収益等の状況について
収益的収支は黒字で推移し、他会計からの補助金も受けておらず、経営は健全性を維持している。ただし、EBITDA(減価償却前営業利益)についてはここ数年減少傾向にある。
資産等の状況について
企業債残高はなく、累積欠損金も発生していない。建設から41年経過しており、施設の老朽化が進んでいる。
利用の状況について
稼働率は昨年度よりも若干減少しているものの数値は安定している。これは定期券利用が多いことが原因であると考えられる。また、率の増減については、隣接する山口市民会館の来館者による利用の増減が原因と考えられ、同会館の催事による影響を受けていることが一因と思われる。安定的収益の確保のため、これからも一定数の定期券販売を継続していくことが必要である。
全体総括
現在の経営状況は良好で、安定した健全な経営が行えている。今後、本庁舎の建て替えに伴い、現在の建物を解体し、新庁舎の駐車場と一体的に整備することを予定している。