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人口の推移
財政比較分析表(2023年度)
財政力
財政力指数の分析欄
北海道電力知内発電所の立地により類似団体平均を上回る税収があるため0.27となっているが、償却資産の減価による減少が継続的に見込まれることから、各種の産業振興施策等に取組むことで活力あるまちづくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより、財政基盤の強化に努める。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
令和5年度は令和4年度よりも減少したが、普通交付税等の増額や経常経費の減額に伴うものである。令和4年度に策定した「財政運営計画」に基づき引続き事務事業の見直しや経常経費の削減に努める。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口1人当たり人件費・物件費等決算額が道内市町村平均より高くなっている要因は、主に人件費が要因となっている。これは当町の教育行政の基本が幼・小・中・高一貫教育にあり、認定こども園・町立高校の教員人件費が含まれることによる。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
ラスパイレス指数については、平成23年度までは類似団体平均を下回っていたものの、平成24年度に昇格改善を実施してからは、類似団体とはほぼ同率で推移している。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
財政運営適正化計画(令和5~令和8)に基づき事務事業の効率化、組織・機構の合理化を積極的に進め、職員数の抑制に努めている。今後も適正な定員管理に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
当町では、平成17年度決算において実質公債比率が18%以上となったことから、平成18年度以降「公債費負担適正化」を策定し、実質公債比率18%を下回るための取り組みを継続し、令和5年度は8.3%となった。実質公債比率が類似団体平均を上回っている理由としては、公共下水道事業会計・農業集落排水施設整備事業会計に対する公債費償還相当操出金が多額となっていることが主な要因となっている。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担額について、一般会計をはじめ公共下水道事業会計及び農業集落排水施設整備事業会計の地方債現在高が減少傾向にあることにより減少している。今後も、後世への負担を少しでも先送りしないよう、新規事業の実施等について優先順位等により計画的に実施し、財政の健全化を図る。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費に係る経常収支比率は類似団体平均よりも下回る形で推移している。今後も人員配置等の適正化に努め維持していくことに努める。
物件費
物件費の分析欄
物件費については、類似団体平均とほぼ同率で推移している。今後は物価上昇などにより、物件費の増加が予想されることから、今後も事務事業の見直しを進めるとともに経常経費の削減に努める。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費に係る経常収支比率は類似団体平均よりも下回っている。従前から一定の水準を維持しているが今後も事業の適切な実施等により、現状維持していくことに努める。
その他
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率は類似団体平均を下回る形で推移している。繰出金については、平成20年度をピークに減少傾向にあるが、これは公共下水道事業会計における公債費が減少しているためである。
補助費等
補助費等の分析欄
補助金等については類似団体平均より上回っており、令和5年度については、教育費無償化開始により上昇したものである。
公債費
公債費の分析欄
当町では、平成18年度以降「公債費負担適正化計画」を策定し、公債費の適正な管理に努めてきた結果類似団体と同等レベルまで数値の減少が図られた、今後も引き続き財政の健全化を図っていく。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外に係る経常収支比率は減少傾向であり、類似団体平均を下回る形で推移している。今後とも事務事業の見直しを進めるとともに、経常経費の削減に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
目的別歳出の分析欄
目的別歳出決算における住民一人当たりのコストにおいては、消防費及び教育費を除くすべてで類似団体の平均を下回っている。類似団体を上回っている消防費については消防施設等整備によるもの。教育費については、小・中・高一貫教育の取組みにより町立学校の教職員人件費も含んでいるためである。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)
性質別歳出の分析欄
性質別歳出決算における住民一人当たりのコストについては、物件費及び積立金を除くすべてで類似団体の平均を下回っている状況にある。これは、令和5年度策定の「知内町財政運営適正化計画」による経費削減によるものであり、令和8年度までの3年間計画となっている。今後も公共施設の維持補修や新規事業の実施等については、優先順位等により計画的に実施し、財政の健全化を図る。
実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)
分析欄令和5年度策定の「知内町財政運営適正化計画」に基づき行財政改革を進めたことにより、5年連続で黒字となった。今後も事務事業の見直し・主要事業の統廃合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、健全な行財政運営に努めていく。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)
分析欄連結実質黒字の約65%を占めている水道事業会計の実質黒字については、地元企業である北海道電力(株)知内発電所や水産加工会社が大口契約先となっていることもあり、旧来から安定な黒字経営となっている。また、公共下水道事業会計及び農業集落排水施設整備事業会計については、一般会計からの繰入金により、不足財源に対応していく考えであることから、当面の間、実質赤字となる状況は想定していない状況にある。
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実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄実質公債比率の分子については、「公債費負担適正化計画(平成18~平成24)」等の実効性の確保により、一般会計をはじめ公共下水道事業会計及び農業集落排水施設整備事業会計の地方債元利償還金が減少傾向にあるが、令和元年年度から国営かんがい排水事業知内地区地元負担金の償還を開始したことから、今後も引き続いて公債費の適正化に取り組んでいく。
分析欄:減債基金満期一括償還地方債の償還の財源として積み立てていない。
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将来負担比率(分子)の構造(2023年度)
分析欄将来負担比率の分子については、「公債費負担適正化計画(平成18~平成24)」等の実効性の確保により、一般会計をはじめ公共下水道会計及び農業集落排水施設整備事業会計の地方債残高が減少傾向にあるが、国営かんがい排水事業知内地区地元負担金償還金の債務負担(令和1~令和15)を予定している状況にある。また、各種事業及び財源不足に対する基金繰入により充当可能基金残高が減少してきていたが、令和2年度以降は行財政改善計画による財政の見直しにより増加している。今後も後世への負担が少しでも軽減するよう、新規事業の実施等について総点検を図り、財政の健全化を図る。
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基金残高に係る経年分析(2023年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)令和5年度策定の財政運営適正化計画による事務事業の見青し等により275百万円の増額となった。(今後の方針)各種単独事業実施に向け、適切に活用する。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)令和5年度策定の財政運営適正化計画による事務事業の見直し等により81百万円の増額となった。(今後の方針)各種単独事業実施に向け、適切に活用する。
減債基金
減債基金
(増減理由)国補正予算により臨時財政対策債償還基金費に係る積立金が増加となった。(今後の方針)公債費の平準化のため適正に運用していく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)公共施設等d整備基金:公共施設の整備に要する経費及び既設の公共施設の大規模な修繕、改修及び取壊しに要する経費の財源教育振興基金:町の振興と発展に寄与する有能な人材の育成を図ることを目的として実施する事業の財源ほか(増減理由)公共施設等整備基金:今後想定される公共施設4整備に係る財源として25百万円繰り入れしたが、130百万円積み立てしたことによる増加教育振興基金:教育振興対策事業実施のための財源として27百万円を取り崩したがふるさと納税等で56百万円の積み増し(今後の方針)公共施設等整備基金:今後も公共施設の大規模改修が計画されていることから。減少が見込まれる。教育振興基金:奨学資金の貸付及び教育に係る単独事業の実施により中長期には減少が見込まれる。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
類似団体平均値より減価償却率は5.1ポイント上回っており、今後、老朽化施設の建替・更新・廃止を進めていく必要がある。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
ほぼ類似団体平均値となっているが、令和3に認定こども園建設事業をおこなっており、今後の上昇が見込まれる。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は、将来負担額が増大したものの、充当可能財源等が将来負担額を上回っているため算出されていないが、今後は新規に発行する地方債を抑制する等、将来世代の負担の減少に努める必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率は、類似団体平均値を上回っているが、近年は減少傾向である。また、将来負担比率も充当可能財源等が将来負担額を上回っているため算出されていないが、今後も、適正な公債費管理を進めていく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)
施設情報の分析欄
令和3建設の認定こども園及び道路以外の各施設においては、有形固定資産減価償却率が類団平均値より数値が高い状況である。施設老朽化によるものであるが、今後総合管理計画及び各種個別計画に則り、適正に管理していく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)
施設情報の分析欄
各施設においては、有形固定資産減価償却率が類団平均値より数値が高い状況である。施設の老朽化によるものであるが、今後総合管理計画及び各種個別計画に則り、適正に管理していく必要がある。
財務書類に関する情報①(2021年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が760百万円の増加(+4.0%)となった。これは令和3年度に認定こども園の新築があったためであり、次年度以降は減少の見込みとなっている。今後も公共施設総合管理計画に基づき、適正管理に努める。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は4,126百万円となり、前年度比396百万円の減少(△8.8%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は2,940百万円、補助金等の移転費用は1,331百万円であり、そのうち最も金額が大きいのは補助金等(844百万円)で経常行政コストの20%を占めている。今後も高齢化の進展などにより、この傾向が続くことが見込まれるため、事業の見直し等により、経費の抑制に努める。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(4,235百万円)が純行政コスト(4,102百万円)を上回っており、本年度差額は+132百万円となったが、その他の△404百万により純資産残高272百万の減少となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は837百万円であったが、投資活動収支については、△1,153百万円となった。財務活動収支については、地方債発行収入が地方債等償還支出を上回ったことから401百万円となった。
財務書類に関する情報②(2021年度)
1.資産の状況
有形固定資産減価償却率については、昭和40年代~50年代に整備された資産が多く、整備から40年経過して更新時期を迎えていることなどから、類似団体より高い水準にある。公共施設等総合管理計画や公共施設長寿命化計画に基づき、老朽化した施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化整備の検討を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努める。
2.資産と負債の比率
将来世代負担比率は、類似団体平均を上回っている。新規に発行する地方債の抑制を行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均を下回っている。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体平均を下回っている。また、基礎的財政収支は、業務活動収支の黒字分が投資活動収支の赤字分が上回ったため、137百万円となっている投資活動収支が赤字となっているのは、地方債を発行して公共施設等の必要な整備を行ったためである。新規事業については、優先順位により年次で実施していくなど赤字分の縮小に努める。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は減少の傾向にある。今後も、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設の集約化・複合化や長寿命化を行うことにより、経常経費の削減に努める。