簡易水道事業(法適用) 簡易水道事業(法適用) 公共下水道 特定環境保全公共下水道
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度
財政力指数は0.16で前年度と増減はなかった。令和4年度においても新型コロナウイルスの影響は続いたが、入湯税の大幅な増加により今後は回復が見込まれる。今後も新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用して経済対策を行うとともに事業の見直しを図るなどより一層の行政の効率化に努め、健全な財政運営を図っていく。
経常収支比率は84.9%で前年度から3.2ポイント上昇した。人事院勧告により人件費の比率が高くなったことが原因とみられる。また、起債の償還額が増加しており令和5年度にピークを迎える見込みであることから、物件費等の経常経費の見直しや町税等の収納率を向上させることで削減に努める。
類似団体平均を上回っているのは、人件費と物件費それぞれに要因が考えられる。人件費は、北海道有数の観光地である層雲峡温泉を有していることにより産業形態が多様なこと、医療センターや保育所などの行政サービスを直営で実施していることなどが挙げられる。物件費は、保有している公共施設が多いほか、新規施設整備も行っており維持管理に費用がかかっているためである。今後は公共施設等総合管理計画に基づいて利活用が難しい施設の統廃合や、必要に応じて指定管理者制度を検討し物件費の抑制を図っていく。
人事院勧告による基本給の増加により令和3年度より0.8ポイント上昇した。今後も、職責に応じた組織体制の整備と給与の適正化に努めていき、組織機構の見直しなどを進める中で、職務及び給与体系の整備を行う。
組織機構の見直しを随時行い適正な人員配置を図ってきているが、人口減少が進んでいるため前年度から微増し、類似団体平均も上回る数値となっている。今後庁内DXを推進していくことで住民サービスを低下させることなく、業務の効率化を図り、更なる適正な人員配置に努める。
標準財政規模の増加や特定財源の減少により実質公債費比率は0.9ポイント減少しているが、元利償還金は微増しており、令和5年度以降大規模借入の償還が始まることで償還金のピークを迎えるため増加が見込まれる。地方債の新規発行額は元利償還額の総額を上回らない額とする町の方針に基づき、適切な地方債の運用を行い健全な財政運営に努めていく。
決算余剰金を充当可能基金に充当したことから将来負担比率は前年度から4.9ポイント減少した。ただし、令和5年度から認定こども園の建設工事が本格的に始まり、大規模な起債借り入れが予定されており、地方債残高の上昇が見込まれることから、充当可能基金の計画的な積立を行い、健全な財政運営に努める。また、保有する公共施設が多く、その維持管理に費用がかかるため、必要に応じて指定管理者制度を検討し物件費の抑制を図っていく。
人事院勧告により基本給が上昇したため令和3年度より0.9上昇したが類似団体平均より下回っている。今後は組織機構の随時見直しや、庁内DXを推進していくことで業務の効率化を図り、更なる適正な人員配置に努める。
前年度から1.2ポイント上昇し、依然として類似団体平均を上回る数値で推移している。これは消防の広域化による委託料等の経費が主な要因と考えられる。町では保有している公共施設が多いほか、新規施設整備も行っており維持管理に費用がかかっている現状もあるため、公共施設等総合管理計画に基づき利活用のない施設の統廃合や必要に応じて指定管理者制度の導入を検討し、物件費の抑制に努める。
前年度から0.1ポイント上昇し、1.9%となった。町では高齢化が進んでいるものの、子ども医療費の助成や将来にかかる医療費抑制のための検診や予防接種の充実を図っており、扶助費の抑制に努めている。
その他経費については、前年度から0.9ポイント上昇し、依然として類似団体平均を上回っている。他会計への繰出金が多いことが主な要因となっていると考えられるため、今後は対象会計の収入確保を念頭に置き、公営企業会計においては独立採算の原則に基づき料金等の見直しも検討していく。
塵芥処理業務の一部事務組合での実施や平成21年9月から町立病院を廃止し診療所化したことなど補助費等の縮減に努めており例年類似団体平均を下回っている。今後も各種補助金等の目的や内容を精査し適正な執行に努める。
令和4年度は前年度から0.5ポイント上昇し21.9%となったが令和5年度からいきいき福祉健康施設にかかる過疎対策事業債の償還が始まることで公債費の増加が見込まれる。地方債の新規発行額は元利償還額の総額を上回らない額とする町の方針に基づき借り入れを行っているため今後は緩やかに減少する見込みだが引き続き適切な地方債の運用を行い縮減に努める。
公債費以外の経常収支比率は2.7ポイント上昇し、63%となったが昨年度に引き続き類似団体平均を下回っている。類似団体平均を上回っている物件費や繰出金などの歳出の抑制を図り、財政構造の弾力性確保に努める。
(増減理由)決算余剰金の減債基金積み立てやふるさと応援寄附金・企業版ふるさと納税の積み立てにより全体で132百万円増加した。(今後の方針)令和4年度は決算余剰金の積み立てたため基金残高は1,000百万円超を推移しているが今後認定こども園の新設等大型事業が控えているため余剰金の積み立てを積極的に行い、将来に備えたい。
(増減理由)基金利子や配当金等を積み立てたが大きな増減とはならなかった。(今後の方針)財政状況に応じて積立て、取崩しを行い、災害や昨今の新型コロナウイルス感染症による税減収など、万が一に備えた運用に努める。
(増減理由)基金利子のほか決算余剰金を100百万円積み立てし、増加した。(今後の方針)基金利子のほか決算余剰金を100百万円積み立てし、増加した。
(基金の使途)公共施設整備基金:施設整備事業に充当する。ふるさと応援基金:寄附金を財源とし、寄付をいただいた方の希望する目的に応じて各種事業に充当する。森林環境整備基金:町有林の整備及び取得並びに森林の景観整備等に関する事業に充当する。企業版ふるさと納税基金:企業からの寄付金を財源とし、希望する目的に応じて各種事業に充当する。森林環境譲与税基金:森林環境譲与税を積立て、町における間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進に必要な事業に要する経費の財源に充当する。(増減理由)ふるさと応援基金:ホームページリニューアル事業等に充当し60百万円の減、基金利子のほか寄附金の7割となる48百万円の積立て。企業版ふるさと納税基金:令和3年度新たに創設された基金を役場庁舎パイロットオフィス設営・DX推進事業に充当し10百万円の減、寄附金52百万円の積立て。森林環境譲与税基金:森林環境譲与税活用事業に充当し6百万円の減、基金利子のほか令和4年度の森林環境譲与税から現年充当分を差し引いた額を積立て。観光振興基金:入湯税の100円増額分を魅力ある観光地づくりに充当し、事業の執行残を7百万円積み立て。(今後の方針)公共施設整備基金:認定こども園の整備や保有する公共施設の老朽化が進んでおり今後取り崩しが予想されるため将来に備えて計画的な積み立てを行いたい。
令和3年度の有形固定資産減価償却率は70.6%となっており、施設の老朽化が進んだことで昨年度(69.7%)から0.9ポイント上昇しているうえに、全国平均(59.7%)や北海道平均(66.2%)と比べても依然として高い数値となっている。上川町では平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画(令和3年度改訂)や、令和2年度策定の個別施設計画に基づいて、各公共施設の現状を把握し適切なマネジメントに努めるとともに、計画の適切な見直しを図り、必要に応じた維持管理に努める。
債務償還比率は昨年度から218.7ポイント減少し、517.8%と大幅に回復したが依然として類似団体平均と比べ高い数値となっている。平成17年度発行の臨時財政対策債などの償還完了により、令和3年度の償還額が減少しているが、今後も認定こども園の整備による起債発行予定があることから、全体的な事業の取捨選択を行い、業務活動収支と地方債のバランスを考慮した適切な起債発行に努め、債務償還比率を抑えていくよう努める。
将来負担比率、有形固定資産減価償却率ともに類似団体平均より高い数値となっている。令和3年度の将来負担比率は前年度より20.8ポイント減少し、75%となったが、決算余剰金や交付税措置額等を財源とした各種基金の積み立てにより充当可能基金が増加したことにより将来負担比率が大幅に減少したと考えられる。一方で各施設の老朽化が進み有形固定資産減価償却率は前年度から0.9ポイント上昇し70.6%となった。新規施設整備の一方で、既存の施設の老朽化も進むことが予想されるため、今後においても公共施設等総合管理計画、個別施設計画に基づいた適切な長寿命化対策や更新の実施により、財政負担を軽減、平準化して適切な起債発行を図ることで、将来負担額の増加防止に努める。
平成28年度以降、将来負担比率、実質公債費率共に上昇していたが、令和元年度をピークとして徐々に減少する傾向になっている。令和3年度は前年度からそれぞれ20.8ポイント、1.2ポイント減少した。地域デジタル社会推進費創設等により普通交付税が増額し、標準財政規模が大きくなったことが減少の要因と考えられる一方で、今後は認定こども園の建設など大型事業のために基金の取崩を行っているため、残高が減少しつつあるため、今後の起債償還や施設整備に備えて基金の積み立てを行い、将来負担の軽減を図るように努めていきたい。
木古内町 乙部町 奥尻町 寿都町 黒松内町 泊村 神恵内村 上砂川町 上川町 占冠村 音威子府村 中頓別町 大船渡市 釜石市 白石市 小坂町 上小阿仁村 藤里町 井川町 寒河江市 長井市 本宮市 檜枝岐村 北塩原村 三島町 金山町 楢葉町 大熊町 下妻市 高萩市 北茨城市 潮来市 矢板市 さくら市 那須烏山市 富岡市 みどり市 神流町 高山村 富津市 檜原村 奥多摩町 利島村 新島村 神津島村 三宅村 御蔵島村 青ヶ島村 小笠原村 清川村 小千谷市 加茂市 見附市 糸魚川市 妙高市 五泉市 魚津市 氷見市 滑川市 黒部市 砺波市 小矢部市 南砺市 舟橋村 羽咋市 かほく市 能美市 大野市 勝山市 あわら市 富士吉田市 都留市 大月市 韮崎市 上野原市 中央市 鳴沢村 小菅村 丹波山村 岡谷市 諏訪市 平谷村 天龍村 上松町 木祖村 王滝村 麻績村 小谷村 野沢温泉村 美濃市 瑞浪市 恵那市 山県市 飛騨市 本巣市 郡上市 下呂市 白川村 御前崎市 高浜市 東栄町 豊根村 亀山市 いなべ市 高島市 米原市 綾部市 笠置町 南山城村 千早赤阪村 赤穂市 西脇市 小野市 加西市 朝来市 宍粟市 加東市 御所市 葛城市 曽爾村 御杖村 黒滝村 天川村 野迫川村 十津川村 下北山村 上北山村 川上村 高野町 すさみ町 太地町 古座川町 北山村 若桜町 日吉津村 日野町 大田市 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 知夫村 笠岡市 備前市 浅口市 竹原市 府中市 大竹市 光市 上関町 牟岐町 松野町 奈半利町 田野町 日高村 大川市 豊前市 宮若市 赤村 武雄市 南小国町 津奈木町 臼杵市 津久見市 三島村 十島村 大和村 宇検村 国頭村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 竹富町