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人口減少や全国平均を上回る高齢化比率(令和6.1.139.01%)に加え、基幹産業である一次産業の担い手不足による衰退、公共事業の縮減により、個人・法人税は大きな伸びが期待できない状況である。また財政力指数が「0.11」と自主財源に乏しく、類団平均・全国平均を下回っている状況にある。今後も財政力指数が大きく伸びることは期待できないため、歳出の一層の適正合理化を図り、財政の健全化を図る。
指数は「78.6%」と前年度から0.2%と減少しているが、類団平均、全国平均も依然として下回っている。今後とも事務事業の見直しを進めるとともに、全ての事務事業の優先度を点検し、優先度の低い事務事業については計画的に廃止・縮小を進め、経常経費の削減を図る。
約「107万円」となっており、上昇傾向で推移している。この指標は小規模自治体の行政コストが高くなる傾向をしめすものである。村の場合、人件費がその大部分を占めており、これまでも経常経費の削減を実施してきているがなお一層のコスト削減に努める。
職員数は、近年平成19年度48名をピークに令和5年度45名とし適正化を図ってきたが、人口減少により人口千人当たりの職員数は類似団体平均を上回っている。しかし住民サービスを低下させないようにするためには、現行職員数が最低限必要であり、現行水準を基本に退職者補充を計画的に採用し、定員並びに人事管理の適正化を図る。
特別会計等の純公債費が増加傾向にあり、普通会計を圧迫しているものの大型事業(消防庁舎)の償還が始まっており前年度比0.5%の上昇となった。主要因として地方交付税の増額が大きく今影響している。継続して許可団体「18%」以下とはなっているが、今後も引き続き公債費の適正化に努める。
基金積立、大型事業の抑制による公債費の圧縮により、現在のところ指数は表れない。今後も事業実施に伴う財源の確保に努め、将来負担を先送りしない健全な財政運営に努める。
毎年、当初予算編成時に前年度予算を上限としており、平成17年度まで右肩下がりで推移し、以前は上昇傾向で類似団体平均と同程度に推移していたが平成30年度からは類団平均・全国平均を上回っている。主な増加要因は社会福祉協議会や第3セクターへの委託料となっている。
近年は類団平均を上回ってはいるが、横ばいで推移している。今後は、降雪量の増減や降雪時期により除雪費は増減するが、簡易水道会計の償還ピークが平成30年度に過ぎている。
類団平均・全国平均を下回っており償還残高は、新規借入の抑制により年々減少している。今後も、大型事業は極力抑制しながら、村の財政規模にあった適正な公債管理を行う。
近年は類団平均を下回ってはいるが、横ばいで推移している。今後は、降雪量の増減や降雪時期により除排雪費は増減するが、簡易水道会計の償還ピークが平成30年度に過ぎている。
(取崩減債基金140百万円、その他特定目的金35百万円、計175百万円積立減債基金90百万円、その他特定目的基金45百万円、計135百万円取崩額が積立金を上回ったため全体で12百万円の減額となった。また、減債基金の主な増額理由は、想定されている大型事業の償還により増額傾向にある元利償還のため90百万円の積立を行なった。(今後の方針)大型事業(役場庁舎改修、一般廃棄物処理施設整備等)が実施又は検討がされており、特定財源の確保に努め、また減少傾向にある地方交付税の動向にも注視しながら的確に、計画的な運用に努める。
(増減理由)増減なし(今後の方針)減少傾向にある地方交付税の動向にも注視しながら的確に、計画的な運用に努める。
(増減理由)大型事業の償還があるため取崩を行ったため(今後の方針)減少傾向にある交付税の動向にも注視しながら的確に、計画的な運用に努める。
(基金の使途)公共施設等整備基金:公共施設等整備事業の実施に要する資金に充てるため。国鉄羽幌線代替輸送確保基金:国鉄羽幌線廃止に伴う代替輸送事業の財政需要に充てるため。(増減理由)公共施設等整備基金:想定されている大型事業の実施のため積立。(今後の方針)公共施設等整備基金:想定されている大型事業の実施のため計画的な運用に努める。国鉄羽幌線代替輸送確保基金:代替輸送事業の財政需要に充てるため計画的な運用に努める。
有形固定資産減価償却率は類似団体内の平均水準にあり、今後は各公共施設等について個別施設計画を策定するなどし、適切な維持管理を進め、又、老朽化施設の集約化・複合化・除去を進めていく。
地方債の新規発行を抑制してきた結果、将来負担比率は数値としては表れていないが、公共施設等総合管理計画に基づき老朽化対策に取り組む。
将来負担比率は数値として表れておらず、実質公債費比率は類似団体と比較しても低い水準であり、近年横ばい傾向にある。これは地方債の発行を抑制してきたためである。