簡易水道事業(法適用) 公共下水道 特定環境保全公共下水道 稚内病院 稚内こまどり病院
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平成23年度においては、税収の減収などから、0.37と類似団体を下回っている状況。引続き、義務的経費の抑制、税収の徴収率向上など歳入確保に務め数値の改善を図る。
平成22年度は、地方交付税の大幅な増加により、87.9%と90%を下回ったが、平成23年度は、地方譲与税や地方交付税が減少となったため、93.6%と再び90%を上回っている状況。引続き、経常経費の削減に努め数値の改善を図る。
人件費は、平成18年9月から実施した給料の独自削減(平成19年4月からは地域給与導入による新給料表の適用)により減少。さらに、平成22年度までは、財政健全化プランの実施による退職者の一部不補充(補充は、退職者数の1/2以下)や定員適正化計画の実施により、職員給与は大幅に抑制されてきた状況だが、今後は、国、他団体の状況等を考慮し、検討していく。物件費は、事務・事業の見直しにより、委託化(指定管理者制度の導入など)が進み委託料が増加傾向にある。なお、需用費(消耗品費・燃料費・印刷製本費・光熱水費など)、賃金、旅費は、概ね前年度決算と同額の状態が続いるが、引き続き、抑制方法を検討し、数値の改善に努める。
実質公債費比率は、平成19年度以降、数値が上昇傾向にある。これは、平成20年度の宗谷畜産開発公社、平成21年度の稚内シーポートプラザなど、第三セクターの解散整理に伴う損失補償の実行に伴う増加が影響している。地方債残高や職員数の減少による退職手当負担見込額の減少により、今後、比率は下がる見込みだが、引き続き、地方債発行の抑制に努める。
平成21年度の第三セクター等改革推進債の発行により、一時的に比率が上昇したが、地方債残高や職員数の減少による退職手当負担見込額の減少により比率は下がってはいるが、類似団体平均を上回っている状況。依存財源である地方交付税の割合が高い本市にとっては、今後より一層、財政の健全化に努める。
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