特定地域排水処理施設 農業集落排水施設 公共下水道 簡易水道事業(法適用) 簡易水道事業(法適用)
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長引く景気低迷による個人市民税などの減収から0.45と類似団体平均を下回っているため、新規採用者数の抑制による人件費の削減、経常経費の削減等、歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、税収の徴収率向上を図り歳入確保に努める。
一部事務組合に対する補助費等の減少及び臨時財政対策債の減が主な要因となり、平成23年度は88.2%と前年度を上回っているものの、類似団体平均については下回ることとなった。しかし、福祉関係経費や公営企業等への繰出金が年々増加しており、将来の比率悪化の主因となることが見込まれるため、新規採用者数の抑制による人件費の削減等、徹底した行財政改革に取り組み、現在の水準を維持するよう努める。
新規採用者数の抑制により人件費は減となったものの、予防接種費や除排雪対策費、緊急雇用創出等臨時対策基金事業等の実施により物件費が増となり、類似団体平均を上回ることとなった。今後は、人件費の削減を引き続き行うとともに指定管理者制度の導入による外部委託化等を推進し、コスト低減を図っていく方針である。
類似団体平均値を2.2ポイント下回る103.8となっている。今後も、民間給与実態調査に基づく県人事委員会の勧告や、地域経済への影響なども勘案した上で給与削減の検討を行い、民間給与との均衡を図る。
第2次定員適正化計画では、平成33年度の職員数を人口千人に対して7人の割合とすることを目標としている。これまで、指定管理者制度の導入や組織の再編・統合及び新規採用抑制等により、職員数の削減に努めてきた結果、平成23年度における人口千人当たりの職員数は7.60人となっている。類似団体平均を0.23人下回っているが、25年度に予定されている市立商業高校の県への移管などにより、今後の職員数は更に減少するものと見込んでいる。
類似団体平均をやや上回っているものの、本市の前年度の比率と比較すると1.4ポイント改善した。この主な要因としては、元利償還金に係る基準財政需要算入額の増加により、一般財源で負担すべき元利償還金等の減少が挙げられる。今後、元利償還金に係る基準財政需要額算入額の増などにより比率改善が見込まれるが、起債依存の財政運営を防ぐためにも、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択をし、適正な起債発行に努めていく。
昨年度を下回っている主な要因は、財政調整基金及び減債基金の積立による充当可能基金の増額、退職手当負担見込額の減少、南部清掃工場等に係る地方債償還終了による組合等負担等見込額の減少等が挙げられる。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする徹底した行財政改革を推進し、財政の健全化に努めていく。
人件費に係る経常収支比率は、平成23年度において25.0%と類似団体平均より下回っている。この主な要因としては、職員給の減が挙げられる。今後も、新規採用者数の抑制や指定管理者制度の導入などの行財政改革に取り組み、人件費関係経費全体の削減に努めていく。
平成18年度から、経常経費5%削減を目標とした予算編成を継続的に行い、内部管理経費の削減を続けていることから、物件費に係る経常収支比率は類似団体平均よりも下回っている。今後も物件費を筆頭とする経常経費の抑制に努め、コスト削減を図っていく。
扶助費に係る経常収支比率は、平成23年度において8.8%と類似団体平均より下回っている。この主な要因としては、法人保育所等運営費負担金などが増加しているものの、生活保護費が減少していることが挙げられる。今後は、法人保育所運営費の適正化を図るとともに、財政を圧迫する社会保障関係経費の抑制に努める。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金の増加が主な要因である。特に下水道事業に係る繰出金については、据置期間のない資本費平準化債を毎年度発行していることから、これに係る元利償還金への繰出金が逓増している。今後、公営企業については、独立採算の原則に立った使用料の値上げの実施などにより財務の健全化を図り、繰出金の抑制に努めていく。
補助費等に係る経常収支比率は前年度と同率であるものの、類似団体平均と比べ依然高いものとなっている。今後は一部事務組合に対する負担金が減少する見込みであり、また、市単独補助金について、見直しに関する基準により更なる削減を図るなど補助費等全体の抑制に努めていく。
平成19年度より実施した利率5%以上の地方債の借換により元利償還金が削減されていることから、公債費に係る経常収支比率は減少傾向にあり、類似団体平均よりも下回っている。平成25年度以降、小学校建設事業や共同調理場建設事業などの大型事業に係る元金償還が順次開始されることから、今後公債費は増加することが見込まれる。地方債の新規発行については、本市総合計画に基づいて行うが、過疎対策事業債や合併特例事業債など交付税算入のある有利な起債を活用する。
公債費以外に係る経常収支比率は類似団体平均を上回った。この主な要因としては、補助費等及び繰出金の増加が挙げられる。今後は、補助費については、市単独補助金の見直しに関する基準などにより更なる削減を図り、繰出金については、独立採算の原則に立った使用料等の改正や確保を行い抑制に努める。
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