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数値は0.75と類似団体平均を上回っているが、市内に中心となる企業が少ないこと等により財政基盤が脆弱であり、0.8前後を推移し続けている。平成17年度に財政改革行動計画(集中改革プラン)を策定し、歳出では定員管理計画による人件費の削減(計画期間10年間で148人削減)、事務事業の徹底的な見直し(計画期間全体で約50億円の削減)を実施するとともに、税収の徴収率向上対策(計画期間全体で現年度徴収率1.5%の向上)、企業誘致の推進など、計画期間全体で約100億円の削減効果を目標とし実施していくことで、財政の健全化を図っていく。
類似団体平均を下回る84.9%となっているが、高齢対策による医療費の増加に伴う高齢社会関係経費等扶助費の増、企業会計等への繰出金の増等により、比率の悪化が懸念されるため、財政改革行動計画(集中改革プラン)に掲げたとおり、職員数の減(計画期間で148人)等による人件費の削減(計画期間で約40億円)など、行財政改革への取組を通じて経常的経費の削減に努め、現在の水準を維持していく。
類似団体平均と比べわずかに下回っているが、今後も財政基盤の悪化が見込まれることから、人件費については定員管理計画に基づき、平成27年度までに148人の職員削減を目標として実施していくとともに、物件費等についても事務事業の見直しにより徹底的な削減に努め、財政の適正化を図っていく。
平成16年7月から平成20年6月までの4年間にわたる給料の減額(部長4%、課長3%、その他2%)が終了したことにより、平成20年度は2.5ポイント、平成21年度は0.6ポイントの上昇した。平成22年度は行政職(1)の給料表を8級制としたこと等により、0.8ポイント上昇。平成23年度は国家公務員給与削減措置との相違により8.0ポイント上昇、他に中学校卒の昇給率が国より少ないため及び短大卒における平均給料月額の高い職員の減及び低い職員の増等のため0.4ポイント下降、両要因により7.6ポイント上昇した。依然として類似団体平均値を0.9ポイント下回っている。今後も一層の給与の適正化に努めていく。
定員適正化計画に基づき、平成17年4月1日現在の職員数(病院職員を除く)から10年間で26%、148人の削減を目標として順次実施している。各部門ともに指定管理者制度を含めた民間委託、施設等の民間移譲などの民間活力の導入、事務事業及び組織の統廃合や縮小・廃止、並びに再任用制度や臨時職員の活用を徹底することにより、予定以上の削減数で推移している。類似団体平均値も1.27ポイント下回る状況であり、今後も適切な定員管理に努める。
類似団体平均をわずかに下回る10.7%となっているが、過去の大型投資事業での地方債償還額がピークを過ぎ、今後は償還額の減少が見込まれるものの、準元利償還金のうち公営企業債の償還財源に充てたと認められるものの額が比較的高いことや大型投資事業の計画を控えていることなどから、今後、比率の悪化が見込まれるため、建設地方債発行額の抑制等により、類似団体平均水準を維持できるよう努めていく。
平成21年度までは類似団体平均を上回っていたが、地方債の新規発行の抑制や繰上償還による地方債残高の減少等により前年度及び今年度においては類似団体平均を下回る数値となっている。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう、新規事業の実施等については総点検を図る等、財政の健全化を図っていく。
平成23年度の退職手当が、前年度に比べ増加したため、類似団体平均を2.5ポイント上回ることとなった。また、当市においては、人件費に準ずる費用(公営企業等に対する人件費財源操出)が類似団体に比べ大きいため、人件費比率が高くなる傾向があるが、今後も適正な定員管理計画、各種手当の見直し、公営企業の経営改善を徹底し、人件費比率を適正化していく。
類似団体平均を下回る11.8%となっている。しかし、今後も財政基盤の悪化が見込まれることから、財政改革行動計画(集中改革プラン)での事務事業の見直しにより、物件費の経常経費について、更なる削減を徹底していく。
類似団体平均を上回る9.8%となっており、今後も高齢対策による医療費の増加や生活保護費、自立支援給付費の自然増等によりさらに悪化することが懸念されることから、健康生活を守るべく地域全体で努めていくこと等により、扶助費の経常経費について抑制を図っていく。
類似団体平均を下回る6.5%となっているが、今後、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、流域関連公共下水道事業特別会計及び後期高齢者医療特別会計に係る繰出金の増額が見込まれるため、特別会計の経営改善を徹底するなど削減に努めていく。
市民病院事業や下水道事業に対する補助費割合が高い傾向にあるため、類似団体平均を上回る12.9%となっている。今後、「津島市民病院改革プラン」等に基づき、企業会計の経営改善を徹底するなど削減に努めていく。
過去の大型投資事業での地方債償還額がピークを過ぎ、歳出全体における公債費の歳出割合は減少傾向にあるため、類似団体平均を下回る15.9%となっている。今後も建設地方債の発行を極力抑制し、現在と同水準を維持していく。
現在のところ類似団体平均を下回る69.0%となっているが、今後、高齢対策による医療費の増加や生活保護費等の自然増に伴う扶助費の増、企業会計等への繰出金の増等により、比率の悪化が懸念されるため、財政改革行動計画(集中改革プラン)に掲げたとおり、職員数の減(計画期間で148人)等による人件費の削減(計画期間で約40億円)など、行財政改革への取組を通じて経常的経費の削減に努め、現在の水準を維持していく。
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