事業・施設概要
| 都道府県 | 大阪府 | 経営主体 | 高槻市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A1 | 行政区域内人口 | 344,811人 |
| 現在給水人口 | 344,803人 | 給水区域面積 | 5,585ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を上回っており、収支は健全な水準を維持しているものの、近年は水需要の低下等に伴い、低下傾向にあります。③流動比率は100%を大きく上回っており、短期債務に対する支払能力を十分に有しています。類似団体平均値と比較して大きく上回っているのは、企業債の新規借入の抑制により、流動負債が少なくなっているためです。なお、令和6年度は大型工事の完工に伴う工事費を未払金に計上しているため、一時的に大きく低下しています。④企業債残高対給水収益比率は、平成15年度を最後に、現在に至るまで企業債新規借入の抑制に努めた結果、類似団体平均値と比較して顕著に少なくなっています。⑤料金回収率は、水道料金の基本料金の無償化4か月間(令和4年度:4か月間、令和5年度:6か月間)を実施したことで100%を下回りましたが、無償化を実施しなかった場合は104.63%となり、類似団体平均値を上回ります。給水に係る費用を給水収益で確保できておりますが、近年は維持管理費をはじめとした費用の増加に伴い、低下傾向にあります。⑥給水原価は類似団体平均を下回る水準で推移しており、効果的な事業運営が行われているといえます。⑦施設利用率は、類似団体平均値よりも高い水準を維持しており、効率的に施設を活用できています。⑧有収率は、類似団体平均値よりも高い水準を維持できているものの、年々低下傾向にあります。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体平均値よりも高い水準が続いている状況です。②管路経年化率は、類似団体平均値の水準を下回っているものの、年々経年化は進んでいる状況です。③管路更新率は、計画通り推移しており、引き続き老朽管の更新に取り組んでいきます。
全体総括
現在は健全な経営状況ですが、本市の管路・施設の老朽化は着実に進行しており、今後さらなる事業費の増加が見込まれます。こうした厳しい経営環境の中でも、将来にわたり安定した事業運営を行うため、令和7年10月に料金改定を実施しました。本市では、令和3年3月に経営戦略を含む計画として策定した「高槻市水道事業基本計画(令和3年度~令和12年度)」に基づき、効率的な経営を行い、財源を確保しつつ必要な投資を行っているところですが、このうち経営戦略部分は、より質の高い内容となるよう、令和7年度中に改定予定です。管路の老朽化への対策については、過去の漏水履歴や埋設環境調査データを活用した更新基準に基づき、効果的に管路の更新を進めていきます。有収率の低下への対策については漏水調査を拡大し、早期に修繕することで向上を図ります。今後も、物価上昇等、社会情勢の変化が及ぼす影響を注視しつつ、健全な事業運営を持続できるよう、さらなる経営基盤の強化に取り組みます。
経営状況
収支構造
総額59.0億円
総額53.7億円