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昨年度と横ばいの数字で低下は逃れているものの、ここ数年の数値と比較すると近年は低下傾向にあるため、引き続き、徴収強化や私有地売却等により、歳入確保に努める。
経常経費充当一般財源では、人件費、公債費は減少したものの、物件費、扶助費が増加したことなどにより、差し引きでは増加となった。また、歳入の経常一般財源においては、地方税、普通交付税がともに大幅に減少したことから前年度と比較して3.7ポイント悪化した。今後も、歳入の確保を図り、事務事業の見直し等を進める。
人件費は、前年度よりも112,889千円、物件費は85,782千円減少し、前年度と比較して人口1人当たりの数値は4,327円の減少となった。今後も数値改善のため「津久見市行政改革プラン2014」に基づき、総人件費の抑制や分母となる人口増加のため、定住促進に取り組む。
人件費は減少しているものの、全国市平均を2ポイント、類似団体平均を4ポイント上回っている状態であることから、人件費の抑制に向け、国や県、他の自治体の状況等を調査・検証しながら、総人件費の抑制に努める。
人件費は減少しているが、全国平均を5ポイント、類似団体平均を5.3ポイント上回っている。職員数の見直し等に取り組んできたが、離島半島部を抱え行政効率が悪く、学校給食を自校式で行っていることなどにより、人件費比率が高い。人件費の抑制に向け、国や県、他の自治体の状況等を調査・検証しながら、総人件費の抑制に努める。
全国平均は下回っているものの、類似団体平均を1.6ポイント上回っている。ここ数年上昇傾向にあるが、この要因としては障がい者福祉費の増加が挙げられる。執行については、資格審査の適正化や就労支援等を推進し、更なる財政の硬直化を招かないように努める。
国民健康保険や介護保険、下水道会計等の他会計への繰出金の増加により1.1ポイント上がっている。特に介護保険特別会計については年々増加傾向にあるため、資格審査の適正化等により事業の見直しを行う。また、国民健康保険特別会計についても、増加傾向にあることから、医療費の適正化に努める。
昨年度から、若干は改善しているものの全国平均、類似団体平均を上回っているため、今後も事業の実施に当たっては、内容を慎重に精査するとともに、補助事業等を有効に活用しながら、後年度の負担を軽減する。
物件費、繰出金、扶助費の増加により、経常経費充当一般財源が増加し、さらには税、普通交付税の減少により、経常一般財源が減少したことで、前年度よりも3.8ポイント悪化した。改善に向けて、「津久見市行政改革プラン2014」及びこれまでの行革内容を継続して推進する。
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