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2013年度
2011年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2023年度)
財政力
財政力指数の分析欄
類似団体を上回っているものの、法人町民税が特定企業の業績に左右されるところが大きく、人口減少に加え、全国平均を上回る高齢化率により、町の衰退が懸念されており、町の活性化と自主財源の確保が今後の課題となっている。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
地方交付税等の減により、88.5%と類似団体平均を若干上回った。高齢化に伴う社会保障費や公債費の増などにより、年々財政の硬直化が進んでいることから、職員数、職員給与費の抑制等による人件費の削減のほか、全ての事務事業の点検・見直しを実施している。診療所の経営改善はもちろんのこと、今後も事務事業の見直しを更に進めるとともに、全ての事務事業の優先度を点検し、優先度の低い事務事業については、計画的に廃止・縮減を進め、経常経費の削減を図る。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体平均を下回っているが、システム関連経費や委託業務の増などにより物件費は高い水準にあるため、引き続き事務事業の見直しとコストの縮減を図り、経費の削減に努める。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体内では低い水準にある。職能や能力、実績が反映できる給与制度を構築し、給与の適正化に努める。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
類似団体平均を下回る職員数となっている。新規採用の抑制により職員削減を行っているところであるが、人口の減少に伴い横ばい状態である。業務の効率化、見直しにより、より適正な人員管理に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
類似団体平均が低い水準で推移する中で、平成20年度から連続して類似団体平均を上回っている。病院事業の診療所化に伴い、数値は徐々に低下してきたが、今後、公共施設個別施設計画に基づき実施する公共施設の老朽化への対応が控えており、数値の上昇が見込まれるが、比率の動向に注視し、事業の整理、縮小を図るなど新規地方債の発行抑制に努め、後年度負担が過度にならないように努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率は低下傾向にあるが、類似団体平均を大きく上回っている。主な要因は、公共下水道事業や国民健康保険関ケ原診療所の地方債償還に対する一般会計からの繰出金が今後も多額に見込まれていることによる。病院事業から有床診療所に規模を縮小し、一般会計からの負担の軽減は図れたが、依然厳しい状況にある。引き続き、診療所の経営改善に努めるとともに、地方債の新規発行の抑制に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)
人件費
人件費の分析欄
新規職員採用の抑制等により人件費の抑制に努めてきたが、既存職員の人件費増加により類似団体を若干上回った。今後も適正な定員管理等に基づき人件費の抑制に努める。
物件費
物件費の分析欄
公共施設の維持管理費や情報化に伴う機器保守、システムの維持管理経費等が増加傾向にある。委託業務の内容や必要性を見直し、委託料の削減に努めるとともに、事務経費のコスト縮減を図る。
扶助費
扶助費の分析欄
障害者自立支援給付費等の増により扶助費は増加しているが、類似団体平均は下回った。子ども、高齢者、障害者等への福祉事業は見直しが困難な部分もあるが、時代の変化に即応した柔軟な対応をし、財政圧迫とならないように努める。
その他
その他の分析欄
類似団体平均を大きく上回っているのは、国民健康保険関ケ原診療所等、特別会計への繰出金が多額であるためである。特別会計への繰出金は高い水準で推移しており、今後の財政負担が懸念されている。特に公共下水道事業については、これまでの整備に伴う起債の償還に加え、設備更新等も順次行っており、大幅な削減が困難となってくるが、年度間負担の平準化を図るなど、上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。
補助費等
補助費等の分析欄
各種団体への補助金の見直し等により、類似団体平均を下回ったが、衛生や消防関係の一部事務組合への負担が大きく、今後も同水準以上で推移することが見込まれている。引き続き、各種団体への補助金の見直しや廃止等を検討し、支出の抑制に努める。
公債費
公債費の分析欄
庁舎建設、小学校建設、中学校建設といった大規模事業等を行ったが、現在のところ類似団体平均を下回っている。今後、公共施設個別施設計画に基づき実施する公共施設の老朽化への対応が控えており、公債費の増加が見込まれるが、後年度負担が過大にならないよう、地方債残高の推移を見ながら計画的な借入に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
類似団体平均を上回っている要因として、繰出金が類似団体平均を大きく上回っているためである。今後もより一層経費の削減に努め、経常経費の抑制に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
議会費
労働費
消防費
諸支出金
総務費
農林水産業費
教育費
前年度繰上充用金
民生費
商工費
災害復旧費
衛生費
土木費
公債費
目的別歳出の分析欄
衛生費が住民一人当たり78,058円と類似団体平均を上回っている要因は、国民健康保険関ケ原診療所に関する経費が多額なためである。平成29年度の国民健康保険関ケ原病院の診療所化に伴い、町の財政負担の軽減が図れたが、依然、多額の赤字補填が必要な状況にあり、大きな負担となっている。健全な財政維持のために、より一層の経営改善に努めていく必要がある。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
人件費
補助費等
災害復旧事業費
投資及び出資金
物件費
普通建設事業費
失業対策事業費
貸付金
維持補修費
普通建設事業費(うち新規整備)
公債費
繰出金
普通建設事業費(うち更新整備)
積立金
前年度繰上充用金
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり661,907円となっている。普通建設事業費は住民一人当たり59,182円となっており、類似団体と比較して一人当たりのコストが低い状況となっている。近年、経常経費の割合が増加傾向にあったことから、大型事業を除き、投資的経費の抑制を図っていたためである。今後、公共施設個別施設計画に基づく、公共施設の統廃合や更新、転用等を計画的に実施していく必要があるため、増加することが見込まれているが、事業の取捨選択を徹底し、事業費の抑制に努めていきたい。また、繰出金が住民一人当たり141,153円と高い水準になっているのは、国民健康保険関ケ原診療所をはじめとする特別会計への繰出金が多額であるためである。平成29年度の国民健康保険関ケ原病院の診療所化に伴い、町の財政負担の軽減が図れたが、依然、診療所に対する財政負担は大きく、健全な財政維持のために、より一層の経営改善に努めていく必要がある。
実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)
分析欄
令和5年度は、実質単年度収支については赤字となったが、事務事業の見直しなど、歳出の精査により取崩しを回避し、基金への積立てを行ったため、財政調整基金残高については前年度比で増加している。今後の公共施設の老朽化への対応や人口減少等に伴う税収減に備える必要があることから、引き続き経常経費の抑制に努めるとともに、積極的な基金の積立てを行い、健全財政に努めていく必要がある。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)
分析欄
一般会計及び連結対象の各特別会計等においては、いずれも黒字決算で推移している。平成29年度より病院事業から規模を縮小した診療所事業(国民健康保険事業特別会計(直診勘定))や上下水道事業などの公営企業の経営健全化の推進に努め、今後の事業を見据えた計画的な財政運営をしていく必要がある
実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄
元利償還金は年々増加傾向だったが、令和4年度末に大口の償還が終了したことから一時的に減少していく見込みである。ただ、公共施設の老朽化への対応が必要となることから公債費の増が見込まれている。今後の起債発行については、実質公債費比率の動向に注視し、計画的な事業の執行と借入に努めていく必要がある。
分析欄:減債基金
該当なし
将来負担比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄
一般会計等に係る地方債の現在高が減少したほか、公営企業債等繰入見込額、一部事務組合等負担見込額も減少したため、将来負担比率の分子が減少した。しかし、今後も厳しい財政状況が予想されるため、基金の取崩しは慎重に行い、積極的な積立てと新規地方債の発行の抑制など、より一層努めていく必要がある。
基金残高に係る経年分析(2023年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)目的事業への使用により、森林環境譲与税基金取崩しを行ったが、事務事業の見直しなど、歳出の精査により、財政調整基金に61百万円、減債基金に15百万円積み立てを行い、基金全体として87百万円の増となった。(今後の方針)今後も厳しい財政状況が見込まれることから、計画的な積立てを行い、健全財政維持に努める。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)決算余剰金を61百万円積み立てたことによる増加(今後の方針)財政調整基金の残高は、標準財政規模の10%を目途に維持をしていく。
減債基金
減債基金
(増減理由)普通交付税再算定分等、15百万円積み立てたことによる増加(今後の方針)過疎地域からの自立に向けた施策の推進により、公債費の増加が見込まれていることから、将来の償還計画を踏まえ、計画的な積立てを実施し、標準財政規模の10%を目途に維持をしていく
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)教育施設基金:教育施設充実のための基金国道バイパス建設促進対策事業基金:本町内に計画中の国道21号関ケ原バイパスの建設を促進するための諸事業の円滑な実施をはかるための基金社会福祉振興基金:社会福祉振興のための基金教育振興基金:教育振興のための基金ふるさと農村活性化対策基金:土地改良施設等の利活用に係る集落共同活動を支援し、農村の活性化を図るための基金廃棄物処理施設整備基金:廃棄物の処理施設整備等の関連事業に要する経費に充てるための基金ふるさと応援基金:関ケ原町のまちづくりを応援する個人又は団体等からの寄附金を財源とした活力あるまちづくりを進めていくための基金森林環境譲与税基金:関ケ原町における間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進を図るための基金(増減理由)教育施設基金:定額分及び基金利息の積立てにより増加となった。国道バイパス建設促進対策事業基金、廃棄物処理施設整備基金:基金利息の積立てにより増加となった。社会福祉基金:寄附金及び基金利息の積立てにより増加となった。教育振興基金:寄附金の積立てにより増加となった。森林環境譲与税基金:目的事業への充当を行ったことにより減少となった。(今後の方針)教育施設基金:将来の教育施設の設備更新、施設改修等に活用するため、毎年度10百万円以上の積立てを行う。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
平成26年度までに庁舎及び小中学校の建設を行なったこともあり、有形固定資産減価償却率は類似団体より低い水準にあるが、公営住宅や認定こども園、公民館の老朽化が進んでいる。公共施設個別施設計画により適正な管理に努めていく必要があり、令和5年度から令和7年度にかけて認定こども園を含めた子育て支援拠点施設の整備を図る。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
償還額以上の借入抑制と基金の取り崩しを行わなかったことにより将来負担額は減少傾向にあるが、債務償還比率は類似団体と比べると高くなっている。令和4年度は、臨時財政対策債の減等による経常一般財源等の減により債務償還比率は増加した。引き続き経常収支比率の抑制に努める必要がある。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
地方債償還額以上の借入抑制や基金への積立を行った結果、将来負担比率は低下している。一方で、有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っているが、上昇傾向にあり、主な要因としては、昭和50年代に建設された認定こども園や公民館、既に耐用年数を経過した公営住宅を保有していることにある。公共施設個別施設計画により老朽化対策など適正な管理に努めていく必要があり、令和5年度から令和7年度にかけて認定こども園を含めた子育て支援拠点施設の整備を図る。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率、将来負担比率ともに類似団体平均を上回っているが、地方債の新規発行を抑制し、基金へ積立てを行った結果、実質公債費比率、将来負担比率ともに減少した。類似団体平均を上回っている原因としては、庁舎建設、小学校建設、中学校建設、土地開発公社の解散等、地方債発行を伴う事業を集中して実施したことにある。今後についても、老朽化が進んでいる公共施設への対応が控えているが、公共施設個別施設計画により計画的に実施し、将来負担が過度にならないようこれまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)
道路
橋りょう・トンネル
公営住宅
港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設
児童館
公民館
施設情報の分析欄
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、公営住宅、認定こども園・幼稚園・保育所、公民館で、減価償却率が低い施設は、学校施設となっている。学校施設については、平成20年度に関ケ原小学校、平成26年度に関ケ原中学校の建て替えを完了したことにより、類似団体平均を大きく下回っている。公営住宅については、管理する全戸において耐用年数を経過しており、中山住宅については、新規入居者募集を停止し、随時取り壊しを行っているところであり、入居住宅については、修繕にて対応している。認定こども園の有形固定資産減価償却率については98.7%となっており、令和5年度よりこども園を含めた子育て支援拠点施設の整備を実施している。公民館の有形固定資産減価償却率については93.5%となっており、既存施設への機能移転や建替えの検討を進めているところである。
施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)
図書館
体育館・プール
福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎
施設情報の分析欄
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、体育館・プールで、特に低くなっている施設は、庁舎となっている。庁舎については、平成18年度に建て替えを完了したことにより、類似団体平均を大きく下回っている。体育館・プールの有形固定資産減価償却率については95.7%となっているが、体育館に関しては令和5年度から7年度にかけて、老朽化した部分の改修と耐震補強工事を行う。市民会館の一人当たり面積が、類似団体を大きく上回っており、老朽化の進んでいる他施設との複合化等について検討していく必要がある。一般廃棄物処理施設において、有形固定資産減価償却率が大きく減少しているのは、連結対象団体である南濃衛生施設利用事務組合と、西南濃粗大廃棄物処理組合において事業用資産(建物)の新規取得があったためである。また、消防施設において有形固定資産減価償却率が減少しているのは同じく連結対象団体である不破消防組合において、事業用資産(建物)の新規取得があったためである。
財務書類に関する情報①(2021年度)
資産合計
負債合計
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、負債総額が前年度末から98百万円の減少(△2.5%)となった。金額の変動が最も大きいものは地方債(固定負債)であり、地方債償還額が発行額を上回り、123百万円減少した。・水道事業会計、下水道事業会計等を加えた全体では、資産総額は前年度末から176百万円減少(△0.6%)し、負債総額は前年度末から363百万円減少(△4.5%)した。資産総額は、上水道管、下水道管等のインフラ資産を計上していること等により、一般会計等に比べて、8,578百万円多くなるが、負債総額も下水道整備事業に地方債(固定負債)を充当したこと等から、3,903百万円多くなっている。南濃衛生施設利用事務組合、不破消防組合等を加えた連結では、資産総額は前年度末から114百万円増加(0.4%)し、負債総額は前年度末から203百万円減少(△2.1%)した。資産総額は、南濃衛生施設利用事務組合や不破消防組合が保有している建物等を計上していること等により、一般会計等に比べて11,070百万円多く、負債総額も南濃衛生施設利用事務組合の地方債等があること等から、5,725百万円多くなっている
純経常行政コスト
純行政コスト
2.行政コストの状況
・一般会計等においては、経常費用は3,983百万円となり、前年度より671百万円減少(△14.4%)した。そのうち、人件費等の業務費用は2,134百万円、補助金や社会保障給付費等移転費用は1,849百万円であり、業務費用の方が移転費用よりも多い。最も金額が大きいのは減価償却費や維持補修費を含む物件費等(1,385百万円、前年度比△13百万円)であり、純行政コストの36.3%を占めている。施設の集約化等に着手するなど、公共施設等の適正管理に努めることにより、経費の縮減に努める。・全体では、一般会計等に比べて、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が833百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が1,111百万円多くなり、純行政コストは1,627百万円多くなっている。・連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が815百万円多くなっている一方、人件費が586百万円多くなっているなど、経常費用が3,753百万円多くなり、純行政コストは2,938百万円多くなっている。
本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額
3.純資産変動の状況
・一般会計等においては、税収等の財源(3,906百万円)が純行政コスト(3,815百万円)を上回っており、本年度差額は91百万円となり、純資産残高は90百万円の増加となった。・全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が667百万円多くなっているが、本年度差額は188百万円となり、純資産残高は187百万円の増加となった。・連結では、岐阜県後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が3,173百万円多くなっているが、本年度差額は326百万円となり、純資産残高は321百万円の増加となった。
業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支
4.資金収支の状況
・一般会計等においては、業務活動収支は534百万円であったが、投資活動収支については、財政調整基金、減債基金等への積立金の増加(+242百万円)により、△292百万円となっている。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△119百万円となり、本年度末資金残高は前年度から265百万円増加し、387百万円となった。・全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等収入に含まれること、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから、業務活動収支は一般会計等より418百万円多い952百万円となっている。投資活動収支では、関ケ原診療所の医療情報システム整備等により、△450百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△337百万円となり、本年度末資金残高は前年度から165百万円増加し、925百万円となった。・連結では、南濃衛生施設利用事務組合の使用料等が業務収入に含まれることなどから、業務活動収支は一般会計等より583百万円多い1,117百万円となっている。投資活動収支では、△612百万円となっており、財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△280百万円となり、本年度末資金残高は前年度から221百万円増加し、1,109百万円となった。
財務書類に関する情報②(2021年度)
①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)
1.資産の状況
④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)
2.資産と負債の比率
(社会資本形成に係る将来世代の負担の程度を示す)将来世代負担比率は、類似団体平均を下回っており、また、開始時点(平成28年度10.1%)と比べても2.5%減少している。今後も新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、高利率の地方債の借換えを行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。
⑥住民一人当たり行政コスト(万円)
3.行政コストの状況
・住民一人当たり行政コストは、類似団体平均を下回っており、前年度から73,201万円減少している。今後については、直営で運営している施設の指定管理者制度導入を検討するほか、新規採用の抑制や会計年度任用職員を含めた適正な人員管理により、人件費の削減に努める。
⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
4.負債の状況
・住民一人当たりの負債額は類似団体平均を下回っており、前年度から9,822万円減少している。地方債の償還額が発行額を上回っており将来世代の負担減少に努めている。・基礎的財政収支は、基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支の赤字分を業務活動収支の黒字分が上回ったため、+528百万円となっている。投資活動収支が赤字となっているのは、老朽化した橋梁の補修工事や関ヶ原古戦場公衆トイレ改修事業などを実施したためである。
⑨受益者負担比率(%)
5.受益者負担の状況
・受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービスの提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。なお、類似団体平均まで受益者負担比率を引き上げるためには、仮に経常費用を一定とする場合は、263百万円経常収益を増加させる必要がある。このため、公共施設等の使用料の見直し等を行うとともに、行財政改革大綱に基づく行財政改革により、収益の増加に努める。
類似団体【213624_17_1_000】