仁淀川町
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2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度
2011年度
2010年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2020年度)
財政力
財政力指数の分析欄
指標は平成27年度以降殆ど変化はないが、類似団体平均値の約6割程度の数値となっている。原因としては、高齢化による納税義務者の減少や町内に核となる産業がないため税収の伸びが見込めず、財政基盤が弱体化していることが挙げられる。今後においても引き続き、行財政のスリム化、定員管理・給与の適正化等を推進し、地方税の徴収強化や遊休地の処分等に取り組み、財政基盤の強化を図っていく。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
類似団体平均値とほぼ同水準であり、前年度比較では1.9ポイント減少している。主な要因としては、過疎債等の償還額の減によるもの。今後は普通交付税の合併算定替の縮減による減少が見込まれるため、引き続き物件費等の削減や委託事業の見直し、定員管理適正化計画による職員の適正化と、公債費の計画的な繰上償還を推進し、行財政改革の取組を通じて義務的経費の削減を図る。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体平均値とほぼ同水準であり、前年度比較では増加となっている。その要因としては、物件費において新型コロナウイルス感染症対策事業の皆増が大きな要因である。人件費については、定員管理適正化計画により職員数は年々減少傾向にあるものの、類似団体と比較してもやや多く、合併後、総合支所方式を採用している本町は職員の削減にも限度があるため、今後機構改革に取り組み抜本的な見直しを図っていく。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体平均値とほぼ同水準であり、今後も引き続き、国の制度に準拠し適正な運営管理に努めていく。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
平成17年の合併時に職員数は増大し、その後は定員管理適正化計画により退職者は数十名、新規採用者は必要最小限に抑制し、職員数は減少傾向にある。しかし、総合支所方式を採用している点や広大な面積に集落が散在し地理的に非効率な条件も重なるなど、ある程度の職員の確保が必要である。また、合併後においては約150人以上の人口が毎年減少している事も、一因として考えられる。今後も職員数の削減を継続する一方で、年齢層のバランス等も考慮し住民サービスの低下に繋がらないよう適正な定員管理に努めていく必要がある。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
基準財政需要額算入率の高い地方債に限定した借入の実施及び、平成19年度からの継続的・計画的な繰上償還の効果もあり、類似団体平均を大きく下回っており健全な状態と言える。しかし、今後老朽化に伴う施設の建替え工事等の大規模事業も控えており、比率が悪化することが予想されるが、今後も引き続き繰上償還を実施する計画であり、後年度を見据えた健全な財政運営に取り組む。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率はマイナスであり類似団体内順位は1位となっているが、昨年度と比較すると1.9ポイント増となっている。今後も、継続して地方債の新規発行の抑制と計画的な繰上償還を実施し、基金の適正な運用に努めていく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費に係る経常収支比率は、普通交付税の増により1.4ポイント減少した。今後も定員管理適正化計画に基づき、職員数や給与水準の適正化を図り、人件費の削減に努める。
物件費
物件費の分析欄
物件費に係る経常収支比率は前年度より0.4ポイント増加している。要因としては、橋梁点検及びトンネル長寿命化計画委託料等の経常充当一財の増加が大きい。今後も、普通交付税の段階的縮減等により増加傾向となると予想されるため、町有施設の維持管理経費の見直しや予算執行額を必要最小限に抑制するなど、コスト意識を持った管理運営に努める。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費に係る経常収支比率は、老人保護措置費の減及び普通交付税の増により0.4ポイント減少しており、全国平均や高知県平均と比較すると下回っているが、類似団体内順位は下位となっている。今後は普通交付税の段階的縮減等により増加すると思われるため、児童福祉、老人福祉及び障害福祉の動向に注視し、比率上昇の抑制に努める。
その他
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率は、例年類似団体平均値を下回っており、上位に位置している。繰出金については、今後も高齢化に伴い、介護保険事業特別会計や後期高齢者医療特別会計への繰出金が増加し大きな負担となることも予想されることから、保険事業における健診の受診率向上や予防事業を実施するなど、医療費増加の抑制を図ることにより、経費の削減に繋げていく。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費等に係る経常収支比率は、前年度と同水準で、類似団体平均値と比較しても3.1ポイント下回り、上位に位置している。今後も、補助金交付団体の経営状況等の把握、また補助する事業として適当であるかどうかを明確に判断し、不適当な補助金等は見直しや廃止の検討を行っていく。
公債費
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率は、過疎債・旧合併特例債の償還額の減少により前年度比0.9ポイント減少しているが、高知県平均よりも4.5ポイント上回り、また類似団体内順位も低い順位にある。今後も過疎債や旧合併特例事業債等を活用しての大規模事業が予想されるため、より一層地方債の新規発行抑制と公債費の繰上償還を計画的に実施していく必要がある。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外に係る経常収支比率は、普通交付税増額の影響等で前年度比1.0ポイント減少しており、類似団体平均値を大きく下回っている。また、公債費が類似団体内順位の下位という結果となっており、経常収支比率を好転していくには、公債費の歳出削減が大きな課題である。今後においても、定員管理適正化計画や財政収支見通しに基づき、人件費や公債費を始めとした各種費目の歳出削減に努め、行財政改革の推進に努めていく。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
目的別歳出の分析欄
類似団体と比べて住民一人当たりのコストは全体的に高くなっているが、これは人口密度が極端に低いことが影響しているのではないかと思われる。公債費については類似団体と比べて大きく上回っているが、性質別歳出分析の方でも記述したとおり、実質公債費比率と将来負担比率は健全な数値となっている。しかし、公債費は減少させる必要があるため、今後も計画的な繰上償還を行っていく。目的別歳出についても、全体的に増加傾向にあることから、定員管理適正化計画や財政収支見通しに基づき、人件費や物件費を始めとした義務的経費の歳出削減に努め、行財政改革の推進に努めていく。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
性質別歳出の分析欄
全体的に類似団体と比較して住民一人当たりのコストが高くなっている。要因としては、類似団体と比べて人口密度が極端に低いことが影響しているのではないかと思われる。人件費では、合併後に総合支所方式を採用している本町は他の類似団体と比べて職員数が多いため、定員管理適正化計画により退職者は十数名、新規採用者は必要最小限に抑制している。職員数は減少傾向にあるが、総合支所方式を採用している点や広大な面積に集落が散在し地理的に非効率な条件も重なるなど、ある程度の職員の確保が必要であり職員数の削減にも限度がある。また、公債費も類似団体を大きく上回り4位となっているが、こちらは一人当たりの金額は大きいが、主に交付税措置の有利な起債を借入れしているため実質公債費比率は1.4%で類似団体6位、将来負担比率については類似団体内1位と健全な数値になっている。しかし、住民一人当たりの公債費が大きいことに変わりはなく、減少させていかなければならないため、今後も継続して計画的な繰上償還を行っていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)
分析欄財政調整基金については、利息積み立てと取り崩しを行ったため残高は前年度と比較して減となっている。実質単年度収支については、新型コロナウイルス感染症対策事業により歳入、歳出ともに増となったが、繰上償還の増により標準財政規模に占める割合では4.44ポイントの増となっている。今後、合併特例措置終了による普通交付税の段階的縮減等で一般財源の確保が一層厳しい状況となることが予想されるため、財政調整基金を始めとした各種基金の的確な運用が求められる。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)
分析欄連結実質赤字比率については、全会計において赤字比率はない。今後も全会計において、突然赤字になることは考えにくいが、合併特例期間終了に伴う普通交付税の段階的縮減を含め、一般財源の確保がより一層厳しくなることが予想されることから、財政調整基金を始めとする各種基金の運用が重要となり、行政サービスに要するコストは必要最小限に抑制するなど、計画的な行政運営を図っていくことが必要である。
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実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄実質公債費比率は、昨年度と比較すると0.1ポイント増の1.4%となっている。本町は過疎債や旧合併特例事業債等、普通交付税に措置される基準財政需要額への公債費算入率の高い地方債に限定した借入に努めていることと、平成19年度から実施している補償金免除繰上償還や銀行等民間資金の繰上償還を積極的に実施し健全な状態を維持している。今後は、実質公債費比率の上昇を抑制するためにも、今後も引き続き金利の高い地方債の繰上償還をしていく計画であり、後年度を見据えた健全な財政運営に取り組んでいく。
分析欄:減債基金普通交付税公債費算入率が高い地方債限定の借入や積極的な繰上償還に努めてきた結果、実質公債費比率は低い。そのため満期一括償還地方債の借入は行っていない。
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将来負担比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄将来負担比率は健全な状態にあり、類似団体内順位も1位となっている。昨年度と比較すると充当可能基金の額が減少したが、旧合併特例事業債の繰上償還を行ったことにより改善しており、将来負担比率の分子となる額はマイナス値を維持している。今後も公債費が増加していく見込みとなっているため、比率の上昇を抑えるためにも、引き続き地方債の新規発行抑制と繰上償還、また普通交付税に措置される基準財政需要額への公債費算入率の高い地方債に限定した借入れを実施するなど健全な財政運営に努める。
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基金残高に係る経年分析(2020年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)積立てについては、運用益(定期預金利息)のみを積み立てた一方、道路環境整備事業に対し「地域雇用創出推進基金」を3,542万円取崩したことや、防護柵設置工事に対し「地域振興基金」を2,024万円取崩したこと等により、基金全体で47,982万円の減少となった。(今後の方針)短期的には、「特定目的基金」への積立により微増の予定であるが、中長期的には減少傾向にある。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)運用益(定期預金利息)のみの積立(212万円)と財源調整(5,859万円)による取崩しにより5,647万円減。(今後の方針)大規模災害等の不測の事態に備えるためや、将来的な交付税の減等に備えて積立てているが、平成22年度以降積み増しは行っておらず、中長期的には減少していく見込み。
減債基金
減債基金
(増減理由)償還のため9,000万円を取崩したことによる減少。(今後の方針)現在、大規模な積み立てを行う予定はなく、中長期的には減少していく見込み。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)施設等整備基金:町の施設等の整備に要する経費。地域雇用創出推進基金:地域の雇用を創出する事業等の推進。(増減理由)施設等整備基金:庁用器具費や池川保健福祉センター改修工事設計委託等の財源として2,435万円を充当したことによる減。合併振興基金:保育所運営費補助金のため1,683万円を充当したことによる減。(今後の方針)福祉基金:令和6年度には基金が枯渇することから、過疎債(ソフト)等を起債充当する等、創意工夫を凝らし、財源の確保に努めていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は1.8%上昇しており、類似団体と比較して数値が高くなっているため、老朽化した公共施設等の除却や更新等を今後とも推進していく。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は、類似団体平均をやや上回っているが、平成25年度~令和2年度の繰上償還により、地方債残高を約27億円減少させることができた。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
計画的な繰上償還の実施により、将来負担比率は低水準を保っている。しかし、公共施設の老朽化が進んでいるため、公共施設等総合管理計画に基づき、除却や更新等を今後とも推進していく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率は3ヶ年平均で1.4%となっており、類似団体と比較しても低い水準であり、将来負担比率も健全な状態である。今後とも引き続き、金利の高い地方債から繰上償還を行い、将来を見据えた健全な財政運営に取り組んでいく。
施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して有形固定資産比率が高くなっている施設は、道路、橋梁・トンネル、公営住宅、学校施設、公民館であり、低くなっている施設は、認定こども園・幼稚園・保育所である。そのうち、橋梁・トンネルについては、平成30年度~令和元年度に橋梁長寿命化修繕計画を約300橋分作成、令和2年度にトンネル維持管理計画を作成し、計画的かつ予防的な修繕対策を実施している。また、公民館については令和2年度に仁淀川町中央公民館の耐震改修事業を実施し、仁淀川町交流センターとして整備した。今後の課題としては、学校施設の老朽化対策が挙げられる。
施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)
施設情報の分析欄
平成29年度に新庁舎・新支所を新設したため、庁舎の有形固定資産減価償却率は低くなっている。また、保健センター・保健所は改修工事中の施設が有り、今後有形固定資産償却率は低くなる。今後の課題としては、老朽化が著しい屯所等の消防施設及び体育館・プールの更新・改修である。
財務書類に関する情報①(2020年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等については、総資産額が当該年度の期首時点から1,994百万円(約3.0%)の減少となった。金額の変動の大きいものは有形固定資産であり、仁淀川町交流センター改修事業等の取得額(1,143百万円)を減価償却等による資産減少が上回ったことが大きい。基金については、運用益等で約88百万円を積み立てる一方、道路環境緊急整備事業等に充当するため568百万円を取り崩した。全体会計では、総資産が当該年度の期首時点から1,764百万円(約2.6%)の減少となった。負債総額は467百万円減少した。資産総額は上水管、下水管等のインフラ資産を計上していることにより、一般会計等に比べて1,799百万円多くなるが、負債総額も下水管等に地方債を(固定負債)を充当していること等により859百万円多くなっている。高吾北広域事務組合高知県後期高齢者医療広域連合等を加えた連結において、総資産額は高吾北広域事務組合が保有しているゴミ処理施設、消防署等に係る資産を計上していること等により一般会計等に比べて4,561百万円多くなるが、負債総額も高吾北広域事務組合の地方債(固定負債)等があることから1,819百万円多くなっている。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、純経常行政コストは7,460百万円となり、前年度と比較すると461百万円増となっている全体では一般会計等に比べ、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が152百万円多くなっている。また、経常費用においても、国民健康保険や介護保険の負担金を補助費等に計上しているため、2,023百万円多くなっている。これらの要因等により、純行政コストは1,870百万円多くなっている。連結では一般会計等に比べ、連結対象団体等の事業収益を計上しているため経常収益が724百万円多くなっている。一方で、人件費が645百万円多くなっている等、経常費用も4,272百万円多くなっており、差引の純行政コストは3,548百万円多くなっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(6,445百万円)が純行政コスト(7,653百万円)を下回っており、本年度差額は1,207百万円となる。そのため、純資産残高は1,206百万円の減少となった。地方税の徴収業務の強化(5年間で3%の向上)等により税収等の増加に努めていく。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険料が税収に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が625百万円多くなっており、本年度差額は1,233百万円となり、純資産残高は1,296百万円となった連結では、高知県後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれていることから、一般会計等に比べて財源が3,494百万円多くなっており、本年度差額は1,261百万円となり、純資産残高は1,316百万円となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては業務活動収支は1,234百万円であったが、投資活動収支については森林環境譲与税基金への積立等を行ったことから▲390百万円となった。また財務活動収支については地方債の償還支出等により▲777百万円となっている。本年度末資金残高は前年度から66百万円増加し519百万円となった。今後交流センター耐震改修等に係る旧合併特例債事業の償還が始まることからさらに財務活動収支が悪化することが予想されるため、行財政改革を推進していく必要がある。全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれることや水道料金等の使用料及び手数料があることなどから、業務活動収支は一般会計等に比べ33百万円多い1,267百万円となっている。投資活動収支では▲686百万円となっており、財務活動収支については地方債の償還支出等により521百万円となっている。本年度末資金収支残高は前年度から60百万円増加し535百万円となった。連結では、高吾北広域事務組合における介護保険施設事業の収入が業務収入に含まれることなどから、業務活動収支は一般会計等より97百万円多い1,331百万円となっている。本年度末資金残高は前年度から90百万円増加し、739百万円となった。
財務書類に関する情報②(2020年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額(歳入額対資産比率)は、新庁舎等建設と合併前に旧町村毎に整備した公共施設があるため、保有する施設数が非合併団体よりも多く、類似団体平均を上回っている。しかし、老朽化した施設が多く、将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、今後30年間の取組として公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組む。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均をやや上回っているが、純行政コストが税収等の財源を上回ったことから純資産が減少し、昨年度から2.1%減少している。純資産の減少は将来世代が利用可能な資源を過去及び現世代が消費して便益を享受したことを意味するため、「仁淀川町まちづくり計画」に基づく人件費の削減などにより、行政コストの軽減に努める。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均をやや上回っており、昨年度に比べて微増している。その中で多くを占める物件費には維持補修費が多く含まれているため、集約化・複合化事業に着手するなど、公共施設等の適正管理に努めることにより、今後も経費の削減に努めていく。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体平均を上回っている。これは旧合併特例債の借入による影響が大きく、今年度は460百万円の繰上償還を行なった。来年度以降も「仁淀川町まちづくり計「画」に基づき、旧合併特例債事業に係る地方債の繰上償還を行うなど地方債残高の縮小に努める。基礎的財政収支は、業務活動収支は1,265百万円の黒字、投資活動収支は869百万円の赤字であったため396百万円となっている。投資活動収支が赤字になっているのは、公共施設等の整備を行なったためである。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、類似団体平均を下回っている。経常費用のうち維持補修費の増加が予想されることから、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設の集約化・複合化や長寿命化を行なうことにより経常費用の削減に努める。
類似団体【Ⅰ-1】
夕張市
網走市
稚内市
美唄市
芦別市
紋別市
士別市
名寄市
根室市
深川市
富良野市
伊達市
北斗市
福島町
上ノ国町
乙部町
古平町
中川町
浜頓別町
黒石市
三沢市
今別町
普代村
野田村
能代市
男鹿市
湯沢市
鹿角市
北秋田市
仙北市
上小阿仁村
井川町
東成瀬村
新庄市
寒河江市
上山市
南陽市
西川町
戸沢村
喜多方市
只見町
磐梯町
柳津町
三島町
金山町
中島村
古殿町
楢葉町
常陸太田市
常陸大宮市
かすみがうら市
小美玉市
沼田市
神流町
南牧村
高山村
東秩父村
勝浦市
鴨川市
富津市
富里市
南房総市
匝瑳市
山武市
いすみ市
大網白里市
三浦市
十日町市
魚沼市
出雲崎町
刈羽村
輪島市
珠洲市
池田町
山梨市
韮崎市
北杜市
甲州市
道志村
西桂町
鳴沢村
須坂市
小諸市
大町市
飯山市
東御市
青木村
阿南町
天龍村
南木曽町
木祖村
大桑村
生坂村
本巣市
海津市
七宗町
東白川村
飛島村
鳥羽市
志摩市
綾部市
宮津市
南丹市
洲本市
篠山市
淡路市
五條市
宇陀市
川上村
東吉野村
御坊市
倉吉市
若桜町
益田市
大田市
安来市
雲南市
高梁市
新見市
瀬戸内市
赤磐市
真庭市
西粟倉村
庄原市
安芸高田市
江田島市
萩市
長門市
美祢市
小松島市
吉野川市
美馬市
直島町
八幡浜市
大洲市
伊予市
西予市
東温市
室戸市
安芸市
南国市
土佐市
須崎市
宿毛市
土佐清水市
四万十市
香南市
香美市
仁淀川町
三原村
筑後市
うきは市
宮若市
みやま市
東峰村
鹿島市
嬉野市
神埼市
島原市
平戸市
松浦市
対馬市
壱岐市
五島市
南島原市
山鹿市
菊池市
上天草市
阿蘇市
津奈木町
球磨村
竹田市
豊後大野市
由布市
小林市
串間市
えびの市
枕崎市
阿久根市
指宿市
西之表市
垂水市
曽於市
南さつま市
志布志市
伊佐市
石垣市
南城市
渡名喜村
北大東村
伊平屋村