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人口の減少や高齢化に加え、村内に中心的な産業が少ないこと等により、財政基盤が弱く類似団体内では低順位となっている。今後は投資的経費の抑制等に努め財政の健全化を図る。
平成19年から地方債の繰上償還や借り換えを行い公債費の削減を図ってきた。今後も公債費の繰上償還や新規事業の見直しを行い公債費を抑制し経常経費の削減に努める。
人件費については、職員の退職による補充を最低限に抑えている。物件費については、施設の維持管理を民間委託するなど人件費から委託(物件費)へのシフトを行っている。しかし、ここ数年豪雪による除排雪経費に掛かる維持補修費が増加傾向にある。今後は、委託業務等を見直し効率化を図る。
経験年数の多い職員が退職し、新規採用があったため類似団体平均・全国町村平均ともに下回る水準となっている。今後も、給与の適正化を図り低水準の維持に努める。
将来負担比率が無い理由しては、地方債の現在高の約80%が過疎対策事業債と臨時財政対策債で、公営企業債を除く多くが交付税措置の大きい地方債であるため、基金残高を含む充当可能財源等が将来負担を上回っていることが伺える。今後も地方交付税の動向を見ながら経費の抑制を行っていく。
扶助費に係る経常収支比率が上昇傾向にある要因として、未就学児までの福祉医療を小学生・中学生までに村単独で拡大したことと重度障害者の医療費が伸びたことがあげられる。今後は、福祉医療事業の見直しを図り経費節減に努める。
公債費の経常経費が上昇しているため、そのほかの経費の削減を行っているが、今後は維持補修費や扶助費の経常経費も上昇傾向にあるため、事業の見直し等を行い経費節減に努める。
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