伊是名村
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2013年度
2012年度
2011年度
2010年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2019年度)
財政力
財政力指数の分析欄
人口-72(平成22国調:1,589→平成27国調:1,517)の減少や65歳以上の人口率が30%を超える超高齢化が進んでおり。働き手世代が少ない事が、村全体の税収の減少につながり財政力指数が0.11と類似団体より-0.7と低い水準となっている。今後は、1次産業、3次産業の新規事業者への支援し、自主財源の強化を図り財政基盤の安定に努める。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
前年度に比べ-8.5%と改善が見られたが、類似団体に比較しても7.7%と依然として高い水準であり財政状況が硬直化していることが分かる。職員定数の見直しや新規地方債の発行の抑制、公共事業計画の平準化、公共施設の集約・複合化、転用等など総合的な管理を図っていく必要がある。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費・物件費等の状況について、前年度と比較して45,390円と増加したうえ、類似団体平均を大きく上回っている。要因としては基幹系システムの改修等により、物件費が34,959千円(平成30年度544,268千円→令和1年度579,227千円)増加した。一方で人件費は-25,819千円(平成30年度505,488千円→令和1年度479,669千円)と減少した。物件費ついては、公共施設を多く抱えている本村において維持管理費を見直し、コスト削減を図っていく。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
前年度比較して-0.3%低下、類似団体より0.8%上回っているものの、給与水準を維持しつつ財政状況を考慮しながら、補充新規職員の計画的な採用、定員整理に努める。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
人口1,000人あたりの職員数は、昨年度より-0.8と若干の改善が見られた、しかし、類似団体との数値に2倍近くの乖離がある。昭和54年度から昭和58年度にかけて5年間で21人を採用した職員は、年々退職しているが、人口減少に歯止がかかっていないのが要因である。今後の補充新規職員の採用や財政状況を考慮しつつ、定員管理の適正化を図る。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
実質公債比率については、対前年比0.2と悪化している。類似団体と比較すると-1.8下回っている。要因としては平成27年度までに終了した大型事業の償還額増えた事があげられる。今後も公債費が増える見込であり、中長期的な事業の見直しや繰上償還を図り、健全な財政運営に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率については、前年比率より0%となっている。要因としては、財政調整基金や減債基金の積立により充当可能基金がある為、将来負担比率の減少があげられるが、充当可能基金も昨年度より-11,523千円減少している。今後、本村は大型事業を控えており、公債費(償還金)も増える見込みである。よって新規発行地方債の抑制や繰上償還など計画的に実施し健全的な財政運営に努める必要がある。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)
人件費
人件費の分析欄
人件ひ係る経常収支については、昨年度より0.6%と若干の改善が見られたが、類似団体平均値を11.5%と大幅に上回っている。普通会計の状況においても-25,819千円と改善しているが、職員数、会計年度任用職員等の見直しなど、今後はより一層の改善が求めらる。
物件費
物件費の分析欄
物件費については、前年度と比較して-2.1%と改善が見られたが、類似団体平均値では、3.3%と上回っている。依然と高い水準であり、公共施設の維持管理に係る光熱費や修繕等が今後も続く見通しであり、全体的なコストの見直しを行い削減につなげる。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費に関しては、昨年度同様に横ばいに推移している。本村は65歳以上の人口が30%を超えており、今後は増えていくと思われる為。県、各連合会等との連携を図り高齢者の支援を行う事が求められる。
その他
その他の分析欄
その他については、類似団体平均値下回っているものの、船舶運航特別会計の船舶建造に伴い発行した地方債の償還が始まった事や簡易水道特別会計、農業集落排水特別会計への一般会計からの操出金が増えている為。前年比より0.6%と多くなっている。また、平成30年度より簡易水道管路整備事業が始まっており、継続的に行われている集落排水整備事業などの工事費増が今後も見込まれる。対策としては自主財源の確保の為、各特別会計の料金、コストの見直しを行い、健全な財政運営に努める。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費等については、前年比より-9%改善が見られた。類似団体平均値とも-8%となっている。今後も継続的に補助費の必要性を検証して平準化を図る。
公債費
公債費の分析欄
公債費については、平成27~28年度までに終了した大型事業(中学校校舎新規建設、船舶新規造船、体験交流施設等)に伴う地方債の償還が平成30年度より始まった事により、前年比で2.6%増加した。本村では大型事業(小学校校舎建設、伊是名村新庁舎建設等)が控えている為、公共事業の計画見直しや平準化を行い、健全な財政運営に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外について、前年度と比較して-11.1%と改善見られた。しかし、類似団体平均値と比べて2.9%と上回っている。要因としては人件費、物件費が高いことが揚げられる。人件費ついては、今後、新規職員の計画的な採用、会計年度任用職員の配属適正に取り組む必要がある。物件費については事業の見直しを行い、健全な財政運営に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
目的別歳出の分析欄
分析表の内、総務費ついては、平成28年度以降からほぼ横ばいとなっているものの、沖縄振興特別推進交付金を活用した事業により、類似団体の約2倍以上の推移となっている。また、教育費が全体で(平成30年度193,652千円→令和1年度243,534千円)49,882千円増加しており、中でも施設(小学校、中学校等)の光熱費の増が考えられる。商工費が全体で(平成30年度35,795千円→36,745千円)950千円と昨年度より増となっている。これは毎年行われるイベント(いぜな尚円王まつり補助、いぜな88トライアスロン大会運営補助等)の交付金の増が考えられる。公債費において過去の大型事業(中学校建設、船舶新規建造、体験交流施設等)に伴う地方債の償還が平成30年度から始まったこと、前年からの継続事業(簡易水道管路更新整備、農業集落排水(伊是名西部地区)等)もあり増加した。今後も大型事業が控えていることから、公債費が増えることが見込であることから、事業計画の見直し、公債費を平準化を図り、健全な財政運営に努める。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
性質別歳出の分析欄
性質別の内容として、人件費については類似団体平均値を大幅に上回る数値となっている。過去に多くの職員を採用したことにより、年齢構成に偏りがあり、定年退職に伴う補充新規職員や会計年度任用職員の計画的な採用を実施してゆく必要がある。普通建設費については、大型事業実施に伴い伊是名中学校建設事業、製糖工場整備事業などを実施したことにより高い数値なっているが、事業完了した翌年度以降横ばいとなっている。しかし、令和2年度より小学校建設、役場新庁舎建設等の大型事業が続いている。複合化、転用等の計画の見直しが必要である。物件費に関しても公共施設を多く抱えており維持管理費、購入物品の管理等コストの見直しを行うように努める。維持修繕費に関しても費用対効果を考慮しながら、修繕、取り壊し等を検討し実施する必要がある。扶助費にかんしては、ほぼ横ばいではあるが少子高齢化が進むことにより、今後増加することが見込まれる。今後は維持管理費等のコストの削減、介護予防の為対応が望まれる。
実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)
分析欄財政調整基金において、平成30年度に大型整備事業(単独事業)実施のため、財政調整基金を取崩した事により、実質単年度収支は-19.09%となり、令和元年度においても簡易水道事業、農業集落排水事業、漁港整備等の建設事業があり-1.11%の取崩しがあった。今後は、歳出の削減、事業計画の見直し等を図りながら、基金の取崩しを最小限に抑え健全な財政運営に努めていく。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)
分析欄連結実質赤字比率については、一般会計他7会計とともに黒字となった。船舶運航、国保、簡易水道、農業集落排水、育英特別会計等では、前年比より上がっているが、船舶運航特別会計においては、新規造船で発行した地方債の償還が始まっており、公債費が今後も増えてゆくと見込まれる為、動向を注視してゆく。簡易水道及び農業集落排水特別会計においても、償還額が減少傾向ではあるが農業集落排水においては平成28年度から続く農業集落排水整備事業(伊是名西部地区)と簡易水道においても平成30年度から始まった管路整備、給水装置設置事業などの工事があるため、地方債発行による償還額が増える見込みである。また、船舶、簡易水道、農業集落排水特別会計は一般会計からの繰入金に頼っており、今後も一般会計並びに各特別会計の健全な財政運営に努めなければならない。
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実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄実質公債比率については、平成24~平成27年度の大型事業(中学校新規建設、製糖工場整備等)の地方債発行による償還始まっており、公債費が増加した。今後、事業計画の見直し、地方債の発行の抑制を図り償還額の平準化を図り健全な財政運営に努める。
分析欄:減債基金自主財源に乏しい為、満期一括償還地方債の為の積立は行っていない。平成25年度以降、減債基金の積立を行った。今後は過去に実施した大型ハード事業に係る公債費の増加が見込まれる為、過去の地方債の繰上償還を適切に行ってゆく。
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将来負担比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄将来負担額については、公営企業債等繰入見込において、簡易水道事業の管路更新事業、農業集落排水事業の排水整備事業(伊是名西部地区)、船舶運航の新規造船事業による公営企業債等繰入見込額が増加している。平成30~令和元年度において退職者の増による負担額は増ている。グラフを見てのとおり一般会計等に係る地方債現在高は、前年度より若干減少しているが、今後は既存の継続事業と小学校建設、役場新庁舎建設などの新規事業を予定しており、地方債の発行と事業計画の平準化、繰上償還等の検討を行い、健全な財政運営に努める。
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基金残高に係る経年分析(2019年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)平成30年度より継続して行っている整備事業実施の為、財政調整基金を取崩したことにより、基金残高が昨年度より-17百万円と減少した。その他の基金関しては、将来人口減少による税収減、社会保障関係経費の増大、公共施設等の老朽化対策、子育て支援に係る経費の増大に備え積立を行った。(今後の方針)今後は、小学校建設、役場新庁舎建設等の新規大型事業を控えているため、物件費、維持管理費のコスト削減を行い、積立金を確保できるよう努める。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)継続整備事業実施のため、財政調整基金を取崩したことにより、基金残高が減少した。(今後の方針)一般会計において、物件費、修繕費等の削減に努め、事業の平準化を行い積立金の確保に努める。
減債基金
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)・育英基金は本村出身者(主に中学生以下)の人材育成・庁舎施設整備基金は新庁舎建設の補てん、その他物品の購入・災害援護基金は、災害時における村民への対応を行う経費・尚円王の里いぜな島応援基金は、文化振興、人材育成、子育て支援、少子化対策、商工業の振興・過疎地域自立促進基金は、地域振興(増減理由)尚円王の里いぜな島応援基金は、今後、不測の事態に備え積立を行った。(今後の方針)庁舎基金は、令和2年度~4年度にかけて新庁舎建設事業を行う予定のため、積極的に積立を行う。その他基金においても目的に沿って積極的に積立を行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
令和元年度は48.4%で、前年度比較で2.5ポイント増加している。減価償却額が新規投資額を上回ったことにより資産が減少しており、資産の老朽化が進んでいると言える。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努める。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
令和元年度は458.1%で、前年度比較で296.9ポイント減少しているが類似団体平均を上回っている。充当可能基金の増加等により減少となったものの、平成25年度から平成28年度にかけて船舶建造や中学校新校舎整備、製糖工場整備等、大型事業実施に伴う地方債発行を行ったことが考えられる。今後も計画的に事業実施を行い、新規事業の見直しや地方債発行の抑制、将来負担を見通した基金積み立てを検討し、健全な財政運営に努める。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率については、年々減少傾向にあるものの、平成25年度から平成28年度にかけて大型事業の実施に伴い地方債の新規発行を行ったため、将来負担比率が増える見込であることから、新規事業の見直しや地方債発行の抑制、将来負担を見通した基金積立を検討し、健全な財政運営に努めていく。有形固定資産償却率についても、公共施設等総合管理計画に基づき今後の老朽化対策に積極的に取り組む必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
平成23年度から平成25年度にかけ公債費が多額であったことにより、実質公債費比率、将来負担比率も高い水準であった。財政健全化計画や公債費適正化計画に基づき、地方債の新規発行の抑制や、公債費の繰上償還等の実施に取組、改善した。今後の見通しとして、平成25年度から平成28年度にかけて大型事業を実施したことにより、将来負担比率や実質公債費比率も上昇する見込みであることから、事業計画を基に新規事業の見直しや計画変更、地方債の新規発行の抑制や公債費の繰上償還などや、将来負担を見通し財政調整基金の積立などを検討し、健全な財政運営に努めていく。
施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して、有形固定資産減価償却率が低くなっている施設は、【港湾・漁港】、【公民館】、【道路】、【認定こども園・幼稚園・保育所】、【橋りょう・トンネル】、【学校施設】、【公営住宅】である。・道路においては、昭和29年度から昭和60年にかけ数多く路線の整備を行った。現在、老朽化の著しい箇所を住民のライフラインとして優先度の高い路線から道路改良事業を実施している。・学校施設においては、平成26年度から平成27年度において立て替えを実施した事により、維持管理費については今後減少する見込みである。小学校校舎においても、老朽化が進んでいるため、新校舎の立替を予定している。・港湾・漁港においては公共施設等総合管理計画を基にして、老朽化の把握や長寿命化、更新等を行う必要がある。・公営住宅においては、昭和57年から平成12年において建築整備を行った。年々維持管理費は増加傾向にあることから、長寿命化(耐震補強)及び更新等をする必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して、有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、【福祉施設】、【消防施設】、【庁舎】で、低い施設は、【一般廃棄物処理施設】、【体育館・プール】、【保健センター・保健所】である。・庁舎において、昭和44年度に建築され老朽化が進み維持補修費用が年々増えてきてる為、今後建て替え予定である。・一般廃棄物処理施設については平成22年度に建築され類似団体を下回っているが、今後、維持管理については増える見込みであるため、長寿命化及び更新等を検討する必要がある。
財務書類に関する情報①(2019年度)
1.資産・負債の状況
本村は、一般会計等で約244億円、他の特別会計を含む全体会計が293億円、他団体(市町村事務組合や北部広域連合等)との連結会計で297億円の資産を形成しており、その資産のうち有形固定資産は平均して94%、無形固定資産、投資その他の資産が平均して3%で形成されている。また、基金は流動資産で平均して資産の2.9%を占めている。一方で、将来世代が負担すべき負債は平均して約27億円となっており、資産に対して10%となっている。負債の多くを占めるのは、地方債が平均して22億円、退職金引当金等が平均して1.3億円となっている。純資産は形成した資産に対して負担必要がない金額を指しており、資産に対して90.1%となっている。この中で、余剰分が平均して250億円となっているが、これは基準日時点の負債に対する金銭不足を指している。更に今後は、公共施設の修繕、維持管理に多額の費用を要する事が予想されるので、計画的な財政運営に努める必要がある。
2.行政コストの状況
毎年継続的に発生する費用である経常費用は平均して約36億円となっている。業務費用と移転費用に分かれており、人件費や物件費などの業務費用が平均して約28億円で75.9%、補助金や他会計への操出金などの外部へ支出される移転費用が平均で約9億円で24.1%となっている。また、貸借対照表で計上している有形固定資産や無形固定資産の1年間の価値の目減り分である減価償却費は平均で約14億円計上されている。一方で、サービスの対価として徴収する使用料や手数料、受取利息などが該当する経常収益は約3.3億円となっており、経常費用に対して9.1%となっている。臨時的に発生した損益を含めて、最終的な行政行政コスト(純行政コスト)は平均で約34億円となっており、本村が以下に自主財源に乏しい財政構造であることが分かる。
3.純資産変動の状況
行政コスト計算書で計算された純行政コスト約34億円に対して、村税や各種交付金、分担金や負担金、他会計からの繰入金である税収等は平均して約16億円、国県からの補助金が平均で約12億円となっている。R1年度はH30年度に比べ純行政コストは減になっているが、同時に財源も減となっている。資産評価額も減となっているため、本年度末純資産残高が減少した。人口減少による財源の悪化が懸念されるが、今後はより健全な財政運営が求められる。
4.資金収支の状況
業務稼働収支においては、一般会計等、全体、連結会計を平均して約3億円の黒字となっている。それに対し、投資活動収支は約2.1億円の赤字となっている。業務収入(税収等、国県等補助金)で平均で25.6億円である。業務支出(人件費等、各種保険料等)で平均して22.6億円となっている投資活動支出として、公共施設整備支出で平均して約7.5億円、基金の積立支出が約1.8億円あり、主な投資活動収入として、公共施設整備に係る補助金が約5.4億円、基金取崩が約1.8億円である。財務活動収支は、村債の償還と発行が関わっており、平均して約1.1億円の赤字となっている。これは、村債を発行した額が償還額よりも少なった為であり、貸借対照表の負債である地方債の総額の減少につながっている。今後の投資活動により整備した公共施設等の維持管理費、修繕費等の増加が見込まれるため、計画的な財政運営を行う必要がある。
財務書類に関する情報②(2019年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額は、類似団体平均値と比較して243.8%と若干ではあるが改善されている。歳入額対資産比率(年)は159.8%と上回っているものの、有形固定資産減価償却率は類似団体より13%下回っており、今後は保有する資産価値の目減り分が費用に置き換わることから、維持費用に係る財源を計画的に運用していく必要がある。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体と比較して114.4%とやや上回っており、昨年度と比べても横ばいで推移している。将来負担比率(年)は、昨年度と比べ0.2%の改善。類似団体平均値との比較で48.7%と下回っている。このことから、世代間の公平性は保たれているものの、今後は人口減少により、一人当たりの負担割合が上がることが予想されるため、減債基金の取崩しを実施し繰上償還等を行い、地方債残高を減らし適切な財政運営に努めてく必要がある。
3.行政コストの状況
一人当たりの行政コストは類似団体と比較して182.2%と上回っている。要因として、本村は公共施設を多く抱えており、今後は施設の統一化、集約化を図り、行政サービスの効率化を図る必要がある。
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は、類似団体と比較して112.2%と上回っているものの、基礎的財政収支は上回っている。平成27年度までに大型公共工事が多く行われ、今後は地方債の償還額が増えることから、繰上償還等を行いより健全な財政運営に努めていく必要がある。
5.受益者負担の状況
歳入に対する税収等は、経常収益が約2倍となっておるが、類似団体と比較して34.5%下回っている。要因の一つとして若手の職員が多いことが上げられるが、本村は歳入に対する依存財源の割合が高いことからも、税収を高める努力を引き続き行っていく必要がある。
類似団体【Ⅰ-0】
新篠津村
知内町
鹿部町
厚沢部町
島牧村
蘭越町
ニセコ町
真狩村
留寿都村
喜茂別町
京極町
積丹町
仁木町
赤井川村
月形町
浦臼町
妹背牛町
秩父別町
雨竜町
北竜町
沼田町
比布町
愛別町
南富良野町
和寒町
剣淵町
下川町
美深町
幌加内町
増毛町
小平町
苫前町
初山別村
遠別町
天塩町
猿払村
中頓別町
豊富町
礼文町
利尻町
利尻富士町
幌延町
清里町
置戸町
滝上町
興部町
西興部村
雄武町
豊浦町
壮瞥町
厚真町
様似町
えりも町
上士幌町
中札内村
更別村
豊頃町
陸別町
浦幌町
鶴居村
つがる市
平川市
蓬田村
西目屋村
横浜町
風間浦村
佐井村
新郷村
遠野市
陸前高田市
二戸市
八幡平市
田野畑村
にかほ市
大潟村
村山市
東根市
尾花沢市
大蔵村
鮭川村
相馬市
田村市
湯川村
昭和村
鮫川村
富岡町
大熊町
双葉町
浪江町
飯舘村
稲敷市
行方市
鉾田市
那須烏山市
上野村
片品村
川場村
阿賀野市
胎内市
粟島浦村
中野市
小海町
川上村
南牧村
南相木村
北相木村
中川村
根羽村
下條村
売木村
泰阜村
大鹿村
麻績村
朝日村
筑北村
木島平村
小川村
栄村
御前崎市
菊川市
牧之原市
新城市
和束町
南山城村
伊根町
南あわじ市
山添村
曽爾村
御杖村
有田市
九度山町
日南町
日野町
江府町
知夫村
美作市
新庄村
久米南町
阿武町
阿波市
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佐那河内村
東かがわ市
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田野町
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馬路村
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本山町
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豊後高田市
杵築市
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西都市
西米良村
諸塚村
椎葉村
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十島村
宇検村
大宜味村
東村
伊江村
南大東村
伊是名村
多良間村
竹富町