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地方公営企業の一覧

簡易水道事業(法適用) 簡易水道事業(法適用) 公共下水道 特定環境保全公共下水道


収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2021年度)

財政力

財政力指数の分析欄

財政力指数は0.16で前年度から0.1ポイント減少した。令和3年度においても新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続き、基幹産業となっている観光業はホテルの休業を余儀なくされるなどして入湯税は令和2年度より落ち込んでいる。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して経済対策を行うとともに事業の見直しを図るなどより一層の行政の効率化に努め、健全な財政運営を図っていく。

類似団体内順位:48/94

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は過年度90%を超えていたが、令和3年度に90%を割り81.7%となった。組織の見直しや定年退職者が多いことにより、主に人件費比率が減少してきている。一方で起債の償還額は増加してきており令和5年度にピークを迎える見込みがあることから、物件費等の経常経費の見直しを図り、削減に努める。

類似団体内順位:46/94

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を上回っているのは、人件費と物件費それぞれに要因が考えられる。人件費は、北海道有数の観光地である層雲峡温泉を有していることにより産業形態が多様なこと、医療センターや保育所などの行政サービスを直営で実施していることなどが挙げられる。物件費は、保有している公共施設が多いほか、新規施設整備も行っており維持管理に費用がかかっているためである。今後は公共施設等総合管理計画に基づいた適切なマネジメントを行い、必要に応じて指定管理者制度を検討し物件費の抑制を図っていく。

類似団体内順位:49/94

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

定年退職者の増により年齢構成が変わってきたことから、前年度に比べて1.5低下した。今後も、職責に応じた組織体制の整備と給与の適正化に努めていき、組織機構の見直しなどを進める中で、職務及び給与体系の整備を行う。

類似団体内順位:92/94

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

組織機構の見直しを随時行い適正な人員配置を図ってきているが、人口減少が進んでいるため前年度から上昇し、類似団体平均も上回る数値となっている。今後庁内DXを推進していくことで業務の効率化を図り、更なる適正な人員配置に努める。

類似団体内順位:46/94

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

標準財政規模の増加により実質公債費比率は1.2ポイント減少しているが、元利償還金は微増しており、今後も増加が見込まれる。地方債の新規発行額は元利償還額の総額を上回らない額とする町の方針に基づき、適切な地方債の運用を行い健全な財政運営に努めていく。

類似団体内順位:83/94

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

決算余剰金を充当可能基金に積立していることから、将来負担比率は前年度から20.8ポイント減少した。ただし今後認定こども園整備事業にかかる大規模な起債借入が予定されており、地方債残高の上昇が見込まれることから、充当可能基金の計画的な積立を行い、健全な財政運営に努める。

類似団体内順位:89/94

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費

人件費の分析欄

定年退職者が多く年齢構成が変わったことから、前年度からさらに減少し20.2%で、類似団体平均を下回っている。今後は庁内DXを推進していくことで業務の効率化を図り、更なる適正な人員配置に努める。

類似団体内順位:10/94

物件費

物件費の分析欄

前年度から1.6ポイント減少したが、依然として類似団体平均を上回る数値で推移している。これは消防の広域化による委託料等の経費が主な要因と考えられる。町では保有している公共施設が多いほか、新規施設整備も行っており維持管理に費用がかかっている現状もあるため、公共施設等総合管理計画に基づく施設の適切なマネジメントを行い、維持管理を含めた物件費の抑制に努めていく。

類似団体内順位:85/94

扶助費

扶助費の分析欄

前年度から0.3ポイント減少し、1.8%となった。町では高齢化が進んでいるものの、子ども医療費の助成や将来にかかる医療費抑制のための検診や予防接種の充実を図っており、扶助費の抑制に努めている。

類似団体内順位:35/94

その他

その他の分析欄

その他経費については、前年度から2.7ポイント減少したが、依然として類似団体平均を上回っている。他会計への繰出金が多いことが主な要因となっていると考えられるため、今後は対象会計の収入確保を念頭に置き、公営企業会計においては独立採算の原則に基づき料金等の見直しも検討していく。

類似団体内順位:76/94

補助費等

補助費等の分析欄

塵芥処理業務の一部事務組合での実施や平成21年9月から町立病院を廃止し診療所化したことなど補助費等の縮減に努めており例年類似団体平均を下回っている。今後も各種補助金等の目的や内容を精査し適正な執行に努める。

類似団体内順位:11/94

公債費

公債費の分析欄

令和3年度は前年度から減少し21.4%となったが、今後いきいき福祉・健康施設整備にかかる過疎対策事業債の償還が始まり、公債費の増加が見込まれることから、適切な地方債の運用を行い縮減に努める。

類似団体内順位:79/94

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は過去5年間で初めて類似団体平均を下回った60.3%となった。類似団体平均を上回っている物件費や繰出金などの歳出の抑制を図り、財政構造の弾力性確保に努める。

類似団体内順位:30/94

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

消防費が令和2年度から増加傾向にあるが、これは令和2年度に高規格救急車(37,510千円)、ポンプ車(97,900千円)、令和3年度にはしご車(154,990千円)を整備したためである。また商工費が類似団体平均と比べ高止まりしている傾向にあるが、これは上川町が層雲峡温泉などの観光地を有しているほか、地方創生推進事業を進めており、通年型アウトドア拠点施設にかかる整備事業を行っているためである。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人当たり1,810,443円となっている。この内積立金の上昇率が大きくなっているが、令和3年度は財政調整基金、減債基金、公共施設整備基金にそれぞれ積立を行っているためである。その他、投資及び出資金についても上昇率が大きいが、簡易水道事業会計において浄水場整備にかかる償還が始まっており、一定の負担率を一般会計から出資金として支出しているためである。公債費においても平成29年度から増加傾向にあるが、令和5年度に起債の償還がピークを迎えることから、今後も増加が見込まれる。

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

財政調整基金残高は、決算余剰金が発生していることから積立てを行っているため標準財政規模比の14%を超え平成29年度並みの水準となった。実質収支額は前年度から1.66ポイント減少しているが、赤字は発生していないことから、今度も事務事業の見直し等を行い健全な行財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

連結赤字額は生じていないため、今後においても適切な繰出しを行っていくほか、対象会計の収入確保を念頭に置き、赤字が生じない各会計の運用を推進していく。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

元利償還金は平成29年度をピークに減少してきていたが、今年度は4百万円の微増となった。元利償還金は令和5年度に平成29年度並みの水準となる見込みがあるほか、公営企業においても元利償還金の増加が見込まれており実質公債費比率の分子は上昇が予想される。地方債は元利償還金以上の借入は行わないという方針に基づき、適切な地方債の運用を行い健全な財政運営に努めていく。

分析欄:減債基金

該当なし

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

一般会計地方債現在高が減少してきているほか、令和3年度は決算余剰金を各基金に積立てし、充当可能基金が380百万円増加していることから将来負担比率の分子は低下した。ただし地方債においては、今後認定こども園の整備事業により大規模な起債借入が予想されることから、充当可能基金の計画的な積立てを行い将来負担比率の抑制を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)決算余剰金を財政調整基金、減債基金、公共施設整備基金にそれぞれ積立てしており、全体で368百万円増加した。(今後の方針)令和3年度は決算余剰金を積立てしたため、基金残高は平成30年度ぶりに1,000百万円を超えた。今後においても余剰金の積立てを積極的に行い、将来に備えたい。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)基金利子のほか決算余剰金を70百万円積立てし71百万円増加した。(今後の方針)財政状況に応じて積立て、取崩しを行い、災害や昨今の新型コロナウイルス感染症による税減収など、万が一に備えた運用に努める。

減債基金

減債基金

(増減理由)基金利子のほか決算余剰金を147百万円積立てし148百万円増加した。(今後の方針)起債償還額が令和5年度にピークを迎えることから、計画的に積立てを行い、将来に備えたい。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設整備基金:施設整備事業に充当する。ふるさと応援基金:寄附金を財源とし、寄付をいただいた方の希望する目的に応じて各種事業に充当する。森林環境整備基金:町有林の整備及び取得並びに森林の景観整備等に関する事業に充当する。企業版ふるさと納税基金:企業からの寄付金を財源とし、希望する目的に応じて各種事業に充当する。森林環境譲与税基金:森林環境譲与税を積立て、町における間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進に必要な事業に要する経費の財源に充当する。(増減理由)公共施設整備基金:取崩しは行わず、基金利子のほか100百万円を積立てし100百万円の増。ふるさと応援基金:認定こども園整備事業等に充当し49百万円の減、基金利子のほか寄附金の7割となる52百万円の積立て。企業版ふるさと納税基金:新たに基金を創設し寄附金50百万円の積立て。森林環境譲与税基金:基金利子のほか令和3年度の森林環境譲与税から現年充当分を差し引いた3百万円の積立て。(今後の方針)公共施設整備基金:認定こども園整備事業が始まっているほか、各施設の老朽化も進んでおり今後取崩しが予想されるため、将来に備え計画的な積立てを行いたい。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和3年度の有形固定資産減価償却率は70.6%となっており、施設の老朽化が進んだことで昨年度(69.7%)から0.9ポイント上昇しているうえに、全国平均(59.7%)や北海道平均(66.2%)と比べても依然として高い数値となっている。上川町では平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画(令和3年度改訂)や、令和2年度策定の個別施設計画に基づいて、各公共施設の現状を把握し適切なマネジメントに努めるとともに、計画の適切な見直しを図り、必要に応じた維持管理に努める。

類似団体内順位:76/88

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は昨年度から218.7ポイント減少し、517.8%と大幅に回復したが依然として類似団体平均と比べ高い数値となっている。平成17年度発行の臨時財政対策債などの償還完了により、令和3年度の償還額が減少しているが、今後も認定こども園の整備による起債発行予定があることから、全体的な事業の取捨選択を行い、業務活動収支と地方債のバランスを考慮した適切な起債発行に努め、債務償還比率を抑えていくよう努める。

類似団体内順位:84/94

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率、有形固定資産減価償却率ともに類似団体平均より高い数値となっている。令和3年度の将来負担比率は前年度より20.8ポイント減少し、75%となったが、決算余剰金や交付税措置額等を財源とした各種基金の積み立てにより充当可能基金が増加したことにより将来負担比率が大幅に減少したと考えられる。一方で各施設の老朽化が進み有形固定資産減価償却率は前年度から0.9ポイント上昇し70.6%となった。新規施設整備の一方で、既存の施設の老朽化も進むことが予想されるため、今後においても公共施設等総合管理計画、個別施設計画に基づいた適切な長寿命化対策や更新の実施により、財政負担を軽減、平準化して適切な起債発行を図ることで、将来負担額の増加防止に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

平成28年度以降、将来負担比率、実質公債費率共に上昇していたが、令和元年度をピークとして徐々に減少する傾向になっている。令和3年度は前年度からそれぞれ20.8ポイント、1.2ポイント減少した。地域デジタル社会推進費創設等により普通交付税が増額し、標準財政規模が大きくなったことが減少の要因と考えられる一方で、今後は認定こども園の建設など大型事業のために基金の取崩を行っているため、残高が減少しつつあるため、今後の起債償還や施設整備に備えて基金の積み立てを行い、将来負担の軽減を図るように努めていきたい。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

全ての施設において、有形固定資産減価償却率が類似団体平均と比べて高い傾向となっている。中でも保育所の比率が83.4%と大きく上回っているが、今後個別施設計画に基づいた認定こども園の整備を行っていく予定となっているため、整備完了後は数値の減少が見込まれる。

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

全ての施設において、有形固定資産減価償却率が類似団体平均と比べて高い傾向となっている。平成24年度に更新した消防施設以外のうち、市民会館(70.5%)と庁舎(79.8%)は類似団体平均と比べても高い数値となっている。市民会館については、今後改修予定があるが、庁舎においても公共施設等総合管理計画や個別施設計画に基づき、適切な公共施設のマネジメントに努める。

財務書類に関する情報①(2021年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

総資産額は前年度比△309百万円、総負債額は前年度比△415百万円となり、平成29年度から毎年減少してきている。資産においては、各資産減価償却費が増加したことによる減少で、特にインフラ資産の工作物減価償費が1百万円増加したことによる減少である。一方負債額は、平成17年度に借入した臨時財政対策債等の償還完了による起債額の減少(△332百万円)と、職員数の減少による退職手当引当金の減少(△78百万円)が主な要因となっている。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

一般会計においての経常費用は5,901百万円となり、前年度比97百万円の減少(△1.6%)となった。移転費用(1,993百万円、対前年比△108百万円、△5.1%)のうち補助金等(1,197百万円、対前年度比△68百万円、△5.4%)が最も金額が大きく、次いで他会計への繰出金(532百万円、対前年度比△33百万円、△5.8%)であり、今後もこの傾向が続くことが見込まれるため、事業の見直し等により、経費の抑制に努める。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

令和3年度の税収等(4,142百万円)において、新型コロナウイルス感染症の回復などから、前年度から357百万円増加(前年度比+9.4%)しており、財源は5,181百万円となった。純行政コストは5,900百万円と、前年度から98百万円の減少(△1.6%)となったため、差額が小さくなり、本年度は△719百万円の差額となった。純資産の残高は、税収等の増加のため、本年度は29,165百万円で106百万円の増加(前年度比0.4%)となった。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

本年度の業務活動収支においては、昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、支出は出張控えや事業の縮小・中止により187百万円の減少(前年度比△4.2%)、収入は新型コロナウイルス感染症の回復など税収等の増により10百万円の増加(前年度比+0.2%)のため、全体の収支は770百万円の黒字となった。投資活動収支は、次年度に整備を開始する認定こども園整備事業や今後の大型事業に対応する基金積立金支出もあり△441百万円となった。財務活動収支は災害情報伝達システム整備事業等の終了もあり地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△355百万円となった。

財務書類に関する情報②(2021年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

有形固定資産減価償却率は71.6%となり、昨年度に引き続き70%を超過した。当該値、類似団体平均値は共に平成28年度から年々上昇し、令和3年度で0.5%減少しており、その差は開く一方で、依然として当該値が高い傾向となっている。この間、老朽化が進行している保育所に代わる認定こども園の整備などについては令和4年度より整備が始まるほか、公共施設等総合管理計画、個別施設計画に基づき、適切な公共施設のマネジメントに努める。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は15.4%となっており、昨年度から0.3%減少しており、類似団体平均値を下回る数値となった。新規に発行する起債を償還額より抑えるなどして地方債残高を圧縮できるように努めていく一方で、道路や施設などの公共施設は、将来にわたって住民に利用されることから、世代間の負担の公平という観点からも、適正な比率を見極めながら社会資本整備を行っていく必要がある。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは178.3万円となっており、依然として類似団体平均値を上回る数値となっており、前年度から1.8万円の増加となった。人口の減少率が本年度の純行政コストの減少率を上回ったためと考えられる。本年度も昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響による事業縮小・中止等が多かったためコストが減少しているが、今後新型コロナウイルス感染症の影響が少なくなった時に上昇が見込まれるため、事業の精査等を行い経常費用の縮減に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は、当該値が5.4万円減少しているのに対し、類似団体平均値は6.8万円減少しているため、より差が開いた。負債合計としては41,419万円減少しているので、今後も地方債の借入と償還のバランスを取りながら適切な地方債発行に努め、負債額の軽減を図っていく。基礎的財政収支は、投資活動収支は地方債を発行して福祉会館大規模改修、通年型アウトドア拠点施設整備事業を行ってきているため72百万円の赤字となったが、業務活動収支は新型コロナウイルス感染症の回復などによる税収入が主な要因となって781百万円の黒字となったため、709百万円の黒字となっている。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。また、昨年度から増加しており、特に経常収益が昨年度から32百万円増加しているため前年度からその差は小さくなった。本年度も昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響があったため経常費用は前年度から65百万円減少しているが、今後も公共施設等総合管理計画、個別施設計画に基づいた適正なマネジメントを行い、経常費用の削減に努めていく。

類似団体【Ⅰ-2】

木古内町 乙部町 奥尻町 寿都町 黒松内町 泊村 神恵内村 上砂川町 上川町 占冠村 音威子府村 中頓別町 大船渡市 釜石市 白石市 小坂町 上小阿仁村 藤里町 井川町 寒河江市 長井市 本宮市 檜枝岐村 北塩原村 三島町 金山町 楢葉町 大熊町 下妻市 高萩市 北茨城市 潮来市 矢板市 さくら市 那須烏山市 富岡市 みどり市 神流町 高山村 富津市 檜原村 奥多摩町 利島村 新島村 神津島村 三宅村 御蔵島村 青ヶ島村 小笠原村 清川村 小千谷市 加茂市 見附市 糸魚川市 妙高市 五泉市 魚津市 氷見市 滑川市 黒部市 砺波市 小矢部市 南砺市 羽咋市 かほく市 能美市 大野市 勝山市 あわら市 富士吉田市 都留市 大月市 韮崎市 上野原市 中央市 鳴沢村 小菅村 丹波山村 岡谷市 諏訪市 平谷村 天龍村 上松町 木祖村 王滝村 麻績村 小谷村 野沢温泉村 美濃市 瑞浪市 恵那市 山県市 飛騨市 本巣市 郡上市 下呂市 白川村 御前崎市 高浜市 東栄町 豊根村 亀山市 いなべ市 高島市 米原市 綾部市 笠置町 南山城村 千早赤阪村 赤穂市 西脇市 小野市 加西市 朝来市 宍粟市 加東市 御所市 葛城市 曽爾村 御杖村 黒滝村 天川村 野迫川村 十津川村 下北山村 上北山村 川上村 高野町 すさみ町 太地町 古座川町 北山村 若桜町 日吉津村 日野町 大田市 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 知夫村 笠岡市 備前市 浅口市 竹原市 府中市 大竹市 光市 上関町 牟岐町 松野町 奈半利町 田野町 日高村 大川市 豊前市 宮若市 赤村 武雄市 南小国町 津奈木町 臼杵市 津久見市 三島村 十島村 大和村 宇検村 国頭村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 竹富町