広島県福山市:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
広島県福山市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
「①経常収支比率、②累積欠損金比率、⑤料金回収率」経営の健全性を示す「①経常収支比率」は、給水収益は増加したものの、委託料や修繕費等の経常費用が増加したことにより、前年度比3.33ポイント減の115.45%となりました。また、料金水準の妥当性を示す「⑤料金回収率」も前年度比2.1ポイント減の110.25%となりましたが、①、⑤ともに100%を上回っていること、また複数年度にわたって累積した損失を示す「②累積欠損金比率」は0%であることから、単年度の事業経営に必要な経費を経常的な収益で賄えています。「③流動比率」近年は一定の水準で推移していますが、類似団体平均等と比べてかなり低い水準となっており、十分な資金残高(内部留保資金)を確保できていない状況を示しています。これは、過去に借り入れた企業債償還の負担が大きいこと、また管路や施設の更新費用が増加している中においても、企業債の発行を抑制しつつ自己資金による更新投資を行っていることによるものです。「④企業債残高対給水収益比率」近年は減少しているものの、類似団体平均等と比べて非常に高い水準です。このため、企業債を財源とする今後の更新投資を抑制・平準化するとともに、新たな企業債の発行額を当年度の元金償還額の範囲内とするほか、給水人口一人当たり企業債現在高の目標値を主要指標として設定するなど、企業債残高の削減に努めています。「⑥給水原価」類似団体平均と比べて低い水準にありますが、当年度は年間総有収水量が増加したものの、委託料や修繕費等が増加した影響により、前年度より増加しています。「⑦施設利用率」一部浄水場の廃止により前年度比0.94ポイント増の66.29%となりました。今後は、人口減少などの要因から配水量が減少する影響により、減少傾向が続くものと見込んでいます。「⑧有収率」当年度は、給水人口は減少しているものの、一人当たりの使用水量や工場用の使用水量が増加したことから全体では有収水量が増加しました。また、計画的な配水管の布設替えや漏水対策の取組により、類似団体平均等と比べて高い水準にあります。
老朽化の状況について
「①有形固定資産減価償却率」「②管路経年化率」「③管路更新率」資産の減価償却の状況を示す「①有形固定資産減価償却率」は、前年度比0.13ポイント増の49.19%、法定耐用年数を経過した管路延長の割合を示す「②管路経年化率」は、前年度比0.11ポイント増の31.20%と増加しており、高い「③管路更新率」の維持により、管路経年化率の上昇が抑えられている側面はあるものの、施設の老朽化が少しずつ進んでいることを示しています。これは、昭和40年代から50年代にかけて集中して整備した水道管路が更新時期を迎えているためであり、限られた財源を活用した計画的・効率的な更新や投資額の平準化を行う必要があります。そこで本市では、2015年度(平成27年度)からアセットマネジメント(資産管理)手法を活用し、過去の使用実績などから実質的な使用可能期間である使用年数基準を設定して、施設をできる限り長期間使用するなど、ライフサイクルコストの低減に取り組んでいます。また、2022年度(令和4年度)を初年度とする5か年の「第九次配水管整備計画」に基づき、計画的な管路の更新・耐震化に取り組んでいるところであり、当該年度に更新した管路延長の割合を示す「③管路更新率」は、前年度比0.04ポイント減の1.27%となりましたが、当年度に計画していた整備延長36kmについては予定通り達成しています。※数値訂正:(R2)1.16%⇒1.08%
全体総括
事業経営に当たっては、「福山市上下水道事業中長期ビジョン(経営戦略)と5年間の具体的な取組内容を示した「後期実施計画」に基づき、経営の健全化と市民サービスの維持・向上に取り組んでいます。一方、水道事業を取り巻く経営環境は、人口減少等に伴う水需要の低迷から水道料金収入の減少が避けられないだけでなく、物価や電気料金等が高騰した影響により建設投資や維持管理に必要な費用が増大しています。また、自然災害等による長期間の断水や老朽化に起因した管路破損事故を未然に防止するためには、管路の布設替えをはじめ、老朽化した浄水場など施設の更新・耐震化などの事業費が継続して必要となることから、大変厳しい状況が続くものと見込んでいます。水道は、市民生活や社会経済活動に欠くことの出来ないライフラインです。これからも、安心・安全な水を安定的に供給するため、適正な水道料金の体系と水準の検討も含め、施設の更新・耐震化に対する着実な投資と将来にわたって持続可能な経営基盤を確立することにより、市民に信頼される水道事業をめざしていきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の福山市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。