収益等の状況について
所在ビルのテナントとして面積に応じた大規模修繕積立金(12,375千円)を主要因に当該駐車場単体では一般会計繰入金等を除くと赤字。令和3年度の料金収入はコロナ禍による減少から回復傾向に転じて増加。加えて同年度から算出方法を見直し、収益に一般会計繰入金及び同一会計の雁宿駐車場黒字分を含んだことで①収益的収支比率及び②他会計補助金比率、③駐車場台数一台当たりの他会計補助金額は上昇。⑤EBITDAも総収益の増加に伴い上昇した。④売上高GOP比率は前年度に実施された所在ビル管理会社による共益費免除(3か月分)が当該年度は無かったことで支出増となり下降した。※当該駐車場は雁宿駐車場と同一会計で運営している。
資産等の状況について
供用開始から約16年が経過しており、施設の経年劣化に対しては指定管理者による部分的な修繕を実施。その他では、駐車スペースを定期駐利便性向上のため、精算機を平成29年に更新し、高額紙幣対応やIC交通系カードによる支払いを可能にしている。地方公営企業法を適用していないため⑥有形固定資産減価償却率⑨累積欠損比率については、「該当なし」となっている。
利用の状況について
駅前という立地条件から、⑪稼働率は平均値より高くなっている。ビル利用客の増加から駐車場利用も増加傾向にあったが、令和2年度はコロナ禍によるビル内公共施設の利用制限や商業施設への外出控えから低下。当該年度はビル利用客の増加によって上昇したが、コロナ禍前の水準には戻っていない。
全体総括
コロナ禍による減収から回復傾向にあるものの、経営における大規模修繕積立金の負担が大きく黒字化は難しい。令和3年度から日中料金上限額や固定収入となる定期契約を導入しており、こうした新たな収入を積立金の負担減に繋げたい。経営戦略は令和2年度に策定済み(令和7年度に改定予定)。