熱海市：第２親水公園駐車場

収益等の状況について

収益的収支比率は100％を超えているが、類似施設平均値を下回っており、これは立地の状況から夏期などに利用が集中し、それ以外の期間の利用状況が低いためと考えられる。売上高GOP比率は類似施設平均値より高くなっているが、これは定期駐車（月極め）により安定的な収入の確保ができていることが要因と考えられる。他会計補助金比率は0％であり、駐車台数1台当たりの他会計補助金額も発生しておらず健全な経営を行っている。今後は、指定管理者制度の導入などにより経費の節減に努め、更新投資等に充てる財源を確保しつつ健全経営に努める。※平成28年度より特別会計を設けたため、平成24年度から平成27年度までは当該値がない。

資産等の状況について

設置から17年が経過しており、設備などに老朽化が見られることから計画的に修繕等の設備投資を行っていく。⑧設備投資見込額については、建設後の経過年数や現段階における修繕の度合い、利用頻度等を踏まえて見込額を算出したが、今後は予防保全についても考慮しつつ、見込額を見直していく。

利用の状況について

稼働率は、類似施設平均値を下回っているが、これは、隣接して第1親水公園駐車場が設置されていることや半地下に設置されており認知度が低いことなどが考えられる。利用状況については、今回が特別会計を設けた初年度にあたるため、次年度以降の推移を踏まえつつ、今後について検証していく。※平成28年度より特別会計を設けたため、平成24年度から平成27年度までは当該値がない。

全体総括

周辺施設の整備の状況から今後も安定的な利用が見込めるため、計画的に設備投資を行い、施設の維持を行っていく。なお、駐車場の一層の合理的、効率的な管理運営を行うため、平成31年度より指定管理者制度を導入する予定である。