経営の健全性・効率性について
令和5年4月1日に公営企業会計に適用したことから、令和4年度以前の決算状況との比較ができないため非表示となっています。①経常収支比率は99.95%と類似団体平均値及び全国平均値を下回っている状況となっており、また、⑤経費回収率は85.39%と類似団体平均値より高いものの、全国平均値より低くなっています。この為、更なる収益の確保と適正な経費削減を図る必要があります。③流動比率は100%を下回っているが、流動資産が企業債を除いた流動負債を上回っており資金不足は回避しております。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値を上回っており、一般会計からの繰出金に依存していることから、一層の投資の効率化や維持管理費の削減に努める必要があります。
老朽化の状況について
公共下水道事業は、平成8年度以降、順次供用を開始してます。したがって、法定耐用年数を超える管渠はありませんが、今後の老朽化に向けた計画的な対策が必要であります。
全体総括
令和5年4月から公営企業会計を適用したことに伴い、財政状況が可視化されたことから、経営成績を的確に把握できるように努めていきます。また、上記のことを考慮した経営戦略を令和7年度に策定し、中長期的に健全で持続可能な下水道事業の運営に努めていきます。