特定地域排水処理施設 農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用) 公共下水道
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人口の減少や高い高齢化率(平成24.4月末現在30.2%)に加え、市内に中心となる産業が少ないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均より下回っている。今後も税の徴収強化等による税財源の確保に努めるとともに、交通インフラを活かした企業誘致を進め、財政基盤の強化を図る。
適正な人員管理による職員数の減少による人件費の減少(-3.9%)や、地方税が減収となる中で、普通交付税が3.1%増加したものの、臨時財政対策債が-29.9%と大幅に減少したことにより、経常収支比率は昨年度より1.9%上昇し84.5%となったが、類似団体平均を下回っている。引き続き合併のスケールメリットを活かし、経常経費の抑制を図りながら、自主財源の確保に取り組む。
人口の減少により、1人当たりの決算額は昨年度より若干増加しているものの、新規採用の抑制(退職者の1/2採用)による職員数の減(-8人)や、期末勤勉手当の減(-6.2%)、物件費の抑制など、類似団体平均を下回っている。引き続き行政改革の推進や定員適正化改革による職員数の縮減を図る。
職員の給与については、国家公務員準拠を基本としている。引き続き定員適正化計画に基づく職員数削減と合わせた総人件費の削減を図るとともに、給与制度の適正化に努める。
事務事業や組織体制の見直し、適正な定員管理に努めてきたことにより、類似団体平均を下回っている。引き続き定員適正化計画に基づく人員削減(合併10年間で13%削減)を推進していく。
地方債残高や債務負担行為残高の減少、普通交付税等の増額に伴う標準財政規模の増、財政調整基金等の積立による充当可能基金の増などにより将来負担比率は大幅に改善され、類似団体平均を大きく下回っている。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。
人件費は、新規採用の抑制による職員数の削減(-8人)等により昨年より3.9%減少しているが、類似団体平均よりもやや上回っている。今後も定員適正化計画(10年間で-13%)に基づき、人件費の削減に努める。
物件費は毎年減少傾向に推移してきたが、電算システムの更新により本年は横ばいとなり、類似団体平均をやや上回っている。今後も合併のスケールメリットを活かしながら行財政改革を推進し、経常経費等の縮減に努める。
扶助費は、昨年より0.1%増加とほぼ横ばいとなっているものの、類似団体平均より以前高い水準にある。今後も生活保護費等の上昇が見込まれることから、就労支援等早期の自立支援を行い抑制に努める。
その他の経費は、介護保険事業や公共下水道事業の繰出金が増加していることなどにより、類似団体平均を上回っている。公営企業会計等への繰出金が増加傾向にあるため、今後も人員の削減や事務的経費の縮減を図り、繰出金の抑制に努める。
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