体平均を上回っており、施設の老朽化が進んでいることがうかがえる。特に、「認定こども園・幼稚園・保育所」において減価償却率が高くなっており、類似団体平均と比較しても大きく乖離している。なお、当町では施設の老朽化や、より良質な幼児教育の提供を目的として既存の幼稚園・保育所を閉園・閉所した上で、令和6年4月に認定こども園開園を予定している。その他の施設については、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、集約化や除却も含めた施設の維持管理に努めていく。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率は、「体育館・プール」「消防施設」「庁舎」において類似団体平均を上回っており、施設の老朽化が進んでいることがうかがえる。「庁舎」については、26.6ポイント上回っており、庁舎の更新等を見据え基金の造成を検討していく必要がある。今後は、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、集約化や除却も含めた施設の維持管理に努めていく。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から182百万円減少(△1.20%)の15,043百万円となった。これは、有形固定資産のうち事業用資産とインフラ資産における減価償却の減少幅が資産の減少幅を上回ったことが要因である。負債総額は前年度末から72百万円減少(△1.77%)の4,001百万円となった。当町では、財政健全化の一環として大型地方債の発行抑制を図っており、令和5年度は地方債償還額が319百万円となり、地方債発行額177百万円を上回った。全体会計においては、前年度末から資産総額が117百万円減少(△0.65%)の17,878百万円、負債総額が118百万円減少(△1.90%)の6,108百万円、連結会計においては、前年度末から資産総額が2,362百万円増加(+12.28%)の21,596百万円、負債総額が1,602百万円増加(+24.83%)の8,053百万円となった。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、純経常行政コストが前年度末から6百万円減少(△0.13%)の4,465百万円となった。これは、町道の舗装補修事業の減による維持補修費116百万円減少(△79.86%)したことが主要因である。純経常行政コストについて、全体会計では前年度末から27百万円減少(△0.47%)の5,683百万円、連結会計では前年度末から82百万円増加(+1.29%)の6,453百万円となった。今後は、既存の公共用施設の老朽化等に伴う改修が増加するとともに人件費や物価の高騰により改修経費が増加見込みにあるため、公共施設等総合管理計画に基づいて計画的に整備することでコスト縮減に努める。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、純行政コスト4,409百万円に対して、財源が4,547百万円であり、本年度差額は138百万円増加、純資産変動額が110百万円減少となり、純資産残高は11,042百万円となった。純資産残高について、全体会計では前年度末から3百万円増加(+0.03%)の11,771百万円、連結会計では前年度末から759百万円増加(+5.94%)の13,542百万円となった。今後も税収を確保するとともに、予算編成に際しては事務事業の見直しを行いコスト縮減に努める。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、財務活動収支が△128百万円となっており、前述のとおり財政健全化の一環として大型地方債の発行抑制を図っているためである。今後も引き続き、将来負担軽減のため地方債の発行に対しては慎重な姿勢を固持することとする。財務活動収支について、全体会計では△107百万円、連結会計では△184百万円となっている。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
③有形固定資産減価償却率は、類似団体平均値と比較して2.5ポイント増の70.6%となっている。これは、庁舎、公営住宅、行政区の集会所等の公共用施設や、消火栓といった工作物等の減価償却が進んでいることに加え、普通建設事業費を抑制しているため、①住民一人当たり資産額が類似団体平均を下回っている要因と考えている。
2.資産と負債の比率
④純資産比率は、類似団体平均値と比較して△2.9ポイントの73.4%となっている。⑤将来世代負担比率は、分母に当たる有形・無形固定資産合計及び、分子に当たる地方債残高が類似団体平均値よりも低い水準になっており、当該数値も類似団体平均値と比較して△5.1ポイントの12.9%となっている。前述のとおり、大型地方債の発行抑制を図っているが、引き続き同様の方針とし、地方債残高の縮減に努めたい。
3.行政コストの状況
⑥住民一人当たり行政コストは、類似団体平均値と比較して△5.9百万円の70.4百万円となっている。前年度末からは0.6百万円増となっており、これは、人件費や補助金等が増加傾向にある一方で人口が減少しているためである。今後も事務事業の見直しをはじめとして、行政コストの縮減に努めたい。
4.負債の状況
5.受益者負担の状況
⑨受益者負担比率は、類似団体平均値と比較して△6.8ポイントの3.4%となっている。当町の利用料金等は、上下水道使用料をはじめ暫く改定していないものが多く、昨今の物価上昇を踏まえ、適正な水準のものとしていきたい。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
宮城県色麻町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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