収益等の状況について
指定管理者制度を導入し経営しています。コロナ禍の影響から若干収入減となり,①の収益的収支比率及び⑤EBITDAは低下傾向にあるものの,高い水準にあります。④の売上高GOP比率も安定して高い収益性を維持しています。要因としては,公共施設(市役所)利用者の駐車場として位置づけられ,定期利用を含め安定した収益が見込めるためです。
資産等の状況について
建設後26年以上が経過し,施設の老朽化がみられますが,公共施設(市役所)利用者のための駐車場であるため,計画的な改修・更新修繕を行っています。
利用の状況について
当該施設は,公共施設(市役所)利用者の駐車場として位置づけられているため,⑪の稼働率は高い状況で安定しています。利用者の7~8割が市役所利用者です。また,一定の定期利用もあります。
全体総括
1975年(昭和50年)に都市計画決定した駐車場整備地区により公営駐車場の整備等を進めてきましたが,40年以上が経過し,駐車需要やまちづくりの方向性等に変化が生じていることから,現在策定中の経営戦略の中で,今後の駐車場のあり方について検討していくこととしています。