伊是名村
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2013年度
2012年度
2011年度
2010年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2018年度)
財政力
財政力指数の分析欄
人口-72(22国調:1,589→27国調:1,517)の減少や高齢化に伴い第1次産業-78(17国調:257→22国調:179)が減少しているなど、村全体の税収が少なく自主財源が乏しいため、類似団体平均値を下回っている。自主財源の確保の強化を図り財政基盤の強化に努める。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
救急体制強化事業により、平成30年度救急自動車を購入したこと等により、前年度と比較して12.8%(88.9%→101.7%)増加した。類似団体平均値を上回っていることからも、財政構造は硬直化していることが分かる。今後も継続して職員の年齢構成の改善、新規地方債発行の抑制など図り、健全な財政運営に努める。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費・物件費等の状況について、前年度と比較して108,508千円(593,426千円→701,934千円)増加したうえ、類似団体平均値を上回っている。要因として救急自動車購入等により、物件費115,260千円(429,008千円→544,268)は増加した。一方、人件費は-3,154千円(508,642→505,488千円)となった。物件費については、公共施設を多く抱えている本村において維持管理費を見直しコスト削減を図っていく。人件費については、今後は職員の年齢構成が低くなることから、減少することが見込まれる。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
前年度と比較して1.4%(95.3%→96.7%)類似団体平均値を上回っている。職員の年齢構成に偏りがあり、今後は、定年退職者に伴う補充新規職員の計画的な採用等に努めていく。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
昭和54年度から昭和58年度にかけ5年間で21人を採用したことや、定年退職者がいるものの人口減少などの要因があり、類似団体平均値を上回っている。今後は退職者が増える見込であり、補充新規職員の採用や財政状況を考慮しつつ、定員管理の適正化に努めていく。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
実質公債費比率については、対前年度比-0.5%(5.8%→5.3%)と改善している。今後は公債費が増える見込であり、平準化を図るため償還金の繰上償還や中長期的な事業見直しによる新規地方債発行の抑制など図り、健全な財政運営に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率については、前年度比より0%となっている。要因としては、財政調整基金や減債基金の積立により充当可能基金の増加による将来負担の減少が挙げられる。今後、公債費(償還金)も増える見込があり、新規発行地方債の抑制や繰上償還など計画的に実施し健全な財政運営に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費にかかる経常収支については、類似団体平均値(23.6%)を大幅に上回っている(36.7%)。対前年度比-1.6%(38.3%→36.7%)と改善しているが、職員の年齢構成に偏りがあり今後も高い水準が続く見込であることから、改善に向け新規職員の計画的な採用を図っていく。
物件費
物件費の分析欄
物件費については、類似団体平均値を5.6%上回っている。救急体制強化事業で平成30年度救急自動車を購入したこと等により、本村の対前年度比2.8%(18.4%→21.2%)と増加しており抑制ができていない。依然として高い水準であり、公共施設の維持管理に係る光熱水費や修繕等が今後も高い水準が続く見込であることから、維持管理費や全体的な物件費の見直しを行いコスト削減へ努める。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費については、類似団体平均値とほぼ同じように推移している。本村においては、高齢化が進んでおり今後も増える見込である。
その他
その他の分析欄
その他については、類似団体平均値を下回っているものの、船舶建造に伴い発行した地方債の償還が始まったことから一般会計から船舶運航事業特別会計への繰出金が増える見込みである。また、各特別会計においても事業収入で維持管理費がまかなえないのが現状であり今後も財政支援が続くと見込まれる。対策として、特別会計において自主財源の確保や料金の見直しなどを検討し強化に努める。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費等については、類似団体平均値を1.1%上回っており、前年度より8.3%(5.5%→13.8%)増加したため、健全な財政運営を図るため、補助の必要性を継続的に検証し平準化を図っていく。
公債費
公債費の分析欄
公債費については、過去の大型事業(中学校庁舎新規建設、船舶新規建造、体験交流施設等)に伴う地方債の償還が平成30年度から始まったことにより、前年度と比較して2.5%(17.8%→20.3%)増加した。今後は新規事業の見直し等、新規地方債の抑制を図り健全な財政運営に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外について、類似団体平均値を14.4%上回っている。要因として、人件費、物件費、補助費が依然と高いことが挙げられる。人件費については、今後、職員の定年退職に伴う人件費の減少が見込まれることから、補充の新規職員の計画的な採用に取り組む必要がある。また、物件費、補助費についても、新規事業の見直し等を行い、健全な財政運営に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)
目的別歳出の分析欄
分析表の内、総務費については、平成28年度以降横ばいとなっているものの、沖縄振興特別推進交付金を活用した事業等により、類似団体の約2倍以上の推移となっている。また、衛生費は、ごみ焼却水処理施設の維持補修、修繕費等により、51,372千円(86,860千円→138,232千円)となった。農林水産業費は、伊是名漁港海岸整備事業27,425千円(116,190千円→143,615千円)、海岸保全整備事業(伊是名地区)10,008千円(0千円→10,008千円)等により、増加した。公債費については、過去の大型事業(中学校庁舎新規建設、船舶新規建造、体験交流施設等)に伴う地方債の償還が平成30年度から始まったことにより、29,150千円(160,486千円→189,636千円)増加した。今後は、平成24年度以降整備した新規ハード事業の維持補修費、修繕費等が増え、公債費も増加する見込みであることから、健全な財政運営を行っていく。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)
性質別歳出の分析欄
性質別の内容として、人件費については類似団体平均値を上回る数値となっている。過去に多くの職員を採用したことにより、職員の年齢構成に偏りがあり、、定年退職に伴う補充新規職員の計画的な採用を実施してく必要がある。普通建設事業(うち新規整備)については、大型事業の実施に伴い平成24年度から平成27年度にかけ、船舶建造事業や中学校改築事業、製糖工場整備事業などを実施したことにより高い数値となっているが、事業完了に伴い平成28年度以降は横ばいとなっている。普通建設事業(うち更新整備)については、類似団体内平均値を下回っているものの、今後は、平成24年度以降に新規整備した公共施設の維持補修、修繕等増える事が見込まれる。物件費については、公共施設を数多く抱えていることから、類似団体平均値を上回っている。扶助費については、少子高齢化が進むことにより、今後増加することが予想される。今後は維持管理費のコスト削減などを強化するとともに、中長期的な事業計画や単年度に大型事業の実施が集中することを見直し検討をしていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)
分析欄財政調整基金において、大型整備事業(単独事業)実施のため、財政調整基金を取崩したことにより、実質単年度収支は-19.09%となった。今後は、歳出の削減等を図りながら、基金の取り崩しを最小限に抑え健全な行財政運営に努めていく。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)
分析欄連結実質赤字比率については、一般会計他7会計とも黒字となった。船舶運航事業特別会計では、平成26年度から平成27年度において大型事業が実施され事業物資等村内の需要が増加したことにより事業収益の黒字幅が増大したが、今後は船舶購入において発行した地方債の償還が始まったことから、公債費が増える見込みである。簡易水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計においては、公債費の償還額が減少傾向にあり黒字を計上しているが、今後も会計運営は厳しい状況である。今後も一般会計並びに各特別会計の健全な財政運営に努めなければならない。
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実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)
分析欄実質公債費比率については、過去に起こした大型事業に伴う地方債償還金の償還が完了したことにより、平成25年度以降減少傾向にある。今後、地方債の新規発行の抑制や事業の見直しなど償還額の平準化を図り財政運営に努める。
分析欄:減債基金本村は自主財源に乏しいため、満期一括償還地方債のための積立は行っていない。平成25年度以降、減債基金の積立を行った。今後は過去に実施した大型ハード事業に係る公債費の増加が見込まれるため、今後も継続的に積立に努める必要がある。
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将来負担比率(分子)の構造(2018年度)
分析欄将来負担額については、公営企業債等繰入見込みにおいて、償還金の減少により緩やかに減少している。また、退職手当負担見込みは減少しているものの平成平成30年度から平成31年度において退職者の増により負担額は増える見込みである。グラフのとおり一般会計等に係る地方債の現在高が増加傾向にありることから新規地方債の発行の抑制、中長期的な事業の見直しや繰上償還等の検討を図り健全な財政運営に努める。
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基金残高に係る経年分析(2018年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)大型整備事業(単独事業)実施のため、財政調整基金を取崩したことにより、基金残高は減少したが、財政調整基金以外に基金については、将来の人口減少による税収減、社会保障関係経費の増大、公共施設等の老朽化対策等に係る経費の増大に備え積立を行った。。(今後の方針)今後は小学校校舎建設、役場新庁舎建設等、新規大型事業を控えているため、物件費や維持管理費のコスト削減などを強化し、積立額を確保できる様努めていく。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)大型整備事業(単独事業)実施のため、財政調整基金を取崩したことにより、基金残高は減少した。(今後の方針)一般会計において、歳出削減に努め、中長期的な計画に基づいて積立を行う様努める。
減債基金
減債基金
(増減理由)平成24年度から平成27年度にかけ、中学校改築事業や製糖工場整備事業に伴う地方債を発行したこと、今後小学校校舎建設、役場新庁舎建設等、新規大型事業に伴う地方債発行が見込まれることから、基金積立額が増加した。(今後の方針)中長期的な計画に基づいて積立を行う様努める。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)育英基金は主に人材育成のため、庁舎施設整備基金は新庁舎建設のため、災害援護積立基金は村民の災害対応のため、尚円王の里いぜな島応援基金は文化振興や人材育成、子育て・少子化対策、商工業振興のため、過疎地域自立促進基金は地域振興等のために活用される。(増減理由)庁舎施設整備基金については、役場新庁舎建設を予定しているため、積立を行った。尚円王の里いぜな島応援基金は、今後不測の財源不足に備え積立を継続した。(今後の方針)庁舎施設整備基金については、役場新庁舎建設を予定しているため、積極的に積立を行っていく。また、他の基金についても目的に沿って積極的に積立を行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
類似団体より低い水準にあるが、個別の施設では比率の高い施設もあるため、老朽化調査を行い平準化に努めていく。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
類似団体平均を上回っている。主な要因として、平成25年度から平成28年度にかけて船舶建造や中学校新校舎整備、製糖工場整備等、大型事業実施に伴う地方債発行を行ったこと等が考えられる。今後も計画的に事業実施を行い、新規事業の見直しや地方債発行の抑制、将来負担を見通した基金積立を検討し、健全な財政運営に努めていく。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率については、年々減少傾向にあるものの、平成25年度から平成28年度にかけて大型事業の実施に伴い地方債の新規発行を行ったため、将来負担比率が増える見込であることから、新規事業の見直しや地方債発行の抑制、将来負担を見通した基金積立を検討し、健全な財政運営に努めていく。有形固定資産償却率についても、公共施設等総合管理計画に基づき今後の老朽化対策に積極的に取り組む必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
平成23年度から平成25年度にかけ公債費が多額であったことにより、実質公債費比率、将来負担比率も高い水準であった。財政健全化計画や公債費適正化計画に基づき、地方債の新規発行の抑制や、公債費の繰上償還等の実施に取組、改善した。今後の見通しとして、平成25年度から平成28年度にかけて大型事業を実施したことにより、将来負担比率や実質公債費比率も上昇する見込みであることから、事業計画を基に新規事業の見直しや計画変更、地方債の新規発行の抑制や公債費の繰上償還などや、将来負担を見通し財政調整基金の積立などを検討し、健全な財政運営に努めていく。
施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して、有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、【港湾・漁港】、【公民館】で低い施設は、【道路】、【認定こども園・幼稚園・保育所】、【橋りょう・トンネル】、【学校施設】、【公営住宅】である。・道路においては、昭和29年度から昭和60年にかけ数多く路線の整備を行った。現在、老朽化の著しい箇所を住民のライフラインとして優先度の高い路線から道路改良事業を実施している。・学校施設においては、平成26年度から平成27年度において立て替えを実施した事により、維持管理費については今後減少する見込みである。小学校校舎においても、老朽化が進んでいるため、新校舎の立替を予定している。・港湾・漁港においては公共施設等総合管理計画を基にして、老朽化の把握や長寿命化、更新等を行う必要がある。・公営住宅においては、昭和57年から平成12年において建築整備を行った。年々維持管理費は増加傾向にあることから、長寿命化(耐震補強)及び更新等をする必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して、有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、【福祉施設】、【消防施設】、【庁舎】で、低い施設は、【一般廃棄物処理施設】、【体育館・プール】、【保健センター・保健所】である。・庁舎において、昭和44年度に建築され老朽化が進み維持補修費用が年々増えてきてる為、今後建て替え予定である。・一般廃棄物処理施設については平成22年度に建築され類似団体を下回っているが、今後、維持管理については増える見込みであるため、長寿命化及び更新等を検討する必要がある。
財務書類に関する情報①(2018年度)
1.資産・負債の状況
本村は、一般会計等で約253億円、他の特別会計を含む全体会計が299億円、他の団体(市町村事務組合や北部広域連合等)との連結会計で303億円の資産を形成しており、その資産のうち有形固定資産は平均して95%、無形固定資産、投資その他の資産で形成されている。また、基金は流動資産で平均して資産の3%を占めている。方で、将来世代が負担すべき負債は平均して約29億円となっており、資産に対して10%となっている。負債の多くを占めるのは、地方債が平均して約27億円、退職金引当金等が平均して2億円となっている。純資産は形成した資産に対して負担必要がない金額を指しており、資産に対して90%となっている。この中で、余剰分(不足分)が平均して約256億円となっているが、これは基準日時点の負債に対する金銭不足を指している。更に今後は、公共事業の修繕、維持管理に多額の費用を要することが予想されることから、計画的な財政運営に努める必要がある。
2.行政コストの状況
毎年継続的に発生する費用である経常費用は平均して約37億円となっている。業務費用と移転費用に分かれており、人件費や物件費などの業務費用が平均して約29億円で78.4%、補助金や他会計への操出金など外部へ支出される移転費用が平均で約8億円で21.6%となっている。また、貸借対照表で計上している有形固定資産や無形固定資産の1年間の価値の目減り分である減価償却費は平均で約14億円計上されている。一方で、サービスの対価として徴収する使用料や手数料、受取利息などが該当する経常収益は約3.5億円となっており、経常費用に対して9.4%となっている。臨時的に発生した損益を含めて、最終的な行政コスト(純行政コスト)は平均で約33億円となっており、自主財源に乏しい財政構造であることが分かる。
3.純資産変動の状況
行政コスト計算書で計算された純行政コスト約33億円に対して、村税や各種交付金、分担金や負担金、他会計からの繰入金である税収等は平均して約16億円、国県からの補助金が平均で約10億円となっている。H30年度はH29年度に比べ純行政コストは減なっているが、同時に財源も減となっている。資産評価額も減となっているため、本年度末純資産残高が減少した。人口の減少による財源の悪化が懸念されるが、今後はより健全な財政運営が求められる。又、国県純正コストと財源の差額は約7億円となっている
4.資金収支の状況
業務稼働収支においては、一般会計等、全体、連結会計を平均して約4億円の黒字となっている。それに対し、投資活動収支は約1.6億円の赤字となっている。業務収入(税収等、国県等補助金)で平均で25億円で、臨時収入が0.2億円である。業務支出(人件費等、各種保険料等)で平均して23億円となっており、臨時支出(災害復旧事業支出)で0.3となっている。投資活動支出として、公共施設整備支出で平均して約6億円、基金の積立支出が約2億円あり、主な投資活動収入として、公共施設整備に係る補助金が約4億円、基金取崩が約3億円である。財務活動収支は、村債の償還と発行が関わっており、平均して約4千万円の赤字となっている。これは、村債を発行した額が償還額よりも少なった為であり、貸借対照表の負債である地方債の総額の減少につながっている。今後の投資活動により整備した公共施設等の維持管理費、修繕費等の増加が見込まれるため、計画的な財政運営を行う必要がある。
財務書類に関する情報②(2018年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額は、類似団体平均値と比較して249.3%、歳入額対資産比率(年)は159.5%と上回っているものの、有形固定資産減価償却率は類似団体より24.1%下回っており、今後は保有する資産価値の目減り分が費用に置き換わることから、維持費用に係る財源を計画的に運用していく必要がある。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体と比較して113.8%とやや上回っており、将来負担比率(年)は46.7%と下回っている。このことから、世代間の公平性は保たれているものの、今後は人口減少により、人当たりの負担割合が上がることが予想されるため、今後も引き続き適切な財政運営に努めてく必要がある。
3.行政コストの状況
一人当たりの行政コストは類似団体と比較して180.7%と上回っており、要因として、本村は公共施設を多く抱えており、今後は施設の統一化、集約化を図り、行政サービスの効率化を図る必要がある。
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は、類似団体と比較して118.7%と上回っているものの、基礎的財政収支は上回っている。平成27年度までに大型公共工事が多く行われ、今後は地方債の償還額が増えることから、より健全な財政運営に努めていく必要がある。
5.受益者負担の状況
歳入に対する税収等は、経常収益が約2倍となっておるが、類似団体と比較して17.7%下回っている。要因の一つとして若手の職員が多いことが上げられるが、本村は歳入に対する依存財源の割合が高いことからも、税収を高める努力を引き続き行っていく必要がある。
類似団体【Ⅰ-0】
新篠津村
知内町
鹿部町
厚沢部町
島牧村
蘭越町
ニセコ町
真狩村
留寿都村
喜茂別町
京極町
積丹町
仁木町
赤井川村
月形町
浦臼町
妹背牛町
秩父別町
雨竜町
北竜町
沼田町
比布町
愛別町
南富良野町
和寒町
剣淵町
下川町
美深町
幌加内町
増毛町
小平町
苫前町
初山別村
遠別町
天塩町
猿払村
中頓別町
豊富町
礼文町
利尻町
利尻富士町
幌延町
清里町
置戸町
滝上町
興部町
西興部村
雄武町
豊浦町
壮瞥町
厚真町
様似町
えりも町
上士幌町
中札内村
更別村
豊頃町
陸別町
浦幌町
鶴居村
つがる市
平川市
蓬田村
西目屋村
横浜町
風間浦村
佐井村
新郷村
遠野市
陸前高田市
二戸市
八幡平市
田野畑村
にかほ市
大潟村
村山市
東根市
尾花沢市
大蔵村
鮭川村
相馬市
田村市
湯川村
昭和村
鮫川村
富岡町
大熊町
双葉町
浪江町
飯舘村
稲敷市
行方市
鉾田市
那須烏山市
上野村
片品村
川場村
阿賀野市
胎内市
粟島浦村
中野市
小海町
川上村
南牧村
南相木村
北相木村
中川村
根羽村
下條村
売木村
泰阜村
大鹿村
麻績村
朝日村
筑北村
木島平村
小川村
栄村
御前崎市
菊川市
牧之原市
新城市
和束町
南山城村
伊根町
南あわじ市
山添村
曽爾村
御杖村
有田市
九度山町
日南町
日野町
江府町
知夫村
美作市
新庄村
久米南町
阿武町
阿波市
上勝町
佐那河内村
東かがわ市
東洋町
奈半利町
田野町
安田町
北川村
馬路村
芸西村
本山町
大豊町
土佐町
大川村
梼原町
西海市
雲仙市
小値賀町
南小国町
産山村
湯前町
水上村
相良村
五木村
山江村
豊後高田市
杵築市
国東市
姫島村
西都市
西米良村
諸塚村
椎葉村
日之影町
南九州市
十島村
宇検村
大宜味村
東村
伊江村
南大東村
伊是名村
多良間村
竹富町