事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 一宮市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 駐車場整備事業 | 施設名 | 一宮駅東地下駐車場・銀座通公共駐車場 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | A2B1 |
| 収容台数 | 254台 | 1日平均駐車台数 | 538台 |
| 駐車場使用面積 | 10,860m² | 建設後経過年数 | 45年 |
| 1時間当たり基本料金 | 200円 |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
収益等の状況について
令和2年度末で企業債の償還が終了することもあり、償還金額は段階的に減少している。本来であれば、令和2年度より黒字化する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、前年度比で約29%の減収となり、例年通り、一般会計繰入金(他会計補助金)を受け入れた。この要因により、①収益収支比率については全国平均及び類似施設平均値より低くなっている。しかし、企業債の償還終了以降は④売上高GOP比率と同様に①収益的収支比率も類似施設平均値を上回る見込である。
資産等の状況について
銀座通公共駐車場については、供用後45年が経過し、建物構造物の老朽化が著しい。平成28年度の調査において構造物としての問題はないことが判明しているが、平成30年度と令和1年度に耐震診断の実施により、必要な耐震及び防水工事の規模が示されたため、現在、改修工事の是非と時期を検討中である。駅東地下駐車場については、供用開始から20年が経過し、固定資産台帳上から今後20年は耐用年数があると想定され、施設修繕及び設備更新等を修繕計画に基づき、必要に応じて行っていく予定である。なお、地方公営企業法を適用していないため⑥有形固定資産減価償却費⑨累積欠損金比率については「該当数値なし」となっている。
利用の状況について
新型コロナウイルス感染症の影響により、一日平均駐車台数が減少したことから、⑪稼働率については約23%悪化した。しかし、全国平均及び類似施設平均値を上回っており、これは駅から近く利便性が高いことが要因と考えられる。コロナ収束後は、在宅ワーク等の新しい生活様式の浸透により、以前の利用状況まで回復するのは時間がかかることが予想されるが、社会情勢及び利用者のニーズを把握し、引き続き運用を検討していく必要がある。
全体総括
新型コロナウイルス感染症の影響が、収支を赤字にしている。しかし、令和2年度末の企業債の償還終了以降は、引き続き感染症の影響があった場合でも、①収益的収支は類似施設平均値を超え黒字になる見込である。しかし、銀座通公共駐車場の耐震等改修工事が実施されれば、上記比率のマイナス要因になりうる。そのため、改修費用を含む事業としてPFI等の民間活力導入も検討している。また、市営での営業を継続するには、更なる営業収益を上げる(一般利用者の利用増)ために、近隣駐車場の動向に注視しつつ、料金体制等の見直しも必要である。なお、経営戦略については令和2年度に策定した。