田村市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は100%未満であり、類似団体や全国平均よりも低い状況であるが、経費回収率は100%であり、類似団体平均よりは高くなっている。汚水処理原価は類似団体と同程度の金額となっているが全国平均と比較すると大きな開きがある。現状からの大幅な削減は困難と考えられるが、将来にわたり経営の健全性・効率性を維持するためには、費用に見合う適正な収入を確保する必要があり、下水道使用料の見直しを検討しなければならないが、既に全国的にも高水準の状態となっている。流動比率については、50%になっており支払い能力が低い状況である。流動負債の約8割が建設改良費等の財源に充てるための企業債となっており、多少はこれらの財源で整備された施設の使用料収入等が返済の原資になりうるが、現状では専ら一般会計からの繰入金等に依存している状況である。企業債残高対事業規模比率は類似団体、全国平均と比較し高い数値を示しているが、今後大規模な下水道区域拡張事業を行う見通しは無いため減少していく見込みである。水洗化率については、上昇傾向にあるが、類似団体及び全国平均と比較し低い数値となっているため、向上に努めるとともに今後の投資の在り方について見直し、計画的事業進行を図る必要がある。

老朽化の状況について

管路施設は、供用開始から16年であるため老朽化対策等は行っていない。H28に策定したストックマネジメント計画に基づき、重要度の高い施設から順次点検・調査を実施し、改築・更新等計画的に行っていく予定である。

全体総括

当市の下水道処理人口普及率は令和3年度末で73.7%に留まっていることから、一層の未普及対策の推進が必要である。一方で、長期的な人口減少により将来的な下水道使用料の大幅な増収は見込めないため、今後も厳しい経営環境が続くことが見込まれる。さらに企業債償還期間も長期にわたることが予想され、計画的な経営基盤の強化と財政マネジメントの向上が求められる。このため、経営戦略やストックマネジメント計画に基づく経営の効率化と健全化を図る必要がある。

類似団体【Cd2】

夕張市 芦別市 三笠市 歌志内市 木古内町 森町 八雲町 長万部町 今金町 共和町 古平町 新十津川町 上川町 下川町 美深町 増毛町 羽幌町 雄武町 厚真町 安平町 むかわ町 浦河町 大樹町 足寄町 厚岸町 弟子屈町 白糠町 むつ市 つがる市 平内町 鰺ヶ沢町 板柳町 鶴田町 七戸町 六戸町 東北町 六ヶ所村 おいらせ町 大船渡市 遠野市 陸前高田市 二戸市 八幡平市 金ケ崎町 平泉町 大槌町 山田町 一戸町 登米市 大和町 加美町 女川町 鹿角市 北秋田市 小坂町 五城目町 美郷町 西川町 大江町 金山町 最上町 真室川町 小国町 庄内町 遊佐町 尾花沢市大石田町環境衛生事業組合(事業会計分) 田村市 南会津町 西郷村 棚倉町 富岡町 双葉地方広域市町村圏組合 常陸大宮市 坂東市 稲敷市 桜川市 行方市 小美玉市 城里町 美浦村 八千代町 境町 那須烏山市 茂木町 市貝町 那珂川町 榛東村 甘楽町 中之条町 東吾妻町 板倉町 寄居町 長生村 阿賀野市 佐渡市 魚沼市 聖籠町 阿賀町 朝日町 中新川広域行政事務組合 羽咋市 志賀町 穴水町 美浜町 高浜町 韮崎市 身延町 駒ヶ根市 大町市 飯山市 軽井沢町 御代田町 富士見町 箕輪町 飯島町 南箕輪村 中川村 高森町 上松町 木曽町 池田町 白馬村 坂城町 信濃町 南佐久環境衛生組合 木曽広域連合 海津市 関ケ原町 坂祝町 川辺町 八百津町 御嵩町 御前崎市 南伊豆町 小山町 いなべ市 高島市 米原市 日野町 多賀町 与謝野町 能勢町 千早赤阪村 西脇市 養父市 朝来市 淡路市 宍粟市 加東市 多可町 福崎町 新温泉町 明日香村 吉野町 下市町 白浜町 岩美町 琴浦町 雲南市 奥出雲町 新見市 真庭市 里庄町 矢掛町 鏡野町 庄原市 安芸高田市 江田島市 北広島町 田布施町 平生町 吉野川市 久万高原町 豊前市 宮若市 嬉野市 吉野ヶ里町 有田町 壱岐市 南島原市 東彼杵町 波佐見町 豊後高田市 国東市 小林市 綾町 川南町 高千穂町 曽於市 南九州市 大崎町 喜界町 和泊町 知名町