鳥羽市
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人口の推移
財政比較分析表(2023年度)
財政力指数の分析欄令和2年度の単年度財政力指数が令和3・4・5年度における単年度財政力指数と比較し高い数値であったため、前年度と比較し0.01ポイントの減となった。基準財政需要額が増加する一方、人口の減少などの要因から基準財政収入額は減少していくことが見込まれるため、引き続き自主財源の確保に努めていく。 | |
経常収支比率の分析欄物件費や補助費等が増となったことにより、経常経費充当一般財源等が増加したため、前年度と比較し1.5ポイント悪化した。類似団体内平均値よりも低い水準で推移しているものの、依然として90%に近い値であるため、引き続き経常経費の見直しと精査に努める必要がある。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄類似団体内平均値よりも高い水準で推移しているが、これは4つの有人離島をはじめ、集落が点在している本市の地理的事情によるものであり、「職員定数管理計画」や「公共施設管理計画」に基づき適正に管理していく必要がある。 | |
ラスパイレス指数の分析欄ラスパイレス指数は、前年から0.4ポイント増加の96.1となり、類似団体内平均値を下回っている。引き続き、人事院勧告及び公務員制度改革の動向に注視し、給与の適正化に努める。 | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄4つの有人離島をはじめ、集落が点在している本市の地理的事情から、診療所や保育所などの公共施設と相応の職員配置が不可欠であり、類似団体内平均値を上回っている。引き続き「職員定数管理計画」に基づき、適正な定数管理に努める。 | |
実質公債費比率の分析欄令和2年度の単年度実質公債費率が令和3・4・5年度における単年度実質公債費率と比較し高い数値であったため、前年度と比較し0.2ポイント減少した。類似団体内平均値を下回っているものの、引き続き計画的な投資的事業の実施などにより、起債に大きく依存することのない財政運営に努める。 | |
将来負担比率の分析欄年度末地方債残高が減となったことにより将来負担額が減少し、充当可能な財源額が将来負担額を上回ったことにより「-%」となった。引き続き計画的な投資的事業の実施などにより、地方債の発行を計画的に行うなど、財政の健全化に努める。 | |
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)
人件費の分析欄退職手当の減などにより、前年度と比較し1.8ポイント減少した。4つの有人離島をはじめ、集落が点在している本市の地理的な事情から、診療所や保育所などの公共施設と相応の職員配置が不可欠であり、類似団体内平均値より高い水準となっている。引き続き「職員定数管理計画」に基づき、適正な定数管理に努める。 | |
物件費の分析欄学校給食委託料や離島ごみ運搬委託料などの増により、経常経費充当一般財源等が増となったため、前年度と比較し0.7ポイント増加した。類似団体内平均値を下回っているが、引き続き歳出の見直しを行い、経費の適正化に努める。 | |
扶助費の分析欄障害者自立支援給付事業が増となったものの、児童手当や児童扶養手当の減などにより、前年度と比較し0.3ポイント減少した。今後、障害者福祉費や生活保護費については増加傾向となることが予想されるため、その動向に注視していく必要がある。 | |
その他の分析欄医療、介護保険などの特別会計への繰出金が増となったことにより、前年度と比較し0.3ポイント増加した。年々増加傾向にあるため、財源確保に努めることで、一般会計の負担軽減を図る。 | |
補助費等の分析欄一部事務組合への負担金が増となったため、前年度と比較し2.4ポイント増加した。類似団体内平均値を下回っているが、今後も適宜、補助金等の見直しを行い、健全な財政運営を図る。 | |
公債費の分析欄公営住宅整備事業債などの償還額が減となったものの、一般補助施設整備事業債の償還額が増となったことから、0.2ポイントの増となった。今後も、計画的な投資的事業の実施などにより、起債に大きくいぞんすることがない財政運営に努める。 | |
公債費以外の分析欄人件費や物件費の増などから、前年度と比較し1.3ポイントの増となった。うち、最も割合の高い人件費については、「職員定数管理計画」に基づき、適正な定数管理に努めるとともに、物件費についても経費縮減に取り組み、健全な財政運営を図る。 | |
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
議会費
労働費
消防費
諸支出金
総務費
農林水産業費
教育費
前年度繰上充用金
民生費
商工費
災害復旧費
衛生費
土木費
公債費
目的別歳出の分析欄
・民生費について、前年度と比較し大幅増となっている。これは、低所得世帯等支援給付金給付事業の実施による一時的な増嵩であるものの、今後、障害福祉費や生活保護費の増が予想されることから、引き続き動向を注視していく必要がある。・衛生費について、類似団体内平均値より高い水準で推移している。これは有人離島をはじめ、集落が点在している本市の地理的要因から、各地区に診療所を設置しているほか、一般廃棄物及びし尿処理に係る海上輸送等に多額の経費を要するため、類似団体と比較が困難な事情がある。・消防費について、前年度と比較し大幅増となっている。これは、災害対応特殊消防ポンプ自動車の整備や消防団格納庫の整備を行ったことによるものである。また、類似団体内平均値より高い水準で推移しているが、これは、消防業務を直営で実施していることによる経費の増嵩が要因となっている。・諸支出金について、定期航路事業減債基金の残高を確保するための繰出金が皆減となったことから、前年度と比較し大幅減となっている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
人件費
補助費等
災害復旧事業費
投資及び出資金
物件費
普通建設事業費
失業対策事業費
貸付金
維持補修費
普通建設事業費(うち新規整備)
公債費
繰出金
普通建設事業費(うち更新整備)
積立金
前年度繰上充用金
性質別歳出の分析欄
・人件費における住民一人当たりのコストについて、4つの有人離島をはじめ、集落が点在している本市の地理的な事情から、診療所及び保育所などの公共施設と相応の職員配置が不可欠であり、類似団体内平均値より高い水準となっている。・扶助費について、低所得世帯等支援給付金事業の実施により、前年度と比較し増加している。一時的な増嵩であるものの、障害者福祉費や生活保護費の増が予想されることから、引き続き動向を注視していく必要がある。・普通建設事業費について、災害対応特殊消防ポンプ自動車の整備や鳥羽東中学校大規模改修事業により増となっている。投資的経費については、引き続き計画的に実施するなど、年度間の平準化を図る。
実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)
分析欄財政調整基金については、決算剰余金を中心に積み立てるとともに、最低水準の取り崩しに努めている。令和5年度は取り崩しを行わなかったことから、前年度と比較し4.19ポイント増の20.11%となった。引き続き、財政健全化の取り組みを進め、基金残高の確保に努めていく。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)
分析欄全会計を対象とした連結実質赤字比率は算定されていない。各特別会計において、一般会計繰入金への依存度が高くなっている傾向にあることから、健全な財政運営のため、自主財源の確保に努める。
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実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄令和5年度は、元利償還金が増加したものの、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が減となったが、分母となる標準財政規模が減少したことにより、前年度と比較し単年度では0.3ポイントの増となった。3か年平均では、令和2年度の単年度実質公債費率と令和5年度の単年度実質公債費率との差により、前年度と比較し0.2ポイント減の7.7%となった。今後も、より有利な地方債の活用に努め、健全な財政運営に努める。
分析欄:減債基金満期一括償還地方債の起債は無し。
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将来負担比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄地方債現在高が減少したことに加え、充当可能基金が増加したことにより、充当可能財源等が将来負担額を上回り、令和5年度は「-%」となった。
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基金残高に係る経年分析(2023年度)
基金全体(増減理由)ふるさと納税寄附金の増収により、ふるさと創生基金残高が増となったことなどから、基金全体としての残高が増加した。(今後の方針)各種基金の使途に基づき、緊急の財政需要にも対応できるよう、計画的な積み立てと取り崩しに努める。 | |
財政調整基金(増減理由)前年度決算剰余金の一部を積み立てたほか、令和5年度は取り崩しを行わなかったことから基金残高が増となった。(今後の方針)災害等が発生した際への備えや予算編成の際の財源不足を補うため、引き続き適正に管理を行い、基金の確保に努める。 | |
減債基金(増減理由)預金利息を積み立てたほか、令和5年度は取り崩しを行わなかったことから基金残高が増となった。(今後の方針)地方債等の償還に備えて、計画的な運用を行う。 | |
その他特定目的基金(基金の使途)ふるさと創生基金:ふるさと創生事業の推進都市計画事業基金:都市計画区域内の事業への活用公共施設管理適正化基金:庁舎の改修事業等に活用(増減理由)ふるさと創生基金:ふるさと納税寄附金の増により基金残高が増加した。都市計画事業基金:今後見込まれる公債費や事業費の増加に備え、単年度における財政負担を緩和するため積み立てを行ったことから、基金残高が増加した。(今後の方針)各種基金の使途に基づき、計画的な積み立てと取り崩しに努める。 | |
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄昨年度と比較すると1.9ポイント上昇しており、令和2年度から上昇傾向にあるものの、いずれの年度も類似団体平均値を下回っている。令和2年度に有形固定資産減価償却率が低下した要因は、市民体育館サブアリーナなどの整備による一時的なものであり、既存の施設に関しては、公共施設総合管理計画等に基づき、計画的な長寿命化に取り組むほか、固定資産台帳の精緻化などを進めることで、老朽化した施設の統廃合も検討していく必要がある。 | |
債務償還比率の分析欄分子において、地方債現在高の減と充当可能財源の増から減少したものの、分母において、臨時財政対策債発行可能額が大きく減少したことなどから、分母の減少率が分子の減少率を上回り、債務償還比率は上昇した。類似団体内平均値を大きく下回っているものの、臨時財政対策債発行可能額はこれからも減少が見込まれることから、引き続き地方債現在高の適正管理と経常一般財源の確保に努め、比率の動向を注視していく。 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析将来負担比率については、分母となる標準財政規模は減少したものの、分子となる将来負担額において地方債現在高の減や充当可能基金が大きく増加したことなどから、昨年度より19.9ポイント減少し、年々低下傾向にある。一方、有形固定資産減価償却率は、類似団体内平均値を下回っているものの、年々上昇傾向にあることから、今後は実施計画に基づき、必要に応じて地方債や基金を財源としながら計画的に設備投資を行い、将来負担比率と減価償却率のバランスをとることが必要である。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析将来負担比率、実質公債費比率ともに減少傾向にある。これは、実施計画に基づき計画的な地方債の発行を行うことで地方債残高を抑制してきたことや、財政健全化の取り組みを進める中で、積極的な基金の造成を行ってきたためである。公債費については令和6年度にピークを迎えることが予想されているため、特に実質公債費比率の上昇には注意していく必要がある。 |
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施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)
道路
橋りょう・トンネル
公営住宅
港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設
児童館
公民館
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率において、類似団体内平均値を大きく上回っているのが橋梁・トンネルであり、年次的な点検により適切に日々の修繕を行っているため、使用する上で問題はないものの、計画的な長寿命化工事に取り組んでいく必要がある。また、学校施設や公民館については、類似団体内平均値と比較すると徐々に比率が悪化しており、比率を注視しつつ、集約化や複合化など適正な管理に努めていく。一人当たり面積については、「認定こども園・幼稚園・保育所」であり、集約化・複合化を図っていく必要があるものの、集落が点在する本市の地理的特性上、早期の対策に苦慮している。
施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)
図書館
体育館・プール
福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率では、建築後30年以上経過している図書館、建築後50年以上経過している本庁舎について、計画的な長寿命化工事を実施していく必要があるほか、保健センターについても徐々に比率が悪化しつつあるため、今後の施設管理について検討を進めていく必要がある。一人当たり面積については、体育館・プールと保健福祉センターが類似団体内平均値を上回っている。特に体育館については、令和2年度に市民体育館サブアリーナを整備したためであり、今後の維持管理に係る経費の増加に留意しつつ、適正管理に努めていく。
財務書類に関する情報①(2022年度)
資産合計
負債合計
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末注)から4百万円の増加(+0.01%)となった。ただし、資産総額のうち有形固定資産の割合が約86%となっており、これらの資産は将来の(維持管理・更新等の)支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の集約化・複合化を進めるなど公共施設等の適正管理に努める。また、金額の変動が大きいものは事業用資産と基金であり、事業用資産は、減価償却による資産の減少額が資産の取得額を上回ったことから、460百万円減少し、基金は、将来の公債費負担などに備え、減債基金の積み立てを行ったことなどにより、419百万円増加した。負債については、退職手当引当金等が68百万円減少するなど、前年度と比べて減少した。
純経常行政コスト
純行政コスト
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は10,607百万円となり、前年度比425百万円の増加となった。最も金額が大きいのは維持補修費を含む物件費等(3,754百万円、前年度比+298百万円)であり、純行政コストの約37%を占めている。施設の集約化・複合化事業に着手するなど、公共施設等の適正管理に努めることにより、経費の縮減に努める。
本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(11,023百万円)が純行政コスト(10,118百万円)を上回ったことから、本年度差額は905百万円(前年度比+286百万円)となり、純資産残高は905百万円の増加となった。特に本年度は、固定資産税収の増などによる税収の増(+152百万円)により、純資産が増加していることが考えられる。
業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は1,689百万円であったが、投資活動収支については、基金積立を行ったことから、1,103百万円となった。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、▲842百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から255百万円減少し、628百万円となった。地方債の償還は令和6年度にピークを迎えると予測しており、財務活動収支はマイナスが続くことが予想されるため、資金残高の動向を注視していきたい。
財務書類に関する情報②(2022年度)
①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額(歳入額対資産比率)は、老朽化した施設が多く、資産価値が低い資産を多く有していることから類似団体平均値と比較して、大きく下回っている。減価償却率も令和2年度以降増加傾向にあることから、公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組む。
④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均を下回っているものの、昨年度から2.7ポイント上昇している、これは分子となる純資産について、財源が純行政コストを上回るなど、順調に増加しているためであり、今後も財源確保等の取り組みを進め、増加に努めていきたい。将来世代負担比率は類似団体平均値を上回っており、計画的な大規模ハード事業の実施により地方債残高の抑制に努めてきたことによる。
⑥住民一人当たり行政コスト(万円)
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均と同程度であるが、昨年度から増加(+0.7万円)している。特に、物件費等において維持補修費が昨年度から増加(849百万円)しており、老朽化した施設の維持補修に多額のコストがかかっているため、公共施設等の集約化・複合化を進める必要がある。
⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体平均と同程度であり、前年度から3.2万円減少している。これは、大規模ハード事業の計画的な実施などにより、地方債の償還額が発行額を上回ったためである。基礎的財政収支の黒字幅も令和2年度以降、拡大傾向にあるため、引き続き黒字分の拡大に努めていきたい。
⑨受益者負担比率(%)
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、類似団体平均を上回っている状況にあるものの、経常費用については増加傾向にある。これは、施設の維持補修費が増加(+849百万円)したことによるものであり、公共施設の老朽化に伴い、今後さらに増加することが予想されるため、動向を注視していく必要がある。
収録資料
| 「財政状況資料集」
| 「経営比較分析表」
| 「統一的な基準による財務書類に関する情報」
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