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市内の発電所の稼働等により平成17年度以降は類似団体平均を上回る水準にあるが、固定資産税における償却資産の減少等によって減少傾向にあるため、今後とも安定的な歳入の確保に努める。
市内の発電所の稼働等により平成17年度に市税収入が大幅に増加したこと等によって比率が改善されたが、それ以降は固定資産税における償却資産の減少や扶助費の増加によって上昇傾向にある。今後とも安定的な歳入確保や、事業精査による経常経費の抑制に努める。
過去5ヶ年においては類似団体平均よりも低い水準を維持しているものの、人口減少等により微増傾向となっている。引き続き定員管理や事業精査により、人件費・物件費の適切な水準の維持に努める。
過去5ヶ年においては類似団体平均よりも低い水準を維持しているとともに、地方財政措置がある地方債を極力活用することで、比率も毎年改善している。今後とも事業精査とともに適切な地方債の償還水準の維持に努める。
平成22年度までは類似団体平均を下回るとともに、毎年比率を改善できたところであるが、平成23年度において比率が上昇した主な要因は、公営住宅の整備に伴う償還元金と維持管理費の増加により、充当可能な特定財源(公営住宅使用料)が減少したことが挙げられる。今後とも過度に地方債に依存しない財政運営に努める。
扶助費にかかる比率は全国平均並みではあるものの、類似団体平均を上回っている。主な要因としては、社会福祉や生活保護にかかる割合が大きいこと等が考えられる。ここ数ヶ年、生活保護費の総額が微減傾向となっていること等から、比率が改善されたところである。
その他にかかる比率はほぼ類似団体並みとなっているが、上昇傾向で推移している。主な要因は、高齢化による介護保険等の特別会計への繰出金が増加傾向にあること等が挙げられる。
公債費にかかる比率は類似団体平均を下回るとともに、改善傾向で推移している。今後も事業精査や地方財政措置のある地方債を優先的に活用するなど、適正な水準の維持に努める。
公債費以外にかかる比率は類似団体平均を下回るとともに、ほぼ同水準で推移している。類似団体平均より水準の高い扶助費を賄うため、人件費や公債費等を極力抑制していることが要因として挙げられる。
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