27:大阪府
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高槻市:高槻市営高槻駅南立体駐車場
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
特定地域生活排水処理
自動車運送事業
高槻市営弁天駐車場
高槻市営高槻駅南立体駐車場
高槻市営桃園町駐車場
高槻市営高槻駅北地下駐車場
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
収益的収支比率他会計補助金比率売上高GOP比率EBITDA(減価償却前営業利益) |
収益等の状況について当該施設は、歳入の約半分が特定の商業施設への回数券販売に依存している。また、京都市や大阪市などの大型商業施設のパークアンドライド駐車場としてもPRするなど歳入の確保に努めてきたが、収益的収支比率は100%を下回っており、赤字経営となっている。令和2年度については、新型コロナウイルス感染症の影響により歳入が落ち込んだ上に、長期修繕計画に基づく機械装置の修繕や二酸化炭素消火設備の更新といった大規模修繕を行ったため、売上高GOP比率やEBITDAが大幅に減少し、類似施設平均値を大きく下回った。 |
敷地の地価設備投資見込額企業債残高対料金収入比率 |
資産等の状況について当該施設は平成26年度に企業債を完済したが、機械装置は法定耐用年数の10年を超過しており、従前は保守点検に基づきその都度修繕を行ってきた。修繕コストの平準化を目的に平成28年度より機械装置の長期修繕計画を策定したところ、今後は毎年少なくとも約1,000万円の修繕コストが必要なことが判明している。また、令和2年度には二酸化炭素消火設備の更新を行った。 |
稼働率 |
利用の状況について当該施設は、稼働率が類似施設平均値を下回っていることから、他施設に比べて駐車需要は低い。また、近隣にいくつかの商業施設が立地しており、歳入の約半分が商業施設への回数券販売に依存していることから、利用の大半は商業施設利用者の一時利用であると考えられる。 |
全体総括当該施設は利用台数が減少傾向であり、今後の経営改善策として機械装置の老朽化による修繕コストを平準化するための長期修繕計画を策定した。経営状況としては、修繕コスト以外にも機械装置の事故防止の観点からも当該施設に係る管理経費は高額であり、今後も赤字経営が見込まれ、本市の他の市営駐車場3施設と比べても非常に厳しい状況である。そこで、将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」の策定に取り組む中で、周辺の駐車需要や機械装置に対する需要を分析し、令和3年度からは民間移譲や貸付、統廃合を含めた施設のあり方を検討していく。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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