収益等の状況について
①収益的収支比率について、昨年度から増加しているが、100%を下回る赤字であり、類似施設の平均値を下回っている。④売上高GOP比率、⑤EBITDAについても、昨年度から増加しているが、類似施設の平均値を下回っている。併設の長田区役所以外に集客施設が少なく、大幅な需要増加は厳しい。コスト削減等で収益構造の改善に努めていく。
資産等の状況について
⑧設備投資見込額について、供用開始が平成5年と比較的新しく、他駐車場と比べると少ない。⑩企業債残高対料金収入比率は0であり、引き続き必要な設備更新に対する投資を計画的に実施していく。
利用の状況について
⑪稼働率について、昨年度からやや減少しており、類似施設の平均値も下回っている。需要増加は厳しい状況だが、稼働率の向上に努めていく。
全体総括
長田区役所への来庁等の短時間利用者が多く、収益増への寄与度が低いと考えられる。令和元年度から新たな取組みとしてカーシェアリング事業を開始した。引き続き指定管理者と連携しながら、収益の増加及び安定化を目指していく。