収益等の状況について
①収益的収支比率について、昨年度より増加しているが、100%を下回る赤字である。②、③の他会計補助金について、平成28年度より0となっている。④売上高GOP比率、⑤EBITDAについては、昨年度より増加しているが、類似施設の平均値を下回っている。定期券の購入者数増加等による経営改善に向けた動きはあるものの、合築されている図書館等の他、近隣の集客施設が少なく大幅な需要増加は厳しいため、コスト削減等により収益構造の改善に努めていく。
資産等の状況について
⑧設備投資見込額について、他の駐車場と比較して平均的であり、引き続き必要な設備更新に対する投資を計画的に実施していく。⑩企業債残高対料金収入比率は、平成27年度より0となっている。
利用の状況について
⑪稼働率について、増傾向にあるが類似施設の平均値を下回っている。近隣の県立文化体育館が駐車場を増設したことによる影響が続いているためと考えられる。一方で合築されている図書館等の利用者の需要も一定数存在すると考えられる。
全体総括
経営状況は改善傾向にあるため、引き続き指定管理者と連携しながら、周辺施設利用者の駐車需要を取り込むことや、コスト削減対策に取り組むことで、収益構造の改善に努めていく。