久留米市：小頭町公園駐車場

収益等の状況について

市営小頭町公園駐車場の平成24年度以降の経営指標を表示します。①収益的収支率は、全国の類似施設平均値をやや上回っており、黒字を示す100％超えが続いています。また、④売上高ＧＯＰ比率（営業収益に対する営業総利益）も平成H26年度を除くと全国の類似施設並みの値となっています。今後も利用者の利便性を確保しながら経費軽減を図っていく必要があります。

資産等の状況について

市営小頭町公園駐車場は、RC構造で半地下駐車場で、昭和56年供用開始後36年が経過しています。設備等の老朽化が進んでおり、近年では平成27～29年度で消防施設の改修を行っています。なお、施設整備のための起債借入については、償還が完了していますが、今後想定される施設の大規模修繕やバリアフリー対応等の施設改善が考えており、計画的に更新を行っていく必要があります。

利用の状況について

市営小頭町公園駐車場の利用状況を示す⑪稼働率は、全国の類似施設平均をやや下回っていますが、安定した利用がなされています。今後も利用者の増加に繋がる取り組みを検討していきます。

全体総括

市営小頭町公園駐車場を含む３箇所の駐車場は、平成20年度より指定管理者制度を導入し、民間能力を活用することにより、利用者のサービス向上を図るとともに経費削減等を図っています。平成20年度以降、駐車利用台数・料金収入とも増加傾向となっており、利用者に対するサービス向上や、効果的かつ効率的な施設の管理・運営に取組んでいます。