北大東村

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収集されたデータの年度

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指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2019年度)

財政力

財政力指数の分析欄

前年度と同指数となっており、類似団体平均値よりも下回っている。今後も委託料等の物件費の削減を図るとともに、地方税の徴収業務の強化やふるさと納税制度の活用等により税収等の増加に努めることで、財政健全化を図る。

類似団体内順位:40/52

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

補助費や物件費等を抑制できたこと等から、当該比率は前年度から8.1ポイント改善している。しかし依然として全国・沖縄県平均上回っているため、今後も物件費等の抑制・削減に努め、事業の見直し・縮小等を実施し、起債の抑制に努める。

類似団体内順位:36/52

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度に比べ100,275円減少しているが、類似団体の中では最も高い値となっている。本村は離島に位置することから、旅費や委託費等の物件費が他自治体よりも高くなる傾向にあるが、今後も引き続き、職員給与等の人件費の適正化、物件費等の抑制に努める。

類似団体内順位:52/52

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体を下回っている。今後も給与の適正化に努める。

類似団体内順位:3/52

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

一島一村の本村で充実した住民サービスを確保するため、当該値が高くなっているが、今後も集中改革プランに沿って定員適正化計画を継続的に実施し、適正な定員管理に努める。

類似団体内順位:52/52

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

普通建設事業費に係る元利償還金が年々増加しており、実質公債比率は類似団体よりも高い水準となっている。今後も事業収益の確保や、事業優先化・見直し・検討を図り、地方債の新規発行を伴う普通建設事業を抑制し、健全な財政運営に努めていく。

類似団体内順位:38/52

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

前年度と比較し6.3%下回っている。主な要因として地方債残高の減少が挙げられる。今後も起債の抑制、償還計画に基づいた計画的な償還を行っていく。

類似団体内順位:41/52

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費

人件費の分析欄

経常収支比率に占める人件費は、類似団体よりも高い値となっている。事業費支弁人件費や改革プランに沿った定員適正化計画実施により、適正な人員管理を継続して行い、行政改革への取組に努める。

類似団体内順位:47/52

物件費

物件費の分析欄

物件費の抑制に努めているため、平成28年度以降は減少傾向であるが、類似団体・県内平均に比べると高い水準となっている。職員人件費の見直しから、民間委託の推進を図っているため、委託費は増加する見込みであるため、今後もその他物件費(旅費・需用費・役務費)の削減に努めていく。

類似団体内順位:45/52

扶助費

扶助費の分析欄

類似団体よりも低い水準ではあるが、今後は増加が見込まれるため、引き続き事業執行の適正管理に努める。

類似団体内順位:2/52

その他

その他の分析欄

全国平均・類似団体平均も下回っており、近年はほぼ横ばいの数値で推移している。今後もその他経費の抑制に努める。

類似団体内順位:1/52

補助費等

補助費等の分析欄

補助費の適正化を図っているため、毎年支出額は減少している。今後も必要性の低い補助金については見直しを行う。

類似団体内順位:1/52

公債費

公債費の分析欄

普通建設事業費にかかる元利償還金増加に伴い、公債費は毎年増加している。類似団体を大きく上回っているため、今後の事業優先化・見直し・検討を図り、新規発行を伴う普通建設事業を抑制し、交付税措置効率化の地方債発行に努める。

類似団体内順位:52/52

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は人件費が29.5%、物件費が20.9%となっている。今後も定員管理の適正化、物件費の抑制に努める。

類似団体内順位:2/52

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

総務費、農林水産業費、土木費で類似団体平均よりも高い水準となっている。総務費では沖縄振興特別推進市町村交付金(葬祭場、認定こども園整備等)による事業を、農林水産業費では小型漁船の建造や圃場整備を実施したためである。土木費では他団体にはない空港管理費が含まれるため、類似団体平均よりも高い水準となっている。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

維持補修費は主に空港やごみ焼却施設、普通建設事業費は認定こども園や観光交流施設拡充整備等にかかった費用である。類似団体平均よりも高い水準となっているため、今度も事業執行の適正管理や経常的経費の削減に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

当年度の実質単年度収支がプラスになった要因は、財政調整基金の取崩額よりも積立金が多くなったことが挙げられる。今後も事業の見直しや基金取崩しの抑制を図り、健全な行政運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

各会計において赤字は発生していない。今後も経費削減を図り、適正な財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

元利償還金は普通建設事業費に係る償還金の増加により年々増加している。一方で算入公債費も増加しているため、対前年比で実質公債費比率の分子は6百万の減少となった。今後も事業収益の確保や、事業優先化・見直し・検討を図り、地方債の新規発行を伴う普通建設事業を抑制し、健全な財政運営に努める。

分析欄:減債基金

利用実績なし

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

前年度から地方債残高が減少し、財政調整基金等の充当可能基金も増加したことから、将来負担比率の分子は対前年比で33百万円の減少となった。今後も将来負担の軽減のため、計画的な基金積立て、新規地方債借入の縮減に努める。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)北大東ふるさと応援基金、船舶整備基金への積立てにより増加している。(今後の方針)積極的な積み立て、取崩しの抑制に努め基金残高の増加を図る。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)(今後の方針)積極的な積み立て、取崩しの抑制に努め基金残高の増加を図る。

減債基金

減債基金

(増減理由)増減なし。(今後の方針)本村では普通建設事業費にかかる元利償還金増加に伴い、公債費が毎年増加している。今後も公債費の負担が大きくなることが予想されるため、当該基金への積立金財源確保に努めていく。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・港湾業務事業特別会計基金:クレーン等の故障や地方債の繰上償還、その他財源の不足が生じた際の財源に充てる・船舶整備基金:船舶だいとうの老朽化対策や、船舶の新規整備等に備える・国民健康保険基金:高額療養費の給付等に充てる・村営住宅整備基金:村営住宅整備促進を図る資金に充てる・北大東ふるさと応援基金:主に「教育・文化の推進」、「保険・医療・介護・福祉の向上」、「産業振興」、「生活環境向上」にかかる事業に充てる(増減理由)・船舶整備基金の定期積立・大口のふるさと納税があったため北大東ふるさと応援基金の増に繋がった(今後の方針)・クレーン購入のため、今後も積立予定・船舶購入のため、今後も積立予定・村営住宅修繕や更新のため、今後も積立予定

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

本村の有形固定資産は整備後30年未満の資産が多いため、有形固定資産減価償却率は全国、沖縄県内の平均を下回っている。さらに、令和2年度には認定こども園や共同住宅等の公共施設の建設が完了したため、令和2年度の有形固定資産減価償却率の横ばいまたは低下が見込まれる。公共施設等総合管理計画などの計画に沿った施設の維持管理に努めていく。

類似団体内順位:1/43

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は平成30年度から232.5%改善されている。主な要因としては地方債残高の減少が挙げられる。ただ、依然として類似団体の平均よりも高い水準となっているため、今後も起債を抑制しながら、償還計画に基づき計画的な償還を行っていく。

類似団体内順位:43/52

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率が平成30年度から6.3%改善しているが、地方債残高の減少が主な要因である。また、有形固定資産減価償却率については41.6%と、類似団体の平均よりも下回っている。しかし、本村は海に囲まれており、塩害の被害を受けやすい離島であることから、施設の維持管理を徹底し老朽化対策をしながら、計画的に施設の更新を行っていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率および実質公債費比率について、平成30年度から比較すると改善しているが、地方債残高の減少が主な要因である。しかし、普通建設事業費にかかる元利償還金増加に伴い、公債費は毎年増加傾向であるため、事業の優先順位づけや補助金の活用を図り、地方債の発行抑制に努めていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

認定こども園・幼稚園・保育園の有形固定資産減価償却率が、平成30年度に比べ44.2%減少しているが、北大東幼稚園が取り壊されたことが要因である。また、村内唯一の幼稚園が取り壊されたため、一人当たり面積が0㎡となっている。令和2年度に認定こども園が完成したため、令和2年度からは一人当たり面積が増加する見込みである。学校施設の有形固定資産減価償却率が、平成30年度に比べ0.9%減少しているのは、北大東小中学校での空調設置が主な要因である。子どもたちが健やかに成長できる環境を十分考慮しながら、長寿命化改修や予防保全的な改修の実施により維持・更新コストを縮減し、財政負担の平準化に努めていく。

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

整備後30年未満の公共施設等が多いため、有形固定資産減価償却率は全国、沖縄県内の平均値よりも低い値となっている。しかし、本村は塩害の被害を受けやすい離島であることから、施設の保全対策に積極的に取り組んでいく。一人当たり面積に関しては、平成30年度から人口が減少したため、ほとんどの施設で微増している。

財務書類に関する情報①(2019年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が前年度末から158百万円の増加となった。資産の増加の要因は、有形固定資産(前年度比27百万円増加)及び現金預金(前年度比115百万円増加)である。有形固定資産では特に、事業用資産として「北大東村観光交流施設(宿泊施設)」(172百万円)の増築工事、インフラ資産として「村道4-4号線道「路」(174百万円)の改良工事の実施が資産の増加につながった。また、負債総額が前年度から93百万円減少しているが、負債の減少額のうち最も金額が大きいものは、地方債の減少(67百万円)である。今後も計画に沿った地方債の適正管理に努める。特別会計を加えた全体では。資産総額は前年度末から305百万円増加し、負債総額は前年度末から52百万円減少した。資産総額は、特別会計に属する資産を計上していることにより、一般会計等に比べて329百万円多くなるが、負債総額も116百万円多くなっている一部事務組合等を加えた連結では、資産総額は前年度末から334百万円増加し、負債総額は前年度末から92百万円減少した。資産総額は、一部事務組合等の資産を負担割合に応じて計上していること等により、一般会計等に比べて648百万円多くなるが、負債総額も400百万円多くなっている。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は2,147百万円となった。今後も大きな金額の計上が予定されるのは減価償却費(705百万円、前年度比31百万円)であり、純行政コストの36.0%を占めている。即ち705百万円のペースで資産の老朽化が進んでいるとも言えることから、公共施設等の適正管理に努めることにより、経費の縮減に努める。全体では、国民健康保険の負担金を補助金等に計上しているため、一般会計等に比べ、移転費用が32百万円多くなり、純行政コストは56百万円多くなっている連結では、一般会計等に比べて、連結対象の第三セクターや一部事務組合等の事業収益を計上しているため、経常収益が721万円多くなっている一方、物件費が41百万円多くなっているなど、経常費用が780百万円多くなり、純行政コストは56百万円多くなっている。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、財源(2,159百万円)が純行政コスト(1,961百万円)を上回っており、本年度差額は199百万円となり、純資産残高は252百万円の増加となった。地方税の徴収業務の強化やふるさと納税制度の活用等により税収等の増加に努める。全体では、国民健康保険特別会計の国民健康保険税が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて財源が162百万円多くなっており、本年度差額は304百万円となり、純資産残高は358百万円の増加となった。連結では、沖縄県後期高齢者医療広域連合や沖縄県市町村総合事務組合への国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が230百万円多くなっており、本年度差額は372百万円となり、純資産残高は426百万円の増加となった。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支は335百万円であったが、投資活動収支については、固定資産の整備や基金の積立等を行ったことから、221百万円となった。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を下回ったことから、1百万円となった。全体では、特別会計としての支出も含まれる一方、簡易水道会計の使用料や、国保会計の税収等収入が収入含まれることから、業務活動収支は一般会計等より16百万円多い351百万円となっている。投資活動収支では、簡易水道事業特別会計で配水管工事を実施したため、269百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を下回ったことから、43百万円となった。連結では、一部事務組合の人件費や物件費等も案分上含まれる一方、収入の一部が業務収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計等より122百万円多い457百万円となっている。投資活動収支では、組合としての基金積立が行われているため、▲306百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、▲23百万円となり、本年度末資金残高は前年度から128百万円減少し、229百万円となった。

財務書類に関する情報②(2019年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

住民一人当たりの資産額は類似団体平均の約4倍となっているが、本村は一島一村の離島であるために、ごみ焼却施設や消防施設等、公共サービスを提供するための資産を保有する必要があるためである。また、民間の企業が高コスト等を理由に村に進出できておらず、宿泊施設等についても村が主体となって提供する必要があるためである。有形固定資産減価償却率は、類似団体平均値を下回ってはいるが、年々増加傾向にある。加えて、本村は海に囲まれていることから塩害の影響を受けやすいため、計画的な公共施設等の更新、保全対策が必要となってくる。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

負債が減少したことから、純資産比率が前年度に比べて0.9%増加している。また、将来世代負担比率についても、地方債が減少したことから、前年度に比べて0.4%減少している。引き続き、将来世代負担比率に留意しながら、負債の減少や純資産比率の適正化に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たりの行政コストは、平成29年度決算から減少傾向にあるが、物件費等の減少が要因としてあげられる。旅費や委託費等の物件費が他自治体よりも高くなる傾向にあるが、今後も物件費等の抑制に努めていく。住民一人当たりの行政コストは減少傾向にあるものの、依然として類似団体平均の3.5倍と高い数値となっている。600人弱の住民への行政サービスのほとんどを村が主体となって実施しており、純行政コストのうち36%を占める減価償却費が、類似団体と比べて住民一人当たり行政コストが高くなる要因の一つと考えられる。計画的な公共施設等の更新、保全対策に取り組む。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は、負債総額が減少したことから、前年度に比べて14.3万円減少する結果となった。しかし、類似団体平均の約4倍となっているため、今後も積極的に負債の減少に努めていく必要がある。基礎的財政収支は、業務活動収支の黒字が基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支の赤字分を上回ったため、136百万円となっており、類似団体平均を上回っている。令和元年度の投資活動収支の赤字幅が縮小した要因として、事業繰越分の国県等補助金収入が計上されたことが考えられるため、過度に国県等補助金や地方債に頼らない行政運営に努める必要がある。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均値よりも高くなっている。主な要因として、他市町村では見られない船舶使用料やインターネット回線使用料、歯科診療会計の診療収入等が経常収益へ計上されることが考えられる。今後も、経常費用の削減・業務の効率化に努め、今後の公共サービスの費用に対する受益者負担の考え方をさらに整理していく。

類似団体【Ⅰ-1】

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