宮若市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

本市の公共下水道事業は、令和2年4月に地方公営企業法を一部適用し、公営企業会計へ移行した。本市公共下水道事業は供用開始してから約16年とまだ日が浅いため、現在も多額の建設費を投入し、施設整備を実施している状況であり、未だ整備途上の段階にある。このため、下水道への接続件数は徐々に増加しつつも、まだ有収水量が少ないことから、汚水処理原価が高く、経費回収率が低くなっている。このことが経営の健全性・効率性を低下させる要因となっている。経常収支比率が100%を超えて黒字決算となっており健全ではあるが、一般会計からの繰入金により経常収益が確保されたものであるため、今後は使用料収入を増加させ、経営改善を図っていく必要がある。

老朽化の状況について

宮若市の公共下水道事業は、下水道管の敷設工事等の施設整備事業を開始してから約19年、供用開始から約16年と、他の類似団体と比較して経過年数が浅いことから、施設の老朽化に伴って更新が必要なものは殆ど無い状況である。今後、老朽化に伴う不具合等により、段階的に補修していくことが考えられる。調査を行い、ストックマネジメント計画等に基づいた改築計画を立て、計画的に対応を検討する。

全体総括

今後、経営の健全性・効率性を高めていくためには、水洗化率の向上に努め、有収水量を拡大し料金収入を増やすことが急務となっている。そのため、従来の下水道工事に加え、多量の汚水量が見込める住宅密集地域等の下水道工事を行うなど、効率的かつ効果的に下水道整備を行うとともに、接続促進により有収水量の確保に努める必要がある。また、公営企業会計への移行によって把握できるようになった資産や負債の状況を踏まえ、経営戦略に基づく中長期的な計画・対策を検討していく必要がある。

類似団体【Cd2】

夕張市 芦別市 三笠市 歌志内市 木古内町 森町 八雲町 長万部町 今金町 共和町 古平町 新十津川町 上川町 下川町 美深町 増毛町 羽幌町 雄武町 厚真町 安平町 むかわ町 浦河町 大樹町 足寄町 厚岸町 弟子屈町 白糠町 むつ市 つがる市 平内町 鰺ヶ沢町 板柳町 鶴田町 七戸町 六戸町 東北町 六ヶ所村 おいらせ町 大船渡市 遠野市 陸前高田市 二戸市 八幡平市 金ケ崎町 平泉町 大槌町 山田町 一戸町 登米市 大和町 加美町 女川町 鹿角市 北秋田市 小坂町 五城目町 美郷町 西川町 大江町 金山町 最上町 真室川町 小国町 庄内町 遊佐町 尾花沢市大石田町環境衛生事業組合(事業会計分) 田村市 南会津町 西郷村 棚倉町 富岡町 双葉地方広域市町村圏組合 常陸大宮市 坂東市 稲敷市 桜川市 行方市 小美玉市 城里町 美浦村 八千代町 境町 那須烏山市 茂木町 市貝町 那珂川町 榛東村 甘楽町 中之条町 東吾妻町 板倉町 寄居町 長生村 阿賀野市 佐渡市 魚沼市 聖籠町 阿賀町 朝日町 中新川広域行政事務組合 羽咋市 志賀町 穴水町 美浜町 高浜町 韮崎市 身延町 駒ヶ根市 大町市 飯山市 軽井沢町 御代田町 富士見町 箕輪町 飯島町 南箕輪村 中川村 高森町 上松町 木曽町 池田町 白馬村 坂城町 信濃町 南佐久環境衛生組合 木曽広域連合 海津市 関ケ原町 坂祝町 川辺町 八百津町 御嵩町 御前崎市 南伊豆町 小山町 いなべ市 高島市 米原市 日野町 多賀町 与謝野町 能勢町 千早赤阪村 西脇市 養父市 朝来市 淡路市 宍粟市 加東市 多可町 福崎町 新温泉町 明日香村 吉野町 下市町 白浜町 岩美町 琴浦町 雲南市 奥出雲町 新見市 真庭市 里庄町 矢掛町 鏡野町 庄原市 安芸高田市 江田島市 北広島町 田布施町 平生町 吉野川市 久万高原町 豊前市 宮若市 嬉野市 吉野ヶ里町 有田町 壱岐市 南島原市 東彼杵町 波佐見町 豊後高田市 国東市 小林市 綾町 川南町 高千穂町 曽於市 南九州市 大崎町 喜界町 和泊町 知名町