朝来市
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簡易水道事業(法適用)
収集されたデータの年度
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2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度
2011年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2022年度)
財政力
財政力指数の分析欄
3ヵ年平均では前年度から変更なく、単年度では前年度から0.018ポイント上昇している。これは、基準財政収入額は市税の増などにより3.2%増加したのに対し、基準財政需要額は公債費の減などにより1.4%減少したことよる。引き続き、定員適正化管理計画に基づいた職員数の管理や歳出の徹底的な見直しに努めるとともに、市税の徴収強化対策として徴収専門員の配置などにより歳入を確保し、財源の確保を図る。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
前年度から3.4ポイント上昇している。これは、分子となる経常経費充当一般財源は、公債費の減などにより1.8%減少したのに対し、分母となる経常一般財源等収入は、普通交付税や臨時財政対策債の減などにより5.6%と大幅に減少したことによる。令和4年度は、令和3年度に追加交付された普通交付税の臨時経済対策費と臨時財政対策債償還費の減により大幅に上昇しており、今後においては、扶助費や補助費等の増加が予想されることから、引き続き経常経費の抑制や自主財源の確保に向けた取組を進めていかなければならないと考える。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
前年度から19,140円の大幅増となっている。これは、人件費は微減しているのに対して、物件費がエネルギー・食料品価格等の物価高騰対策などにより大幅に増加したことによる。依然として類似団体と比べて高い状態であり、この要因としては、合併により複数保有することとなった類似施設の再配置・統合等が完了しておらず、その維持管理経費が嵩んでいることが考えられる。公共施設等総合管理計画のもと施設の再配置等の検討を進め、維持管理費用の見直しなどにより経費の削減に努めたい。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
近年、同水準を保っていたが、今年度は前年度より0.5ポイント低下し、類似団体平均と比較しても0.9ポイント下回っている。今後、職員構成の変動が大きくなることが予想されるため、今後も一層の給与適正化に努め、住民に理解を得られる水準を維持していきたい。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
職員数自体は、退職による減が16人、新規採用による増が8人と、前年度に比べて8人の減となっており、前年度より0.06人減少している。今後も組織や事務事業の見直し、定員適正化計画に基づいた職員採用など積極的な取り組みを行うなどして組織の適正な定員整理を行っていく。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
3ヵ年平均で前年度から0.3ポイント改善しており、単年度では元利償還金の額及び公営企業の地方債に対する繰入金の減などにより、前年度から0.5ポイント改善している。実質公債費比率は、今後も改善傾向にあると見込んでいるが、地方債の計画的な発行と繰上償還の実施など実質公債費比率の抑制に向けた取組を進めていかなければならないと考えている。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率については前年度の-40.2%(表示上は「-」)から大幅に改善し、数値にして-56.7%(表示上は「-」)となっている。これは、これまでの長期債の繰上償還等による一般会計の地方債残高の減少や、下水道事業会計の地方債残高が減少したことにより公営企業等の地方債に係る繰入見込額が減少したことなどによる。今後も繰上償還の実施による公債費の削減や、定員適正化計画に基づき適切に職員数を管理するなど、将来負担の軽減に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)
人件費
人件費の分析欄
経常収支比率に占める人件費は、職員の年齢層の上昇等に伴う正規職員人件費の増などにより、前年度から1.3ポイント上昇したが、類似団体平均も0.7ポイント上昇しており、類似団体平均を1.8ポイント下回っている。引き続き、定員適正化計画に基づき、適正な定員管理及び人件費の抑制に努めたい。
物件費
物件費の分析欄
経常収支比率に占める物件費は、公共施設等の光熱費の増などにより、前年度から1.1ポイント上昇したが、類似団体平均も1.0ポイント上昇しており、類似団体平均を5.6ポイント下回っている。業務の外部委託や指定管理者制度の導入、経常経費の見直しなど行財政改革の取組による一定の効果があるものの、合併団体であるため類似施設を複数保有するなど、運営や維持管理費が嵩む傾向にあることから、これらの施設の再配置の検討、更なる経費節減の取組を進めていきたい。
扶助費
扶助費の分析欄
経常収支比率に占める扶助費は、生活保護費や障害者自立支援給付費の増などにより、前年度から0.2ポイント上昇したが、類似団体平均も0.2ポイント上昇しており、類似団体平均を1.2ポイント下回っている。引き続き、適正な執行管理に努めたい。
その他
その他の分析欄
経常収支比率に占めるその他は、前年度より0.2ポイント上昇しているものの、近年ほぼ横ばい状態である。その他については、その大半が繰出金であり、介護保険事業や後期高齢者医療事業等の他会計へ繰出を行っている。今後も過大な数値になることのないよう、職員数や事務事業の見直しを図るなど事務事業の改善に努め、引き続き適正な他会計への繰出を行っていきたい。
補助費等
補助費等の分析欄
経常収支比率に占める補助費等は、一部事務組合の経常経費にかかる負担金の増などにより、前年度から1.8ポイント上昇し、類似団体平均を7.2ポイント上回っている。引き続き、適正な執行管理に努めたい。
公債費
公債費の分析欄
地方債の計画的な発行と繰上償還の実施などの取組により、前年度から1.2ポイントの減となったが、合併前に実施した大型事業や、近年の大規模投資事業により、依然として類似団体平均に比べ3.6ポイント高い状況である。引き続き、財政的に有利な地方債の活用、計画的な繰上償還の実施により改善を図り、類似団体平均に近づくよう努めたい。
公債費以外
公債費以外の分析欄
経常収支比率に占める公債費以外は、前年度から4.6ポイント上昇し、類似団体平均を5.2ポイント下回っている。これらの経費の適正な執行管理に努め、事務事業の減少を図っていく中で、引き続き経常経費の抑制を図りたい。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
目的別歳出の分析欄
主な構成項目のうち、民生費は子育て世帯及び住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の減少などにより13,921円の減、衛生費は一部事務組合への特別負担金の増加などにより6,692円の増、農林水産業費は市営地籍調査事業の増加などにより4,545円の増、商工費は工場等新増設支援事業の減少などにより1,412円の減、土木費は市営住宅整備事業の増加などにより7,419円の増、教育費は新型コロナウイルス感染症対策として行った小中学校屋内運動場空調設備整備事業の減少などにより8,217円の減、公債費は地方債の計画的な発行と繰上償還額の減少などにより18,894円の減となっている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり71万3千円となっており、昨年度より一人当たり2万3千円減少した。主な構成項目のうち、物件費はエネルギー・食料品価格等の物価高騰対策の増加などにより17,059円の増、扶助費は子育て世帯及び住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の減少などにより14,676円の減、普通建設事業費は新型コロナウイルス感染症対策として行った小中学校屋内運動場空調設備整備事業の減少などにより2,371円の減、公債費は地方債の計画的な発行と繰上償還額の減少などにより18,894円の減となっている。
実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)
分析欄実質収支比率は普通交付税や臨時財政対策債の減などにより、前年度に比べ3.46ポイント低下した。財政調整基金残高については、令和元年度に17億円を公共施設等総合管理基金へ積替を行ったため、大幅減となっていた。令和4年度については、令和3年度の決算剰余積立として6億円を財政調整基金に積み立てている。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)
分析欄すべての会計において実質赤字または資金不足は生じていない。今後においても、職員の適正配置や事務事業の見直し、一部の会計については料金体系の適正化・見直し等を行い、更なる健全財政に努める必要がある。
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実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄単年度の実質公債費比率は、分子においては、一部事務組合等の地方債の償還に充てたと認められる負担金の増はあったものの、元利償還金の額及び公営企業の地方債に対する繰入金の減等により減少、分母においても普通交付税額の減等により減少したが、分子の減少率が分母の減少率を上回ったため、前年度より0.5ポイント改善し10.8%となった。また、令和2年度から令和4年度の3ヵ年平均の実質公債費比率は、0.3ポイント改善し11.3%となった。
分析欄:減債基金平成23年度から平成26年度まで兵庫のじぎく債の発行を行っていたが、令和2年度の満期一括償還を以って、発行した兵庫のじぎく債はすべて完済となった。
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将来負担比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄将来負担比率の分子については、減少傾向をたどり、マイナスとなっている。これは、これまでの長期債の繰上償還などによる一般会計の地方債残高の減少や、下水道事業会計の地方債残高の減少による公営企業会計などへの地方債償還分の繰入見込額の減少などによるものである。引き続き、公債費の抑制や定員適正化計画の推進により、更なる健全財政の運営に努めていきたい。
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基金残高に係る経年分析(2022年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)令和3年度末普通会計基金残高105億9,833万円に対し、令和4年度に8億2,630万円を積み立て、4億7,382万円を取り崩した結果、令和4年度末の基金残高は109億5,081万円となり、前年度に比べ3億5,248万円の増となった。(今後の方針)基金の使途の明確化を図るため、各基金の目的に応じた事業に活用していく予定としている。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)令和4年度は、令和3年度の決算剰余積立として6億円を財政調整基金に積み立てている。(今後の方針)財政調整基金の残高は、標準財政規模の20%程度を目途に確保するよう努める。
減債基金
減債基金
(増減理由)基金利子積立による増。(百万円単位では増減なし。)(今後の方針)市場公募債等の償還方法が満期一括償還の場合には減債基金を活用し、財政状況の安定に努める。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)ふるさと創生基金は主にふるさと寄附金による使途指定の事業へ充当を行っている。また、地域自治協議会への補助金財源として地域振興基金を繰入している。公共施設等総合管理基金は令和元年度に創設した基金であり、公共施設等総合管理計画(公共施設再配置計画)に基づき、既存施設の長寿命化、大規模改修、統廃合、除却と判定している施設に要する事業費の財源として充当している。(増減理由)ふるさと創生基金について、ふるさと寄附金の事業充当残及び利子積立として1憶6,660万円を積み立てし、2億7,080万円を事業に充当するため取り崩した。その他上記の事業等に充当している。(今後の方針)令和元年度に創設した公共施設等総合管理基金については、公共施設等総合管理計画(公共施設再配置計画)に基づき、今後数年間に急増すると見込まれる公共施設の改修や統廃合などに要する事業費に対し適切に充当し、公共施設の適正管理推進に努める。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は類似団体より高い水準にあるが、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画や令和2年度に策定した公共施設再配置計画に基づき、計画的な維持保全による施設の長寿命化、老朽化施設等の集約化や除却による施設保有量の最適化等に取り組むことで減価償却率の抑制を図る。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は類似団体平均を下回っており、主な要因としては平成25年度から毎年繰上償還を実施したことによる地方債残高の減少、また新規地方債の発行抑制に努めたことによるものである。今後も引き続き債務償還比率が伸びないよう取組を進めていく。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は△40.2%であり、今後の公債費の償還については普通交付税算入額や特定財源などで充当可能となっている。将来負担比率がマイナスとなった要因としては、積極的に繰上償還を行ったことや、新規地方債の発行抑制を行ってきたことが挙げられる。一方、有形固定資産減価償却率は類似団体より高いが、これは合併以前に建設した体育館やプールといった施設や文化ホールなどが多いためである。今後も公共施設等総合管理計画及び公共施設再配置計画に基づき施設の長寿命化や集約化等を進めることで有形固定資産減価償却率の抑制を図る。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率はマイナスとなっているものの、実質公債費率は近年増加傾向にある。これは、一部事務組合への公債費償還のための負担金が増加したことや、平成28年度の新庁舎建築時において発行した多額の地方債の償還開始等によるもので、当面の間は11%~12%で推移し、その後は逓減していくものと見込まれる。今後も引き続き、地方債の計画的な発行と繰上償還の検討に努めていく。
施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、認定こども園・幼稚園・保育所、学校施設、公営住宅であり、低くなっている施設は道路、橋りょう・トンネルである。平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画や令和2年度に策定した公共施設再配置計画に基づき計画的に長寿命化や集約化等を進めており、使用に関して問題はない。
施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、一般廃棄物処理施設、体育館・プール、福祉施設、消防施設、市民会館であり、低くなっている施設は、図書館、保健センター・保健所、庁舎である。体育館・プールについては昭和50年代に建築したものが多く、特に有形固定資産減価償却率が高くなっている。平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画や令和2年度に策定した公共施設再配置計画に基づき計画的に長寿命化や集約化等を進めており、使用に関して問題はない。
財務書類に関する情報①(2021年度)
1.資産・負債の状況
本年度末の一般会計等の資産額は905億円、負債額は214億円となり、資産総額から負債総額を差し引いた純資産額は691億円となっている。資産のうち768億円(84.9%)が有形固定資産となっており、その内訳として事業用資産が504億円(65.6%)、インフラ資産が260億円(33.9%)を占める形となっている。・負債は資産形成のために発行した地方債が長期分で153億円、短期分で26億円と負債全体の83.6%を占めている。負債総額は214億円で総資産に占める割合としては23.6%(214億円/905億円×100%)にとどまるが、総資産から換金可能性のないインフラ資産を除いた金額で算定すると33.2%(214億円/645億円×100%)と資産総額の3割以上の負債を抱えていることとなる。現在の資産に対する将来の世代と過去・現世代の負担割合は0.31:1(負債214億:純資産691億)となり、分析数値だけでみると資産の形成割合として過去・現世代の負担の方が大きくなっていることがわかる。
2.行政コストの状況
・1年間での一般会計等の行政活動に要した経常費用は182億円で、経常収益は10億円となっている。経常費用から経常収益を差し引き、当期の臨時損益を加味した純行政コストは172億円となっている。経常費用のうち、人にかかるコストは行政サービス提供の担い手である職員等の人件費で34億円(18.7%)となっている。また、物にかかるコストは業務委託や消耗品費などの経費、減価償却費等で59億円(32.4%)となっている。その他のコストとしては補助金等や社会保障関係等の扶助費があり86億円(47.2%)となっている。
3.純資産変動の状況
本年度の一般会計等における純資産は24億円増加した。財源の調達として税収145億円と国や県からの補助金収入49億円の合計194億円を行い、その調達した財源を使用して、前述の行政コスト172億円に充当している。・本年度は、無償所管替等で1億円の純資産の増加があり、結果として24億円の純資産の増加となった。純資産の内部変動をみると、有形固定資産の増加(新規取得)が17億円に対して、有形固定資産等の減少(減価償却・除売却)が22億円となっており、施設サービスの観点からみると、5億円の固定資産の価値が減少していることとなる。
4.資金収支の状況
資金収支計算書は業務活動収支、投資活動収支及び財務活動収支に分かれているが、このうち、一般会計等の業務活動収支は36億円のプラス、投資活動収支は11億円のマイナスとなっている。・業務活動収支の内訳として支払利息支出が1.0億円あるため、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の金額は33億円のプラス(業務活動収支+支払利息支出+投資活動収支※基金収支除く)となる。・財務活動収支は26億円のマイナスとなっており、その内訳としては、地方債発行収入が10億円に対して地方債の償還支出が36億円となっている。これは、負債が減少し、将来世代の負担が減っていることを表している。
財務書類に関する情報②(2021年度)
1.資産の状況
①住民一人当たり資産額類似団体と比較して大きく上回っているが、これは、合併前に旧町毎に整備した公共施設多く保有していることと、新庁舎建設など大型投資事業を近年多く実施したことに伴い大きくなっている。令和2年度と比べ減価償却等の影響で資産合計額は減少しているが、指標の分母である人口も減少しているため5万円の増加となっている。②歳入額対資産比率類似団体と比較しても社会資本の整備が若干進んでいると言え、将来見込まれる既存の公共施設の維持・更新にかかる経費負担なども視野に入れながら、必要な資産整備を計画的に進めていくことが重要である。③有形固定資産減価償却率類似団体と比較しても老朽化が若干進んでいると言え、今後の維持補修費用が増加していくことが予測されることから、平成28年度に「朝来市公共施設等総合管理計画」を、令和2年度に「朝来市公共施設再配置計画」をそれぞれ策定し、公共施設の総量削減、有効活用について取り組みを進めている。
2.資産と負債の比率
将来世代負担比率は近年減少傾向にあり、類似団体平均を下回っている。これは新庁舎建設をはじめとした大型事業の実施に伴い多額の地方債を発行したが、近年の積極的な繰上償還により、地方債残高が順調に減少してきたためである。過去及び現世代が負担してきた純資産の比率が増加傾向にあり、将来世代の負担である負債が減少していることから、財政運営の健全性は維持できていると考えられる。
3.行政コストの状況
近年ほぼ横ばいで推移していたが、令和2年度は13万円の大幅増となった。これは、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として実施した特別定額給付金の支給(約30億円)等、令和2年度固有の特殊要因によるもので、令和3年度も国の新型コロナウイルス感染症対策として実施した臨時特別給付金の支給(約7億円)等があるものの7万円の減となった。類似団体平均値も同程度減額しているが、それでもなお、近今年の新庁舎建設や保健センターなどの大型建設事業に伴う減価償却費が多額となっていることから、類似団体平均を大きく上回っている。
4.負債の状況
類似団体平均と比較すると大きな差があるが、これは合併特例債などを活用した大型事業を近年進めてきたことにより数値が大きくなっているものである。しかし、繰上償還を積極的に実施するなどにより市民一人当たり負債額は毎年減少している。
5.受益者負担の状況
近年、減少傾向にあったが、令和2年度は2.3%の大幅減となった。これは、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として実施した特別定額給付金の支給等により経常費用が大幅に増加したことによるもので、令和3年度も国の新型コロナウイルス感染症対策として実施した臨時特別給付金の支給等があるものの0.7%増加している。
類似団体【Ⅰ-2】
木古内町
乙部町
奥尻町
寿都町
黒松内町
泊村
神恵内村
上砂川町
上川町
占冠村
音威子府村
中頓別町
大船渡市
釜石市
白石市
小坂町
上小阿仁村
藤里町
井川町
寒河江市
長井市
本宮市
檜枝岐村
北塩原村
三島町
金山町
楢葉町
大熊町
下妻市
高萩市
北茨城市
潮来市
矢板市
さくら市
那須烏山市
富岡市
みどり市
神流町
高山村
富津市
檜原村
奥多摩町
利島村
新島村
神津島村
三宅村
御蔵島村
青ヶ島村
小笠原村
清川村
小千谷市
加茂市
見附市
糸魚川市
妙高市
五泉市
魚津市
氷見市
滑川市
黒部市
砺波市
小矢部市
南砺市
舟橋村
羽咋市
かほく市
能美市
大野市
勝山市
あわら市
富士吉田市
都留市
大月市
韮崎市
上野原市
中央市
鳴沢村
小菅村
丹波山村
岡谷市
諏訪市
平谷村
天龍村
上松町
木祖村
王滝村
麻績村
小谷村
野沢温泉村
美濃市
瑞浪市
恵那市
山県市
飛騨市
本巣市
郡上市
下呂市
白川村
御前崎市
高浜市
東栄町
豊根村
亀山市
いなべ市
高島市
米原市
綾部市
笠置町
南山城村
千早赤阪村
赤穂市
西脇市
小野市
加西市
朝来市
宍粟市
加東市
御所市
葛城市
曽爾村
御杖村
黒滝村
天川村
野迫川村
十津川村
下北山村
上北山村
川上村
高野町
すさみ町
太地町
古座川町
北山村
若桜町
日吉津村
日野町
大田市
川本町
美郷町
海士町
西ノ島町
知夫村
笠岡市
備前市
浅口市
竹原市
府中市
大竹市
光市
上関町
牟岐町
松野町
奈半利町
田野町
日高村
大川市
豊前市
宮若市
赤村
武雄市
南小国町
津奈木町
臼杵市
津久見市
三島村
十島村
大和村
宇検村
国頭村
渡嘉敷村
座間味村
粟国村
渡名喜村
竹富町