事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 一宮市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 駐車場整備事業 | 施設名 | 一宮駅東地下駐車場・銀座通公共駐車場 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | A2B1 |
| 収容台数 | 236台 | 1日平均駐車台数 | 750台 |
| 駐車場使用面積 | 10,860m² | 建設後経過年数 | 49年 |
| 1時間当たり基本料金 | 200円 |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
収益等の状況について
令和6年度は黒字続きであった収益が前年度比で約34pp下降し、①収益的収支比率は89と100を下回り赤字となった。収入は前年度とほぼ同額であったが、大規模な修繕を実施したことが要因である。同様の理由で、④売上高GOP比率についても34pp下降したが、類似施設平均値よりは上回った。なお、収入の補てんは基金を取り崩しており、他会計から補助金をうけていないため、②他会計補助金比率及び③駐車台数一台当たりの他会計補助金額の数値は0である。
資産等の状況について
銀座通公共駐車場は、供用開始から49年が経過し躯体や設備の老朽化が著しく、また、一宮駅東地下駐車場は、供用開始から24年が経過し設備更新を行う必要がある。そのため、令和6年度に地下駐車場基本計画を策定し、銀座通公共駐車場については防水工事及び耐震工事を実施することとし、地下駐車場全体の設備については平準化し更新する予定である。なお、地方公営企業法を適用していないため⑥有形固定資産減価償却率と⑨累積欠損金比率については「該当数値なし」と表記。
利用の状況について
令和6年度からは入場から20分以内に出場した場合は無料としたため利用者が増え、⑪稼働率が前年度比で約57pp上昇した。また、例年、類似施設平均値を上回っており、これは駅から近く利便性が高いことが要因と考えられる。今後、地下駐車場基本計画に沿った改修を実施していくにあたり、長期にわたり一部または全部の車室を閉鎖して工事を実施する可能性があるため、効率的な修繕方法を検討し⑪稼働率の悪化を抑える必要がある。また、利用者の利用目的やニーズを把握し、引き続き運用方法を検討していく必要がある。
全体総括
令和2年度に企業債の償還が終了して令和3年度からは黒字化し、各指標の数値は類似施設平均値と比較しても概ね良い数値となっていたが、大規模な修繕が重なり、令和6年度には赤字となった。躯体や設備の老朽化が著しく、今後、地下駐車場基本計画に沿って改修を実施していく上で莫大な費用が必要であり、地方債等の借入れが想定され、①収益的収支比率等の悪化が予測される。営業収益を上げる(一般利用者の利用増)ために、利用者の利用目的やニーズを把握し、近隣駐車場と乖離しないような設定になっている駐車料金については、近隣駐車場の動向に注視しながら利用状況を踏まえた料金体制の見直しが必要である。また、PFI等の民間活力の導入を検討していく必要がある。