広島県福山市:福山市民病院の経営状況(最新・2024年度)
広島県福山市が所管する病院事業「福山市民病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、広島県東部地域の福山・府中二次保健医療圏において、「高度急性期」・「急性期」機能を担う基幹病院であり、県境を越えた岡山県西部地域からも多くの患者を受け入れています。また、三次救急医療を担う「救命救急センター」を併設し、「災害拠点病院」、「地域医療支援病院」及び「小児救急医療拠点病院」の指定も受けています。令和6年4月には、がん化学療法について、外来化学療法センターのベッドを20床から26床に増床し、年間8,000件を超える外来化学療法を実施しました。また、周産期医療体制の強化をめざし「産科セミオープンシステム」を導入しました。さらに周産期母子医療センターの開設に向け、新たに「プレNICU(3床)」を立ち上げ、後期早産児や低出生体重児に対応しています。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率、②医業収支比率ともに100%を下回る厳しい状況となっています。④病床利用率は81%程度と回復傾向にあり類似病院平均値を上回っていますが、新型コロナウイルス感染症流行前の水準には達していません。収益面では、⑤⑥入院・外来患者1人1日当たり収益は類似病院平均値を上回っています。なお、入院・外来収益ともに患者数の増、1人1日当たり収益の増により、増収となりました。費用面では、⑧材料費対医業収益比率について、類似病院平均値より高い水準が続いていることから、引き続き薬品費をはじめとした材料費の適正化に向けた取組を進めます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率については類似病院平均値を上回っており、全体として老朽化が進んでいる現状を示しています。これは建物のうち本館部分について、建設から47年を経過していることなどによるものです。一方で②器械備品減価償却率については、類似病院平均値を下回っています。これは病院の基幹システムである医療情報システムの再構築を行ったことにより、現行のシステムを除却したことなどによるものです。③1床当たり有形固定資産は前述の医療情報システムの再構築などにより増加しており、類似病院平均値を上回っています。令和5年度から本館の建替え工事に着手しているため、今後も当該数値の更なる増加が見込まれますが、引き続き計画的な施設・設備の更新、医療機器の整備に努めます。
全体総括
令和6年度決算では、入院患者数は増加したものの、病床利用率が新型コロナウイルス感染拡大前の水準にまで達していないことに加え、給与費をはじめとした費用が大幅に増加したことなどから赤字となりました。今後は、経営健全化のため、入院収益をはじめとした収益の向上や材料費などの費用の適正化に向けた取組を進めていく必要があります。引き続き、「質の高い安全な医療を通じて『安心と生きる力と安らぎ』を地域に提供するとともにこころ豊かな医療人を育成する」市民病院理念のもと、地域の医療機関等との連携を図りながら、高度で良質な医療の提供に努めます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
福山市民病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の福山市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。