たむら市民病院 星の村ふれあい館 公共下水道 簡易水道事業(法適用) 農業集落排水施設
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財政力指数は微増で推移しているが、類似団体と比較すると0.09ポイント下回る結果となっている。歳入に占める税収の割合が12.7%と低く、財政基盤脆弱であることから、市税の徴収強化による徴収率の向上及び課税客体の適正把握に努め、税収増加等による歳入の確保に努める。
合併算定替の縮減により普通交付税が減少したこと及び一部事務組合負担金の増額や合併特例事業債の借入額の増加による償還額が増えていることなどから、前年度より0.6%悪化し、類似団体を0.9%下回る結果となった。普通交付税は今後も減少するため、人件費の削減や事務事業の見直しを図るとともに、施設の統廃合を進め、後年度負担の軽減を図る。
物件費では、震災関連事業費の減少により数年前より大幅に減少はしているが、引き続き震災関連事業を実施していること、人件費では、町村合併により職員数が多いことなどから、類似団体と比較して人口1人当たりの決算額が21,269円多い状況にある。職員数は、計画に基づき順調に削減できており、また、その他の経費も抑制を図ることで歳出予算が削減できていることから、財政の健全化に向けた取り組みを継続していく。
給与水準の適正化に努めており、類似団体平均を下回っているが、引き続き適正な給与水準となるよう取り組む。※今年度数値が未公表であるため、前年度数値を引用しています。
町村合併により類似団体平均を大きく上回っているが、合併協議の過程において平成26年度までに職員数120人純減を目標として職員数の適正管理に努めたところである。純減数について目標を達成し、順調に推移しているところであるが、震災により人口減少の進行が早まっているため、サービスの低下を招くことなく適正な定員管理に努める。
類似団体と比較して1.0%上回っているものの、合併特例事業債の借り入れによる元利償還金や公営企業地方債及び一組負担金の増加により前年度より0.9%悪化しているため、新発債の抑制や下水道事業区域の見直しなどにより公債費の負担軽減を図る。
一部事務組合等負担等見込額が増える一方、充当可能基金の減少などにより前年度より1.4%悪化し、類似団体と比較しても11.5%下回る結果となった。今後も、普通交付税の減少により財政調整基金の取り崩しが見込まれることから、新規の債務負担行為や地方債の借り入れを抑制するとともに歳出の抑制を図り、将来負担の軽減と財政の健全化に努める。
類似団体より町村合併後の人件費の割合が高く、合併協議の過程において平成26年度までに職員数を120人純減させることを目標に取り組み達成したところである。再任用職員の雇用による新規採用職員の抑制効果や議員定数の見直し等から、人件費は減少基調にある。
類似団体平均を2.6%下回っているが、障害者自立支援費や施設型給付費など扶助費は今後も増加する見込みであることから、制度の適切な運用、さらには資格審査の適正化を通じ、現状の水準維持に努める。
前年度より0.8%増加したが、類似団体平均より4.4%下回っている。公営企業会計を含む他会計への操出金等の負担が年々増えていることなどから比率が上昇している。今後、介護保険特別会計や公共下水道事業特別会計への負担増が想定されるため、給付費抑制や下水道区域の見直しなどの取り組みを進める。
前年度より0.6%減少したが、類似団体平均を4.7%上回っている。団体補助金の見直しを図ったことで前年度よりは差が縮まったが、一部事務組合への負担金が多いため、今後も同水準で推移すると思われる。
公共施設の耐震化事業を進めていることなどから、前年度より0.6%増加した。今後、平成30年度から平成31年度にかけて地方債発行額が増加する見込みであり、当面、類似団体平均よりも高い水準で推移することが想定されるため、長期債借入の抑制に努め、公債費の低減化を図る。
類似団体平均が増加している中で、前年度と同率となっている。人件費の抑制を図っているものの、一部事務組合負担金や特別会計操出金の増加が想定されるため、全体的に事業を見直し、経常経費の削減に努める。
(増減理由)財政調整基金及び減債基金については、財源不足及び財政負担の平準化の考え方から取り崩した一方、土地開発基金を廃し、当該基金で保有していた現金及び土地に関する資産分を、将来の施設整備等に備えるため、公共施設等整備基金を設置し積替えを行ったことや、田村市産業団地の整備による「帰還環境整備交付金基金」への積み立てにより、基金全体としては、2,625百万円の増となった。(今後の方針)普通交付税の減少等に伴う財源不足や、公共施設老朽化による施設整備費用等の財源を確保するため、個々の特定目的基金を、計画的に積立てていく予定。
(増減理由)普通交付税の減少等に伴う財源不足を補填するため、財政調整基金を取り崩したことによる減少(-204百万)(今後の方針)将来の健全財政の維持の観点から、財政調整基金の残高は、概ね30億円を維持するよう努める。
(増減理由)合併特例債等の償還額のピークが見込まれることから、財政負担を平準化するため、減債基金を取り崩したことによる減少(-479百万)(今後の方針)大規模な建設事業が終了し、地方債の借入れは減少となるが、将来負担の軽減のため、一定額の積立てを行う。
(基金の使途)・田村市帰還環境整備交付金基金:東日本大震災からの復興を目的とした帰還環境整備交付金事業等に要する経費の財源に充てる。・田村市公共施設等整備基金:公共施設等の計画的な整備事業等に要する資金に充てる・田村市地域福祉基金:高齢者等の在宅福祉、健康の保持に資する事業等、高齢者等の保健福祉の増進に関する事業に要する資金に充てる・田村市広域的減容化施設影響緩和基金:広域的減容化施設の立地による影響の緩和に資する事業に要する資金に充てる・田村市猪狩俊郎人材育成基金:高校生のアメリカ合衆国への留学支援に要する経費の財源に充てる。(増減理由)・田村市帰還環境整備交付金基金:田村市産業団地整備及び木質バイオマス施設整備事業に、1,017百万円を基金から充当し、福島再生加速化交付金を財源に、3,264百万円を積立てたことによる増加。・田村市公共施設等整備基金:普通財産売払代金等を財源に積立てを行ったことによる増加。・田村市地域福祉基金:基金充当事業がなかったため、増減なし・田村市広域的減容化施設影響緩和基金:広域的減容化施設影響緩和事業に、61百万円を基金から充当し、福島県市町村特定原子力施設地域振興事業補助金を財源に、100百万円を積立てたことによる増加。・田村市猪狩俊郎人材育成基金:留学支援事業に2百万を基金から充当したことによる減額(今後の方針)・田村市帰還環境整備交付金基金:田村市産業団地整備及び木質バイオマス施設整備事業を実施するため、国の補助金を財源に平成32年度まで積立てを予定。平成30年度より、田村市東部産業団地事業についても、同基金で積立てを行う。(基金積立額の全額が国からの交付金であるため、事業完了後の基金残額は、国に返還となる)・田村市公共施設等整備基金:公共施設の老朽化等による施設整備事業の財源として、計画的に積立てを行う。・田村市地域福祉基金:高齢者等の保健福祉の増進にかかる財源として計画的に活用する。・田村市広域的減容化施設影響緩和基金:田村市広域的減容化施設影響緩和事業を実施するための財源として活用する。・田村市猪狩俊郎人材育成基金:留学支援事業の財源として活用する。
本市が所有する建物及びインフラ資産は昭和40年代から集中的に整備を進めたことから有形固定資産減価償却率が進展している。公共施設等総合管理計画並びに今後策定予定の長寿命化計画に基づいて施設の除却、集約化・複合化を進める。
既存の市有建物及びインフラ資産の老朽化が進んでいることから、公共施設等総合管理計画に基づき個別施設計画の策定を進め、具体的な所有財産の管理を進める。
実質公債費比率は、当面、大規模な事業計画がないことから同率程度で推移すると想定される。将来負担比率は、公営企業債等繰入見込額が事業計画の見直しにより減少する見込みであるが、財政調整基金の取り崩しにより充当可能財源が大幅に減少する見込みであることから、今後上昇する想定される。
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